Netflix『ブラック・ミラー』に視聴者が展開を選べるエピソード——SFとインタラクティブコンテンツの融合が加速

via: Netflix Media Center

『ブラック・ミラー』シーズン5で新たな挑戦

Netflixの人気SFアンソロジー第5弾

Netflixの人気SFアンソロジードラマ『ブラック・ミラー』のシーズン5が、2018年12月に配信されることが分かった。米ブルームバーグが報じた。更に、Netflixは新たな試みとして、物語の展開を視聴者が選べる機能を採用する。ドラマ作品では、『ブラック・ミラー』シーズン5に収録されるエピソードの一つでお披露目となるようだ。

9月にはエミー賞脚本賞受賞

『ブラック・ミラー』は、1話完結のSFドラマシリーズで、テクノロジーの進歩をテーマにしつつも、人間の心の在り方を問う物語が展開されている。来たる社会に警鐘を鳴らす先見性と登場人物の等身大の心理描写、そして独特な後味の悪さが人気の理由だ。
元々はイギリスのチャンネル4で放送されていたが、2015年にNetflixが権利を買収し、シーズン3からはNetflixで独占配信されている。9月に発表されたエミー賞では、シーズン4エピソード1の「USS Calister (邦題:宇宙船カリスター号)」がリミテッド・シリーズ部門の脚本賞を受賞した。同シリーズのエミー賞受賞は初で、名実ともに歴史に残るドラマシリーズとなった。

SFとインタラクティブコンテンツ

自ら物語を選ぶことができるSF作品といえば、PS4ソフトの『デトロイト ビカム ヒューマン』(2018)。今年5月にソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE) から発売されると、世界中で高い評価を受けた。『デトロイト ビカム ヒューマン』では、アンドロイドが人間の代わりに労働を担うようになった2038年を舞台に、プレイヤーの選択によって物語が様々に変化する。同作は、“if”の物語を描き出すSFと、消費者に選択肢を与えるインタラクティブコンテンツの相性の良さを改めて提示する作品となった。

ストリーミングメディアの台頭により、ドラマの世界にもゲーム的な“選択”の要素を取り入れることが容易となった。「現実がSFに追いつく時代」と言われている昨今だが、作品も視聴者の行動とリンクさせる物語が増えていきそうだ。『ブラックミ・ラー』を通して展開されるNetflixの新たな挑戦に注目しよう。

Source
Bloomberg

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