『野球SF傑作選 ベストナイン2024』5月27日発売
『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books/社会評論社、齋藤隼飛編)が5月27日(月)に刊行される。本書は「今読んで面白い野球SF短編」をテーマに、野球SFを集めた短編集。小松左京「星野球」、新井素子「阪神が、勝ってしまった」といった名作から新鋭作家の話題作まで、全9編を収録している。
小説だけでなく、コラムやエッセイ、作品解説も充実。野球ファンも野球やSFに詳しくない人も最後まで楽しめる構成になっている。
『野球SF傑作選 ベストナイン2024』収録作品(収録順)
水町綜「星を打つ」
溝渕久美子「サクリファイス」
関元聡「月はさまよう銀の小石」
暴力と破滅の運び手「マジック・ボール」
小山田浩子「継承」
新井素子「阪神が、勝ってしまった」
鯨井久志「終末少女と八岐の球場」
小松左京「星野球」(+小松実盛による作品解説)
青島もうじき「of the Basin Ball」(+平大典による作品紹介)
エッセイ:高山羽根子「永遠の球技」
コラム:千葉集「わたしの海外野球SF短編ベストナイン」
作品解説:磯上竜也
『野球SF傑作選 ベストナイン2024』は、5月6日(月・祝)の23時59分まで好評につき5月14日(火) 23時59分まで先行予約を受付中!
SFレーベルKaguya Booksのキャラクターカード「プロかぐやTipsカード」を先行予約の購入者全員にプレゼント、参加筆者一名のサイン入り野球ボールが10人に1人当たるキャンペーンを実施中(サインの筆者はランダム)。
書籍は5月27日に書店に並ぶ予定で、先行で予約した方には5月17日〜20日頃を目処にお届け。先行予約の受付期間は5月14日(火) 23時59分までとなっているので、お見逃しなく!
『野球SF傑作選 ベストナイン2024』書籍情報
編者:齋藤隼飛
発行:Kaguya Books
発売:社会評論社
刊行日:2024年5月27日
価格:1,500円(税込1,650円)
目次
- はじめに
- 水町綜「星を打つ」
- 溝渕久美子「サクリファイス」
- 関元聡「月はさまよう銀の小石」
- 千葉集「わたしの海外野球SF短編ベストナイン」
- 暴力と破滅の運び手「マジック・ボール」
- 小山田浩子「継承」
- 新井素子「阪神が、勝ってしまった」
- 高山羽根子「永遠の球技」
- 鯨井久志「終末少女と八岐の球場」
- 小松左京「星野球」
- 青島もうじき「of the Basin Ball」
- 磯上竜也 作品解説
- 編者あとがき
装画・装幀:谷脇栗太
サイズ:文庫本 304頁
編者・齋藤隼飛:1991年生。大学卒業後、米国で教育業に従事する傍らマネジメントを学ぶ。2018年よりSFメディア・バゴプラでSF作品の解説・考察記事を多数執筆。訳書に『ホークアイ マーベルドラマシリーズ オフィシャルガイド』(カドカワムック)、編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーン化、協同組合か』(社会評論社)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』(Kaguya Books/社会評論社)で編集担当。
齋藤隼飛 編『野球SF傑作選 ベストナイン2024』のより詳細な情報はこちらの記事で。
Kaguya Booksからは日本SF作家クラブ編『SF作家はこう考える 創作世界の最前線をたずねて』が4月27日(金)発売。
糸川乃衣『我らは群れ』は電子書籍で発売中。