『地球外生物の世界』シーズン1がスタート
Netflixから科学 (サイエンス) と空想 (フィクション) を融合させたドキュメンタリーシリーズが登場する。『地球外生物の世界』(原題: Alien World) は、地球の生命の法則から地球外生物=エイリアンの姿を導き出すNetflixオリジナルのドキュメンタリーシリーズ。シーズン1は2020年12月2日(水) から配信を開始する。
“科学ドキュメンタリー” “生態系ドキュメンタリー” にカテゴライズされているこの作品では、地球外生物の生態系を科学的に導き出していく。単なる空想を映像にするのではなく、ハヤブサのように狩りの際に翼を畳んで急降下する飛行生物など、地球上の生物の生態を参考にしながらエイリアンの姿や習性を提示していく。
『地球外生物の世界』では、地球へ向かう生命体が存在している可能性にも言及。壮大なスケールの映像と音楽と共に、人類の英知を結集して“未知”を探る。アジア初のヒューゴー賞を受賞したSF小説『三体』の著者である劉慈欣も、「世界SF会議」などで、地球外の文明との接触について現実的な準備が必要と述べていた。SFがパンデミックを予見したように、まだ見ぬものへの思考実験を通して未来に備えることができるだろう。
なお、英語のナレーションを務めるのは『ホテル・ルワンダ』(2004) でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた俳優ソフィー・オコネドーだ。ソフィー・オコネドーはNetflixオリジナルドラマ『ラチェッド』(2020) にもシャーロット・ウェルズ役で出演している。
Netflixオリジナルドキュメンタリー『地球外生物の世界』は、2020年12月2日(水)より配信開始。