『ラブ、デス&ロボット』「ロボット・トリオ」の“オレンジのやつ”——K-VRCが人気に

ライター

『ラブ、デス&ロボット』のあのキャラが人気に

「ロボット・トリオ」のオレンジロボット

Netflixのオリジナル・アニメアンソロジー『ラブ、デス&ロボット』が話題になっている。18作のSF短編アニメで構成される同シリーズでは、ダークなストーリーと大人向けの表現が散りばめられており、“短編アニメ版『ブラック・ミラー』”との呼び声も高い。『ラブ、デス&ロボット』では、ケン・リュウの星雲賞受賞作品「良い狩りを」のアニメ化作品も公開されている。3作品の原作を手がけたジョン・スコルジーは、Twitter上で自ら、自身の作品を手がけたスタッフを紹介している。

オレンジのアイツが人気に

『ラブ、デス&ロボット』の魅力的な作品群の中でも人気を呼んでいるのは、ジョン・スコルジーが原作を手がけた「ロボット・トリオ」。そして、そこに登場するオレンジ色の小さなロボット、“K-RVC”がSNSを中心に人気を呼んでいる。自作のイラストを公開するファンや、K-RVCを主人公としたシリーズの制作を望む声も。“LEGOメカ造形師”のLu Simは、自作のK-RVCフィギュアを公開。見事なクオリティの作品に仕上げている。

先祖はベビーモニター

K-RVCは、作中で自信を「ベビーモニターの家系」と話している。ベビーモニターとは、赤ちゃんの様子を映像で確認するためのマシーン。赤ちゃんの近くにカメラを置き、親が台所で洗い物などをしていても、ディスプレイで子どもの様子を確認できる。このベビーモニターが進化した結果、人工知能を搭載し、言葉まで習得できるようになったのだろうか。K-RVCは他の二体と異なり、頭部にディスプレイが付いているが、これはベビーモニターの名残だろう。このディスプレイによって、K-RVCは豊かな表情が表現できるキャラクターに仕上がっている。また、ディスプレイには文字を表示することもできるため、コミカルな演出が可能となっている。

声を担当したのは…?

K-VRCを演じた声優も豪華だ。英語版では、俳優としても活躍するジョシュ・ブレナーが声優を務めた。ブレナーは、ドラマ『シリコンバレー』の“ビッグヘッド”ことネルソン・ビゲティ役でも知られる。「ロボット・トリオ」のアニメーション制作を手がけたBlow Studioは公式Twitterで、ブレナーの素晴らしい演技が「K-VRCが人気キャラクターとなった理由の一つ」と賞賛してる。

日本語吹き替え版では、「機動戦士ガンダムSEED」シリーズのアスラン・ザラ役等で知られる石田彰が演じている。両者ともに、K-VRCにロボットらしからぬ陽気な性格を吹き込むことで、人類滅亡後の世界を描く「ロボット・トリオ」という作品に独特の明るさをもたらしている。

『ラブ、デス&ロボット』も「ロボット・トリオ」も、シリーズ化を望む声は大きい。人気キャラクターの誕生は、今後の展開にどのような影響を与えるのだろうか。このSF短編アニメシリーズがどのように進化していくのか、今後の動向に注目しよう。

『ラブ、デス&ロボット』Netflix

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via: Blow Studio ©︎Netflix

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