【あらすじ】ロバート・ダウニー・Jr.主演の『ドクター・ドリトル』は原作小説を踏襲、ドリトル先生と動物たちの大冒険描く【予告編・みどころ】 | VG+ (バゴプラ)

【あらすじ】ロバート・ダウニー・Jr.主演の『ドクター・ドリトル』は原作小説を踏襲、ドリトル先生と動物たちの大冒険描く【予告編・みどころ】

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『ドクター・ドリトル』が日本上陸

2020年6月19日(金)に日本で公開された映画『ドクター・ドリトル』。ロバート・ダウニー・Jr.主演でヒュー・ロフティングの名作児童文学をよみがえらせた作品だ。

『ドクター・ドリトル』はアメリカで2020年1月17日(金)に公開されていたが、3月に予定されていた日本での公開は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期に。興行収入2億ドル (約214億円) 超のヒットを記録した同作は、コロナ禍の日本で公開された。

『ドクター・ドリトル』といえば、1998年にエディ・マーフィ主演、ベティ・トーマス監督の布陣で製作された映画版がよく知られている。だが、現代アメリカを舞台にしたベティ・トーマス版『ドクター・ドリトル』とは違い、原作小説の主人公ドリトル先生はイギリス人。19世紀前半のヴィクトリア朝初期を舞台にアフリカや月へ冒険に出かけるドクター・ドリトルの物語が描かれた。

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ロバート・ダウニー・Jrを主演に据えた2020年版『ドクター・ドリトル』では、『トラフィック』(2000)や『アフター・アース』(2013)で脚本を手がけたスティーヴン・ギャガンが監督を務める。

1920年代から50年代にかけて出版された原作シリーズは、黒人やネイティブアメリカンについての差別的な描写も指摘されてきた。スティーヴン・ギャガン監督は、共同脚本を務めたトーマス・シェパードと共に、21世紀版の新たなドリトル先生の冒険を描き出す。

映画『ドクター・ドリトル』あらすじ

2020年版『ドクター・ドリトル』の舞台になるのは原作と同じくヴィクトリア朝初期。動物と会話できる能力を持つ主人公ドクター・ジョン・ドリトルは、海の上で妻を亡くして以降、人間とは距離を置き、動物たちとだけコミュニケーションをとる生活を過ごしていた。

そんなある日、ドクター・ドリトルの元をトミーという名の少年が訪れる。誤って傷つけてしまったリスのケヴィンを治療してほしいというのだ。一方で、別の訪問者がドクター・ドリトルの元を訪れる。イギリス女王ヴィクトリアからの遣いだ。ドクター・ドリトルは女王との面会を断ろうとするが、再び人間と接点を持つチャンスだとオウムのポリーから説得され、女王と会うことを決める。

女王は不治の病にかかっており、命の危機に瀕していた。ドクター・ドリトルは、女王の病気を治すためには遠い土地に存在する薬が必要だということを突き止める。トミーはドクター・ドリトルに弟子入りを申し出て、ともに冒険の旅に出ることを決める。女王とドクター・ドリトルの命を狙う謎の組織の陰謀が渦巻く中、ドクター・ドリトル、トミーと動物たちの大冒険が始まる。

豪華キャストにも注目

『ドクター・ドリトル』のみどころの一つは、豪華キャストの面々だ。ドクター・ドリトル役にはロバート・ダウニー・Jr.、オウムのポリーの声を担当するのはエマ・トンプソン、犬のジップを演じるのはトム・ホランドだ。アヒルのダブダブ役はオクタヴィア・スペンサー、キリンのベッツィ役をセレーナ・ゴメスが演じる。海賊王ラソーリ役にアントニオ・バンデラスと、人間側の配役も負けていない。

吹き替えにおいては、『ドクター・ドリトル』は2020年4月12日に癌で逝去した藤原啓治の遺作となる。藤原啓治が長年にわたって演じてきたロバート・ダウニー・Jr.の声をあてている。また、ラソーリを大塚明夫、ブレア・マッドフライを大塚芳忠、オウムのポリーを石田ゆり子、犬のジップを斉藤壮馬が演じる。

2020年によみがえった『ドクター・ドリトル』。ぜひその目でチェックしていただきたい。

ロバート・ダウニー・Jr.主演、映画『ドクター・ドリトル』はBlu-rayが発売中。

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