『ザ・ボーイズ』原作コミックのエンディングから12年後を描く『ザ・ボーイズ : ディア・ベッキー』が米で発売 ブッチャーの妻ベッキーに焦点【あらすじ】 | VG+ (バゴプラ)

『ザ・ボーイズ』原作コミックのエンディングから12年後を描く『ザ・ボーイズ : ディア・ベッキー』が米で発売 ブッチャーの妻ベッキーに焦点【あらすじ】

2020 Dynamite

ドラマで人気に火がついた『ザ・ボーイズ』

アメリカンコミックスの出版社、ダイナマイト・エンターテインメントより、発売された人気コミック『ザ・ボーイズ』(2006-2012)の新作が登場する。『ザ・ボーイズ』は2019年にAmazonプライムビデオで実写ドラマ化され、2020年9月にはシーズン2が配信される。ドラマ版の『ザ・ボーイズ』の元になったコミックのオリジナル版は全72話が刊行され、日本ではG-NOVELSから全3巻で日本語訳が発売されている。

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『ディア・ベッキー』のあらすじは?

2020年4月1日にアメリカで発売される新作のタイトルは『ザ・ボーイズ : ディア・ベッキー (邦題未定, 原題: The Boys: Dear Becky)』。オリジナル版を手がけたライターのガース・エニスと、イラストレーターのダリック・ロバートソンが再登板する。「Dear Becky」という副題の通り、ザ・ボーイズを率いるビリー・ブッチャーの妻であるベッキー・ブッチャーに焦点を当てた作品になるようだ。

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この表紙、よく見るとオリジナル版の第1巻のカバーと対になっている。ザ・ボーイズのメンバーが覗き込んでいた視線の先には、ベッキーの姿があったのだ。

『ザ・ボーイズ : ディア・ベッキー』で描かれるのは、前作のラストから12年後。スコットランドに戻ったヒューイは、ようやく平穏な日常を手に入れようとしていた。だが、ヒューイのもとにある文書が届いたことがきっかけとなり、ヒューイはザ・ボーイズの知られざる物語を知ることになる……。

「なぜベッキーの存在が……」

前作に引き続きライターを務めるガース・エニスは、以下のコメントを発表している。

元々は、これ以上『ザ・ボーイズ』を作ろうとは思っていませんでした。しかし、ある明白な理由があって、ここ数年間、その物語とキャラクターについて考えていたんです。元のシリーズでは、物語の一つの側面、特に一人のキャラクターからの側面しか描いておらず、それがフェアだとは思っていませんでした。

 

ベッキー・ブッチャーは夫のビリーが恐ろしいことに手を染めるきっかけになりましたが、たった二話にしか登場していません。私はビリーについて書くのと同じくらい、ベッキーについて書くのが好きでした。わずかにしか登場していない彼女の存在がなぜあのような長い影を落とすことになったのか、もっと詳しく見てみたかったんです。

ベッキーの過去が、一体どのようなザ・ボーイズの秘密に繋がっているのだろうか。また、『ザ・ボーイズ : ディア・ベッキー』はAmazonプライムビデオのドラマ版にも影響を与えることになるのだろうか。同作の発売と日本語版の発売を楽しみに待とう。

『ザ・ボーイズ : ディア・ベッキー (邦題未定, 原題: The Boys: Dear Becky)』#1は米で2020年4月1日発売。英語版はKindleでも購入できる。#2は5月6日に発売される。

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『ザ・ボーイズ』原作コミックの日本語版はG-NOVELSより発売中。

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ドラマ『ザ・ボーイズ』シーズン2は2020年9月4日(金)廃止開始。

シーズン1はAmazonプライムビデオで配信中。

Source
Dynamite Entertainment

VG+編集部

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