『アクアマン』興行収入はどこまで伸びる?
破竹の勢いで記録樹立
世界中で大ヒットを記録したDC映画最新作『アクアマン』が、遂に日本でも公開された。ここまで『アクアマン』は、世界中のマーケットで大ヒットを記録。2018年12月7日(金)に先行公開された中国では、オープニング興行収入でワーナー作品歴代1位となる9,360万ドルを記録し、公開三日間で『ワンダーウーマン』(2017)の興行収入を抜き去った。2019年1月末には、全世界の興行収入が10億9,000万ドルに達し、『ダークナイト ライジング』(2012)を超えて、DC映画史上No.1を記録した。
日本公開でどこまで伸びる?
では、日本での公開によって、『アクアマン』の興行収入記録は、どこまで伸びることになるのだろうか。2019年2月8日(金)の日本での公開までに、『アクアマン』の累計興行収入は11億900万ドルを記録している。約11億1990万ドルを記録した『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003) 、約11億2,380万ドルを記録した『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(2011) に迫る数字だ。
日本では10億〜20億円?
日本で公開された直近のアメコミ映画を見てみると、『アントマン&ワスプ』(2018) は1,160万ドル、『ヴェノム』(2018) の1,910万ドルと、1,000万〜2,000万ドル=約10億〜20億円の成績に収まる傾向にある。超大作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018) の国内興収は3,390万ドル=約30億円。サム・ライミ監督の「スパイダーマン」シリーズのように、国内だけで60億円を突破する大ヒットは稀だ。
“キャップ超え”なるか
『アクアマン』の日本公開は、前述の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』、『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』を抜き去るには十分な追い風となるはずだ。だが、『アクアマン』が2018年12月21日(金)に公開された韓国では、4,000万ドルに迫る興行収入を記録している。日本でも大ヒットを記録すれば、いよいよ『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の11億5,330万ドルを超え、歴代興行収入19位にランクインすることも夢ではない。
日本に遅れてやってきたヒーローは、どれほどの爪痕を残すのか。
映画『アクアマン』は、2019年2月8日(金)より全国でロードーショー。
Source
Box Office Mojo