【あらすじ】NetflixのベルギーSFドラマ『イントゥ・ザ・ナイト』 太陽光から逃れるべくフライトは西へ飛び続ける【原作はポーランドのSF小説】 | VG+ (バゴプラ)

【あらすじ】NetflixのベルギーSFドラマ『イントゥ・ザ・ナイト』 太陽光から逃れるべくフライトは西へ飛び続ける【原作はポーランドのSF小説】

Netflix

NetflixがポーランドのSF小説を実写ドラマ化

Netflixからベルギー制作のオリジナルSFドラマ『イントゥ・ザ・ナイト』が2020年5月1日(金)より配信を開始する。同作の設定は、地球上で太陽光を浴びた者が死滅してしまうという異常現象が発生する中、深夜にブリュッセルを発ったフライトが太陽を避けるために西へ飛行を続けるというもの。

こちらが英語版のトレーラーだ。

ベルギー出身のインティ・キャルファット、ディルク・フェルヘイエが監督を務め、同作の原作となったポーランドのSF小説『The Old Axolotl』の著者ヤチェク・ドゥカイも製作総指揮として参加する。製作はベルギーのブリュッセルに拠点を置くEntre Chien et Loupが担当する。Netflixがベルギーを拠点に置いてオリジナルシリーズを制作するのは初めてのこと。

『イントゥ・ザ・ナイト』のあらすじは?

『イントゥ・ザ・ナイト』では、フランスやドイツなど、ヨーロッパの俳優を中心に国際色豊かなキャストが登場する。たまたま深夜便に乗り合わせた乗客と乗員たちは、国籍も世代も階級も異なる人々。軍人もいれば、老人に青年もいる。だが、太陽の光を避けるために西を目指して飛び続けるというたった一つの目的を共有している。

一行を襲うのは燃料切れなどの物理的な危機だけでなく、互いに対する疑心暗鬼と自分だけは生き延びたいという利己心だ。脚本とショーランナーを担当するジェイソン・ジョージは、『イントゥ・ザ・ナイト』のテーマについて以下のように語っている。

単純明瞭なスリラー映画である『イントゥ・ザ・ナイト』は、近年よく聞かれる「人々はより大きな目的のために一致団結できるのか、それとも、自己の利益を優先しバラバラになってしまうのか」という疑問を投げかける作品です。

『イントゥ・ザ・ナイト』では、話す言語も異なる他人同士が友情を育み、争いながらも、迫り来る世界の終末から逃れようとする物語が描かれる。

SF作品が続々登場

Netflixは、1963年に発表された名作小説『中継ステーション』の実写映画化も発表している。2019年6月にはオーストラリア発のSFスリラー映画『アイ・アム・マザー』の配信を開始した他、Netflix初となるアフリカ発のSFオリジナルアニメ『Mama K’s Team 4』の配信も予定している。

『イントゥ・ザ・ナイト』は全6話の構成で、2020年5月1日(金)よりNetflixで配信開始。

『イントゥ・ザ・ナイト』(Netflix)

VG+編集部

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