「はるこん2020+1」は4月17日&18日! 川崎市で開催のSFイベント ゲストにエリザベス・ベアとシライシユウコ | VG+ (バゴプラ)

「はるこん2020+1」は4月17日&18日! 川崎市で開催のSFイベント ゲストにエリザベス・ベアとシライシユウコ

©Copyright 2009 - 2021 はるこん実行委員会 All rights reserved. / イラスト:シライシユウコ

「はるこん2020+1」が川崎で開催

日本を代表するSFイベントの一つ「はるこん」が、2021年4月17日(土)から18日(日)にかけて2年ぶりに開催される。昨年4月に開催を予定していた「はるこん2020」は開催が延期されており、2021年の「はるこん」は「はるこん2020+1」と題して川崎市国際交流センターで開催されることになった。毎回「はるこん」の目玉企画になっている海外GOH(ゲスト・オブ・オナー)として、エリザベス・ベアがリモートで登壇。イラストレーターのシライシユウコがGoHとして出演する。

©Copyright 2009 – 2021 はるこん実行委員会 All rights reserved. / イラスト:シライシユウコ

エリザベス・ベアはヒューゴー賞短編小説部門を受賞した「受け継ぐ者」や同中編小説部門を受賞した「ショゴス開花」などで知られる。日本では早川書房から《サイボーグ士官ジェニー・ケイシー》シリーズ (月岡小穂 訳)、東京創元社から『スチーム・ガール』(赤尾秀子 訳) が刊行されている。

¥1,100 (2024/07/27 10:30:14時点 Amazon調べ-詳細)

シライシユウコは伊藤計劃の『ハーモニー』やS-Fマガジン編集部 編『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』などの装丁イラストで知られる。2020年には、第51回星雲賞でアート部門を受賞した。

早川書房
¥968 (2024/07/27 10:30:15時点 Amazon調べ-詳細)

また、国内の作家では勝山海百合門田充宏久永実木彦らが参加を表明している。勝山海百合は「待てば海路の日和あり」と題して、Kaguya Planetのインタビューでも触れられた自作の海外翻訳について語る。

「はるこん」は、日本で二度目のワールドコン(世界SF大会)の開催を目指すSFファン達が主催するコンベンション。SFを通じて、国や世代、ジャンルを超えた交流を広げていくことをテーマに掲げる。「はるこん」実行委員会は、日本SF大会や京都SFフェスティバル、文学フリマといったイベントで積極的な活動を続けている。

「はるこん2020+1」開催概要
日程:2021年4月17日(土)、18日(日)
会場:川崎市国際交流センター
参加方法:こちらから

はるこん ホームページ

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。 お問い合わせ

関連記事

  1. 原爆投下から73年—SFは核とどう向き合うか

  2. 第10回中国星雲賞発表 長編部門は灰狐『固体海洋』、特別賞に『流転の地球』郭帆とヒューゴー賞受賞の郝景芳

  3. マーベル、ディズニー、ワーナー…米スタジオも黒人差別に抗議、 #BlackLivesMatter 掲げる

  4. 第51回星雲賞発表 長編部門は小川一水『天冥の標』メディア部門に『彼方のアストラ』【受賞作リスト掲載】