“ヘルボーイの日”を制定 生誕25周年 & 来年のリブート版『ヘルボーイ』公開に先駆け | VG+ (バゴプラ)

“ヘルボーイの日”を制定 生誕25周年 & 来年のリブート版『ヘルボーイ』公開に先駆け

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3月23日は“ヘルボーイの日”!

25周年 & 映画公開に先駆け

「ヘルボーイ」シリーズを出版するダークホースコミックスが、リブート版映画『ヘルボーイ』の米国公開を2019年4月12日に控え、3月23日(土)を“ヘルボーイの日” (Hellboy Day)に定めることを発表した。ヘルボーイが初めて誌面に登場したのは1994年で、2019年はヘルボーイ生誕25年目に当たる。“ヘルボーイの日”には25周年を祝う企画も準備されており、この春はヘルボーイがコミック界の主役に躍り出ることになりそうだ。

原作者のマイク・ミニョーラがコメント

“ヘルボーイの日”には、『Hellboy: Seed of Destruction issue 1 (邦題: ヘルボーイ : 破滅の種子) 』(1994)の25周年特別バージョンが刊行され、米国各地のアメコミショップで配布される。ヘルボーイの生みの親であるマイク・ミニョーラが表紙を描き下ろし、同日にはLAでミニョーラによるサイン会も開催される予定だ。ミニョーラは、ダークホースコミックスの公式サイトに、以下のようにコメントを寄せている。

私がヘルボーイを描き始めた頃は、25年周年を祝ってもらえるほどの長寿キャラクターになるとは、想像もしていませんでした。これまでに「ヘルボーイ」という作品に携わってきたライター、アーティスト、カラーリスト (色彩担当者)、レタラー (文字担当者)に感謝します。もちろん、ファンの皆さんにもとても感謝しています。これは、皆さんのサポートなしには起こり得なかったことです。私にとって、皆さんにお会いすることはいつでも光栄なことです。

by マイク・ミニョーラ

映画シリーズ三作目は頓挫も…

「ヘルボーイ」シリーズは、マーベル、DCに次ぐ“第3のアメコミ出版社”であるダークホースコミックスの看板作品。マーベルとDCで活躍していたマイク・ミニョーラが同社に移籍して生み出した作品だ。2004年には、ミニョーラ自身も監修した映画『ヘルボーイ』がギレルモ・デル・トロ監督ロン・パールマン主演で公開された。2008年には続編の『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』も公開され、2017年には第3作目の製作に向けて本格的に動き出していたが、予算の都合がつかずこの計画は頓挫。監督や主演は変更となり、リブート作品として再出発することが決定していた。

再スタートを切る『ヘルボーイ』

リブート版『ヘルボーイ』では、ドラマ『ストレンジャー・シングス』(2016-)への出演で知られるデヴィッド・ハーバーが主演を務める。「バイオハザード」シリーズでおなじみのミラ・ジョヴォヴィッチや「ジョン・ウィック」シリーズで知られるイアン・マクシェーンらの出演も決定している。指揮をとるのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-)や『ウエストワールド』(2016-)のエピソード監督を務めた経験を持つニール・マーシャル監督。

リブート映画として新たなスタートを切る「ヘルボーイ」だが、“ヘルボーイの日”には、今一度その原点に思いを馳せてみよう。

リブート版『ヘルボーイ』は、2019年4月12日(金)に米国で公開予定。

Source
Dark Horse Comics

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