【アクアマン】「現代の子ども達が共感できるように」多民族の血を引くジェイソン・モモアの主演起用が持つ意味

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ジェイソン・モモア主演の意味をワン監督が解説

中国で大ヒット、アメリカでも話題に

DC映画最新作、『アクアマン』が世界中で公開され、中国の国内ワーナー映画のオープニング興行収入記録を塗り替えるなど、フィーバーを巻き起こしている。2019年1月末の時点でDC映画最高興収記録を達成し、あの『ダークナイト』(2008)、『ダークナイト ライジング』(2012) を超えたというのだから驚異的だ。

親世代のファンから「ありがとう、ワン監督」

そんな中、『アクアマン』の監督を務めたジェームズ・ワン監督の下に、小さな子どもを持つファンから感謝のメッセージが送られた。

『アクアマン』は、ネイティブハワイアンの血を引く俳優によって演じられた、アジア人と白人の混血のヒーローなんだ。私の子ども達も同じく混血だ。例え、映画自体が素晴らしいものでなかったとしても、この理由だけで大好きな作品になったね。ありがとう、ワン監督、本当に。

『アクアマン』で主人公のアーサー・カリーを演じたジェイソン・モモアは、ハワイの先住民やアイルランドをはじめとする様々な民族の血を引いている。映画の設定とも重なり、多様性のあるキャラクター像を創り上げている。多様な民族の血を引く子ども達にも勇気を与えるヒーロー映画を生み出したワン監督に、親として謝意を表明したようだ。

「現代の子ども達が共感できるキャラクターに」

このツイートに対し、ジェームズ・ワン監督は以下のように答えている。

アーサーはまさに混血のキャラクターなんだ。地上人と海底人のね。モモアが多民族の血を引いているということは、この設定とも辻褄が合うんだ。世界の多様性は増しているし、現代の子ども達が共感できるキャラクターが存在するというのは素晴らしいことだよ。私たちにとって、これはとても大切なメッセージだったんだ。

by ジェームズ・ワン

現実世界の人種の多様性を、主人公が異なる種族の血を引いているというSFならではの設定に置き換えることで、多様なルーツを持つ子ども達にも共感できるよう工夫が凝らされているというのだ。

劇中で語られるメッセージとは

もちろん、このキャスティング自体は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016) の指揮をとったザック・スナイダー監督によるもの。だが、前述のファンは、ワン監督のツイートに、「それが全てだよ。(劇中で) 彼が“混血 (half breed)”と呼ばれ、偏見を持たれるシーンが、自分の幼少時代の経験と、子ども達が同じ目にあうのではないかという恐怖に語りかけるんだ」と応答。劇中でもアーサーことアクアマンが“混血”であるという設定が、重要な意味を持っているのだ。
多様なルーツを持つジェイソン・モモアの起用と主人公・アクアマンの設定に、「現代の子ども達が共感できるように」とのメッセージが込められたという映画『アクアマン』。多様化する現代社会を象徴する作品に仕上がっている。

映画『アクアマン』は、2019年2月8日(金)より全国でロードショー。

Source
James Wan Twitter

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