『MGS3』リメイク『メタルギア ソリッド デルタ:スネークイーター』発表 小島秀夫監督の関与は不明 | VG+ (バゴプラ)

『MGS3』リメイク『メタルギア ソリッド デルタ:スネークイーター』発表 小島秀夫監督の関与は不明

©Konami Digital Entertainment

『MGS3』が蘇る

2004年に発売された不朽の名作ゲーム『メタルギアソリッド3 スネークイーター』が、『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER(メタルギア ソリッド デルタ: スネークイーター)』として、PS5/Xbox Series X|S/Steam向けにリメイクされることが発表された。価格や発売時期は未定となっているが、同時に発表された歴代シリーズのコレクション第1弾『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』は、2023年秋に発売するという。

今回の『メタルギア ソリッド デルタ』の発表に際しては、開発チームより以下のコメントが発表されている。

原作ファンに配慮してか、「ゲームデザインを忠実に再現」「発売当時のゲームをそのままに」という表現が用いられている。また、声優やストーリーについては原作のままであることも発表されており、慎重を期した発表になっている印象だ。一方で、シリーズの“原作者”である小島秀夫監督(現・コジマプロダクション代表)が本リメイク作に関与しているかどうかは、発表時点で明らかになっていない。

「メタルギア ソリッド」をめぐっては、小島秀夫監督のコナミ退社後に同監督が関与していない『メタルギア サヴァイヴ』(2018) が発売されたが、それから5年間は続編等は発表されていない。一方で、実写映画版『メタルギア ソリッド』の制作は進められており、こちらは指揮をとるジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督が小島監督に相談しながら制作に取り組んでいる。

なお、実写映画版『メタルギア ソリッド』は、2020年12月にオスカー・アイザックが主人公のスネークを演じることが発表されている。

「メタルギア ソリッド」シリーズは、“反戦反核”をテーマにしたゲームシリーズで、『メタルギアソリッドV ファントムペイン』(2015) まで、“スネーク”たちの物語が描かれた。国家や社会をめぐる重厚なストーリーが魅力で、SFシリーズとしても世界で高い評価を受けている。

『メタルギア ソリッド 3 スネークイーター』は2004年にプレイステーション2向けに発売された作品で、シリーズの中でもファンから人気の作品として知られる。冷戦下の1964年を舞台にネイキッド・スネークを主人公として、スネークの師匠でソ連に亡命したアメリカの英雄ザ・ボスとの物語を通してビッグボスのオリジンが描かれる。

小島秀夫監督は2015年のコナミ退社後にコジマプロダクションを創設。ゲーム『DEATH STRANDING』を2019年に発表した。2022年には『DEATH STRANDING 2』の制作も発表されている。『メタルギア ソリッド デルタ』の発表後、小島監督は自身のTwitterではこの話題に触れていない。本作は「メタルギア」の歴史の中でどのような位置付けになるのか。今後の展開に注目したい。

『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』はPS5/Xbox Series X|S/Steam向けに発売予定。

『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』ティザーサイト

映画版『メタルギア ソリッド』についてジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督が語った内容はこちらから。

小島秀夫監督が語った映画とゲームの未来についてはこちらの記事で。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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