Amazonからまたも注目のSF作品が登場
Amazonプライムビデオで、AmazonオリジナルのSFアニメ『アンダン〜時を超える者〜』が2019年9月13日 (金) に配信を開始する。Netflixオリジナルのコメディアニメ『ボージャック・ホースマン』(2014-) を手がけたラファエル・ボブ=ワクスバーグとケイト・パーディのタッグが製作を担当、『アリータ: バトルエンジェル』(2019) で主役のアリータ役を務めたローサ・サラザールが主演を務める。主人公・アルマの父・ジェイコブをボブ・オデンカークが演じる。『アンダン〜時を超える者〜』は、米国でも9月13日から配信を開始する予定だ。
Amazon初のロトスコープアニメ
『アンダン〜時を超える者〜』の特徴は、Amazon初のロトスコープアニメーションを採用している点だ。ロトスコープとは、一度実写で撮影した映像をトレースしてアニメ化する手法のこと。これにより実写ドラマのような、よりリアルな演出が可能になっている。
One moment can change a life. Watch this exclusive #SDCC teaser for our new original series, #Undone. Coming soon. pic.twitter.com/D7vKGvdnY0
— Amazon Prime Video US (@PrimeVideo) 2019年7月18日
アニメならではのタイムスリップ演出
ロトスコープアニメーションを活用したリアルな演技が魅力の『アンダン〜時を超える者〜』だが、この作品の特徴はタイムスリップSFであるという点だ。
『アンダン〜時を超える者〜』で描かれるのは、交通事故をきっかけにタイムトラベルの能力を得た主人公アルマの物語。過去に殺されたはずのアルマの父・ジェイコブが能力を手に入れた彼女の前に現れ、アルマにタイムトラベルの訓練を施す。アルマはタイムスリップしてジェイコブを死から救おうとするが、タイムトラベルの能力を制御できずに苦しむ。
そして、このタイムスリップ描写が『アンダン〜時を超える者〜』の魅力の一つ。アニメならではの演出で、見るものをアッと驚かせてくれる。実写ドラマのようなリアリティとアニメならではの映像演出に注目だ。
Amazon SF が強い
いよいよAmazonオリジナルの注目アニメが登場することになったが、2019年11月15日には大注目のAmazonオリジナルドラマ『高い城の男』のファイナルシーズンの配信開始が予定されている。7月26日にはアメコミ作品を原作とした『ザ・ボーイズ』シーズン1が配信開始となり、瞬く間に大ヒットを記録。AmazonのSFシリーズが注目を集める中で、アニメ『アンダン〜時を超える者〜』もこの波に乗ることができるだろうか。
『アンダン〜時を超える者〜』は、2019年9月13日 (金) よりAmazonプライムビデオで独占で配信。
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Amazon Studios