ジェームズ・ワン監督が未来のクリエイターにアドバイス
ヒーロー映画を“万人向け”に引き上げた『アクアマン』
大ヒットを記録し、続編の制作・公開も決定した『アクアマン』。指揮を撮ったジェームズ・ワン監督は、子ども達に伝わるメッセージや表現を取り入れながらも、同作を完成度の高い作品に仕上げた。“大人向け”コンテンツになりつつあったスーパーヒーロー映画を、万人向けのジャンルへと引き上げたのだ。
そんなジェームズ・ワン監督が、映画製作を志す若い人々へ向け、あるメッセージを贈っている。『アクアマン』を、スーパーヒーローの単独映画としては史上最大のヒットに導いた名監督は、未来のクリエイターにどのような助言を贈ったのだろうか。
ワン監督からのメッセージ
ジェームズ・ワン監督のメッセージを確認できるのは、DCコミックスの公式チャンネル・DC Kidsが配信するインタビューでの一コマ。ティーネイジャーのアナレイ・T・ソンとジェット・ベッドナーがワン監督にインタビューを行う企画だ。
インタビューの途中、アナレイが「監督をやってみたいと思っているのですが、」と切り出すと、ワン監督は間髪入れずに「ファンタスティック!」と応答。「私のような映画監督になりたいと思っている若い人たちに向けて、アドバイスはありますか」というアナレイの質問に、以下のように答えた。
今は映像を撮ることは簡単にできますよね。スマホや小さいカメラを使ってね。何かを撮って、編集するだけです。それが一番の近道でもあるんです。たくさん撮って、たくさん脚本を書いて、どんどん成長していく。大切なのは実践です。
映画製作に取り組み続けてきたワン監督
『アクアマン』は、ジェームズ・ワン監督にとって初めてのアメコミ作品。これまでは、「ソウ」シリーズをはじめとするホラー作品や、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)などの作品で知られていた。自身11作目となる監督作品の『アクアマン』で、アメコミスーパーヒーロー映画の歴史を塗り替える名作を生み出したのだ。「大切なのは実践です」——作り続けること、取り組み続けることの大切さを知るジェームズ・ワン監督らしい、未来のクリエイターへの助言だと言える。このワン監督の言葉を受け、将来、どのような新たな才能が登場するのだろうか。
映画『アクアマン』は、2019年2月7日(金)より全国でロードショー。
Source
DC Kids YouTube