『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』ついに配信開始
2021年3月19日(金)、遂に待望のマーベルドラマ最新作『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』がDisney+で配信を開始。3月5日(金)に最終回を迎えた『ワンダヴィジョン』に続き、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の物語が描かれる。
特にファルコンについては、製作総指揮兼脚本のマルコム・スペルマンが、黒人であるサムがキャプテン・アメリカの盾を受け継いだことに焦点を当てると明言。音楽を担当するヘンリー・ジャックマンは、現在進行形でアメリカ社会が向き合う重いテーマが扱われるということを明かしている。
一方で、ファルコンことサム個人の心境はどのようなものなのだろうか。マーベル公式が開催した『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のバーチャル・ローンチ・イベントで、サムを演じるアンソニー・マッキーが、サムの内面について語った。
以下の内容は、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の内容に関するネタバレを含みます。
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』サムの心境は?
同イベントでは、司会者がアンソニー・マッキーに、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』における“サムの心境”について質問。「ファンが最後に見た場面では、ファルコンはキャプテン・アメリカの盾を託されていました。とても重要な瞬間でしたよね。このシリーズに入るにあたってのサムの心境はどのようなものだったのでしょうか」という問いに対し、アンソニー・マッキーは以下のように答えている。
このシリーズ (『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』) は“ポスト指パッチン”を描いています。サムは5年間消えていた身なので、どのようにして社会に戻っていけるかということも心配しています。だから余計にスティーブのことを恋しく思っているんですよ。スティーブはサムの友人であり、今のサムを作り上げるきっかけになった人物ですから。どのようにして前に進んでいけるかということを考えているんです。
ファルコンはウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズと同じく、サノスによるデシメーション (指パッチン) で5年間姿を消していた。サムは『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で、社会への復帰と、自身がヒーローになるきっかけを作った友人キャプテン・アメリカの引退、そして“盾の継承”というテーマと一度に向き合うことになる。
『ワンダヴィジョン』で描かれたワンダやモニカも同じくデシメーション組。5年のブランクを抱え、世界の変化に直面しながらも、自身の内面と向き合う物語が展開された。世界が大きな変化を経験したコロナ禍の現実を生きる私たちとも重なる部分があるかもしれない。『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で描かれるサムの心境に注目しよう。
ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は2021年3月19日(金)より、Disney+で独占配信。
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Marvel Entertainment YouTube