『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』2027年5月7日米公開 2年連続で「アベンジャーズ」公開へ | VG+ (バゴプラ)

『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』2027年5月7日米公開 2年連続で「アベンジャーズ」公開へ

© 2022 Marvel

「アベンジャーズ6」は2027年公開

MCUの大規模クロスオーバー作品「アベンジャーズ」の第6弾が『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題:Avengers: Secret Wars)』のタイトルで2025年11月7日(金)に全米公開される。→2027年5月7日(金)米公開に変更。

米サンディエゴで開催されているコミコンで発表された。同時に発表された『アベンジャーズ5』は2026年に公開されるため、2026年と2027年は二年連続で「アベンジャーズ」映画が公開されることになる。

「シークレット・ウォー(ズ)」は、人気の原作コミックシリーズで、ファンの間ではかねてよりMCUフェーズ4が「シークレット・ウォー」に向かっていると言われていた。「シークレット・ウォー」では、MCUのメインユニバースでもあるアース616と、別のアースのヒーロー同士による衝突が描かれる。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022) で紹介された“インカージョン”が起きる中、アースの生き残りをかけた戦いが展開される。

MCUでは、インカージョンは、他のユニバースに干渉することで侵食を起こし、その宇宙の消滅を招くこととされていた。ドクター・ストレンジがインカージョンを起こし得る人物であることも紹介されており、フェーズ3以前からのキャラクターの数少ない生き残りであるドクター・ストレンジが新生アベンジャーズで中心的な役割を担うことは想像に難くない。

『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』では原作通りならばヒーロー同士の戦いが繰り広げられることになる。そうなれば『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2015)以来の展開だが、マルチバースをまたぐとなればその規模は大きく異なる。

なお、Disney+で配信されるアニメ『スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー(原題)』は、アース616のトム・ホランド版ピーター・パーカーが主人公ではないことが明かされた。こちらにはドクター・ストレンジも登場する予定だ。今回『シークレット・ウォーズ』の公開が発表されたことで、他ユニバースのヒーローの動きも見逃せなくなってきた。アース616とぶつかるのはどのアースなのか、あるいは予想もつかない展開が待っているのだろうか。

『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題:Avengers: Secret Wars)』は2025年11月7日(金)全米公開。

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同時に発表された映画『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ』についてはこちらから。

『カーン・ダイナスティ』は一時的に『アベンジャーズ5』にタイトルが変更された。詳しくはこちらから。

映画『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー』についてはこちらの記事で。

映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』特報の解説&考察はこちらから。

ケヴィン・ファイギが発表したMCUフェーズ5全作のまとめはこちらの記事で。

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齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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