3月23日は“ヘルボーイの日”!
25周年 & 映画公開に先駆け
「ヘルボーイ」シリーズを出版するダークホースコミックスが、リブート版映画『ヘルボーイ』の米国公開を2019年4月12日に控え、3月23日(土)を“ヘルボーイの日” (Hellboy Day)に定めることを発表した。ヘルボーイが初めて誌面に登場したのは1994年で、2019年はヘルボーイ生誕25年目に当たる。“ヘルボーイの日”には25周年を祝う企画も準備されており、この春はヘルボーイがコミック界の主役に躍り出ることになりそうだ。
You’re invited to celebrate the 25th anniversary of HELLBOY, comic book creator Mike Mignola’s most famous creation, with us on March 23, 2019. More details about #HellboyDay: https://t.co/rN9w4s4egZ pic.twitter.com/lirYrsl2DW
— Dark Horse Comics (@DarkHorseComics) 2018年11月15日
原作者のマイク・ミニョーラがコメント
“ヘルボーイの日”には、『Hellboy: Seed of Destruction issue 1 (邦題: ヘルボーイ : 破滅の種子) 』(1994)の25周年特別バージョンが刊行され、米国各地のアメコミショップで配布される。ヘルボーイの生みの親であるマイク・ミニョーラが表紙を描き下ろし、同日にはLAでミニョーラによるサイン会も開催される予定だ。ミニョーラは、ダークホースコミックスの公式サイトに、以下のようにコメントを寄せている。
私がヘルボーイを描き始めた頃は、25年周年を祝ってもらえるほどの長寿キャラクターになるとは、想像もしていませんでした。これまでに「ヘルボーイ」という作品に携わってきたライター、アーティスト、カラーリスト (色彩担当者)、レタラー (文字担当者)に感謝します。もちろん、ファンの皆さんにもとても感謝しています。これは、皆さんのサポートなしには起こり得なかったことです。私にとって、皆さんにお会いすることはいつでも光栄なことです。
by マイク・ミニョーラ
映画シリーズ三作目は頓挫も…
「ヘルボーイ」シリーズは、マーベル、DCに次ぐ“第3のアメコミ出版社”であるダークホースコミックスの看板作品。マーベルとDCで活躍していたマイク・ミニョーラが同社に移籍して生み出した作品だ。2004年には、ミニョーラ自身も監修した映画『ヘルボーイ』がギレルモ・デル・トロ監督、ロン・パールマン主演で公開された。2008年には続編の『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』も公開され、2017年には第3作目の製作に向けて本格的に動き出していたが、予算の都合がつかずこの計画は頓挫。監督や主演は変更となり、リブート作品として再出発することが決定していた。
再スタートを切る『ヘルボーイ』
リブート版『ヘルボーイ』では、ドラマ『ストレンジャー・シングス』(2016-)への出演で知られるデヴィッド・ハーバーが主演を務める。「バイオハザード」シリーズでおなじみのミラ・ジョヴォヴィッチや「ジョン・ウィック」シリーズで知られるイアン・マクシェーンらの出演も決定している。指揮をとるのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-)や『ウエストワールド』(2016-)のエピソード監督を務めた経験を持つニール・マーシャル監督。
リブート映画として新たなスタートを切る「ヘルボーイ」だが、“ヘルボーイの日”には、今一度その原点に思いを馳せてみよう。
リブート版『ヘルボーイ』は、2019年4月12日(金)に米国で公開予定。
Source
Dark Horse Comics