【2020年10月4日22時25分更新】
『ザ・ボーイズ』シーズン2 第7話が削除
世相を反映させたストーリーと遠慮のない残酷描写などでAmazonナンバーワン人気ドラマの地位に上り詰めた『ザ・ボーイズ』(2019-)。2020年9月からは待望のシーズン2が配信されている。シーズン1の全話一挙公開という形式からは打って変わり、シーズン2は毎週金曜日に新着エピソードが公開されてきた。
ファンたちは毎週の新エピソードを楽しみに待っているのだが、最終話を目前に控えたシーズン2エピソード7「発火」がAmazonプライムビデオから削除されるという珍事が発生。Amazonからは正式な発表はないが、第7話が10月2日(金)に一時公開されたことは間違いない。バゴプラ編集部でも既にネタバレ解説記事を公開している。
第7話が削除されたのは10月3日土曜日の午後と見られ、土日の間にいつも通り『ザ・ボーイズ』最新話を観ようとしていたファンから落胆の声があがっている。10月4日(日)16時現在、まだシーズン2第7話は戻ってきていない。一体何があったのだろうか。
【2020年10月4日22時25分追記】
10月4日(日) 22時20分頃、『ザ・ボーイズ』シーズン2第7話「発火」の配信が復活していることが確認された。修正箇所も明らかに。その結果は、この記事を読み進めていただきたい。
削除された理由は?
ネタバレしない範囲で予想すると、第7話が削除された理由はエピソード中に流れるポルノ映像に修正が入っていなかったことが原因だと考えられる。海外では第7話が削除されたという報道は見られず、第7話の削除が日本のAmazonだけの処置である可能性が高い。そうであれば、成人向けコンテンツであっても猥褻物にはモザイクを入れなければならないという日本の慣習が適用されていると考えられる。
『ザ・ボーイズ』シーズン2エピソード7には、他にも際どいシーンは山ほどある。だが、海外はOKで日本はダメという基準に照らし合わせれば、自然と削除された原因は見えてきそうだ。
修正箇所が明らかに
そして、シーズン2第7話が再配信された結果、14:01〜のシーンに映るポルノ映像にボカシが入っていることが確認された。やはり、無修正の猥褻物が配信されたことに問題があったようだ。衝撃の残酷描写には一切手が加えられていないのだから、流石 (?) である……。
日本の規制の内にはとどまれなかった『ザ・ボーイズ』シーズン2。伝説の無修正版を見ることができたファンはラッキーだったかも?
各話の裏側が語られるアフターショー『Prime Rewind:「ザ・ボーイズ」の裏側』はエピソード7の回が公開中 (ネタバレ注意)。
『ザ・ボーイズ』シーズン2はAmazonプライムビデオで独占配信中。
原作コミックの日本語版はG-NOVELSより発売中。
バゴプラでは『ザ・ボーイズ』シーズン2全話のネタバレ解説記事を配信中。