Disney+でアクセスに問題
Disney+の人気ドラマ『ワンダヴィジョン』の最終話にあたる第9話の配信が日本時間の2021年3月5日(金)よりスタートする予定だったが、世界中でDisney+にアクセスできないとの報告が相次いでいる。この日は、ディズニーアニメ映画最新作『ラーヤと龍の王国』の配信開始も同時刻の午後5時に設定されており、世界的にアクセスが集中した結果と見られる。
『ラーヤと龍の王国』は3月5日に劇場公開されると同時に、2980円 (税抜) を追加で支払うことで視聴できるDisney+プレミアアクセスでオンライン配信される予定になっていた。『ワンダヴィジョン』を巡っては、2月19日の第7話配信の際にも一部デバイスで再生ができないというエラーが発生し、Disney+公式が謝罪を行なっていた。
本日配信開始の『ワンダヴィジョン』第7話につきまして、現在一部のデバイスにて再生できない、ダウンロード後の再生ができない事象が発生しております。
解消に向け、現在対応を行っております。ご利用の皆様にはご不便とご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) February 19, 2021
『ワンダヴィジョン』はMCU最新作となる連続ドラマで、1月15日より毎週最新話を公開してきた。パンデミックに見舞われた2020年はMCU作品の公開がなく、ファンにとっては『スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム』(2019) 以来の新作。『ラーヤと龍の王国』も『アナと雪の女王2』(2019) 以来のディズニーアニメ最新作とあって期待が高まっていた。また、主人公ラーヤの声を「スター・ウォーズ」続三部作でローズ役を演じたケリー・マリー・トランが担当することになり、話題となっていた。
17時28分、ディズニープラス公式はTwitterアカウントにて「アプリが起動しない」「齋藤隼飛が正しく表示されない」という事象が発生していることを報告し、謝罪した。
本日(3/5)17時頃より、ディズニープラスがご利用できない事象が発生しております。
・アプリが起動しない
・サイトが正しく表示されない解決に向け、現在対応を行っております。
ご利用の皆様にはご不便とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) March 5, 2021
また、米Hollywood Reporterも同様に英語圏におけるこの事象を報じている。
追記:3月5日(金)17時45分ごろより、アクセスが復旧した模様。
配信プラットフォームでのドラマ配信では、Amazonプライムの『ザ・ボーイズ』第7話が日本でのみ一時削除され、話題となったこともあった。