『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』コリン役のウィル・ポールターがTwitterを休止——「これで終わりではない」 | VG+ (バゴプラ)

『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』コリン役のウィル・ポールターがTwitterを休止——「これで終わりではない」

via: Screenshot on 『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』 Netflix

『バンダースナッチ』コリン役俳優がTwitter休止を宣言

注目を集めたコリン・リットマン

視聴者の選択次第でシナリオが変わるインタラクティブコンテンツとして注目を集める『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』(2018)。その中でも圧倒的な存在感を発揮して人気を集めたのが、カリスマゲームクリエイターのコリン・リットマンだ。コリンは、主人公ステファンの先輩クリエイターとして、「バンダースナッチ」の開発に手こずるステファンを導いていく。コリンの自宅で披露される“演説”は圧巻。コリンを演じたイギリス人俳優のウィル・ポールターにも改めて注目が集まっている。

『バンダースナッチ』公開から一週間足らず…

そんなウィル・ポールターが、『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』の公開直後、2019年1月の頭に、突如としてTwitterから手を引くことを表明した。2018年12月28日に『バンダースナッチ』が公開されてから、わずか6日目のこと。彼に一体何が起きたのだろうか。

ファンへの感謝を表明

ウィル・ポールターは、iPhoneのメモ機能を利用してファンへのメッセージを投稿している。

冒頭、「ここ最近の経験に照らし合わせて」、Twitterから距離を置くことを「選ぶ」と宣言。その上で、ファンへの感謝をつづっている。

その前に、『バンダースナッチ』を見てくれた皆と、僕たちが作った“題材”に対する皆の反応 (それがどんなものであれ) に心の底からお礼を言いたい。

by ウィル・ポールター

その理由は…?

また、「全ての批判を受け止める」とした上で、Twitterから距離を置く理由については、こう語った。

皆が知っているように、ソーシャルメディアとの関わり方にはバランスというものがあるんだ。楽しくてポジティブな面もあれば、避けるべきだが避けられないようなネガティブな面もある。このバランスが、僕がずっと悩んでいたことで、自分の心の為にソーシャルメディアとの付き合い方を変える時が来たと感じたんだ。

by ウィル・ポールター

このように、以前からソーシャルメディアとの付き合い方について苦悩していたことを告白。『ブラック・ミラー: バンダースナッチ』で更に注目を集めることになったこのタイミングでの休止を決めたようだ。

「これで終わりではない」

ウィル・ポールターは、コリン風の絵文字と共に「これで終わりではない。別の道を考えるんだ」と、『ブラックミラー: バンダースナッチ』を思わせるセリフをつづり、「愛を込めて。ウィル」と締めくくった。2019年1月13日現在、ポールターのTwitterアカウントは削除されておらず、ポールターは今後も、チャリティ団体やいじめの撲滅に取り組む団体のアカウントを通じて発信を続けていくという。彼の言う通り、Twitterを休止するということは、「終わり」を意味するものではない。『バンダースナッチ』の視聴者と同じく、彼もまた、別の道を“選択”したのだ。

Source
Will Poulter Twitter

VG+編集部

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