『ウエストワールド』のブライアン・バークが来日!
第31回東京国際映画祭が開幕
27日、六本木ヒルズで第31回東京国際映画祭が開幕した。今年も世界中の映画作品が東京に集まっている。初日のレッドカーペットイベントには、国内の映画スターが勢ぞろい。クロージング作品として上映される『GODZILLA 星を喰う者』からは、監督の静野孔文、瀬下寛之、キャストの宮野真守、櫻井孝宏、そしてゴジラも登場し、イベントを盛り上げた。
【TIFF31】レッドカーペットイベント終了しました!会場にお越しの皆様も中継をご覧頂いた皆様もありがとうございました❗宮野さん、櫻井さん、静野監督、瀬下監督そして、ゴジラお疲れ様でした🎦#アニゴジ #ゴジラ #宮野真守 #櫻井孝宏 pic.twitter.com/J21Kt7vtSf
— 映画『GODZILLA 星を喰う者』 (@GODZILLA_ANIME) 2018年10月25日
ブライアン・バークによる講演開催を予定
今年の東京国際映画祭の中でも注目は、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)で製作を勤め、ドラマ『ウエストワールド』(2016-)で製作総指揮を務めるブライアン・バークの来日だ。バークは東京国際映画祭の審査員も務めている他、10月30日には「ハリウッドでのプロデュース業」というタイトルで講演を行う。
「JJと僕は、東京中毒になってるんだ」
そんなブライアン・バークは、The Hollywood Reporter誌からのインタビューで、東京に対する印象について以下のように話している。
海外で東京以上に行きたい場所はありません。JJ(J・J・エイブラムス)と僕は、東京中毒になってるんです。地球上にあんな場所は他にない。(東京が)どんな場所か聞いたことはあっても、ある程度想像はついていたとしても、すべてが発見です。
審査員のオファーに「人生であれほど直ぐに返信したことはない」
今回の来日に際しても、一週間早く前乗りし、両親に観光案内をしたというブライアン・バーク。東京国際映画祭の審査員という仕事は、自分の愛する映画の仕事だった上に、大好きな街を訪れることができるという一石二鳥のオファーだったという。きっかけは、『スポットライト 世紀のスクープ』(2015) の製作で知られるニコール・ロックリンからの紹介。オファーのメールを受け取った際には、「人生であれほど直ぐに返信したことはない」と、東京国際映画祭への参加は即決だったようだ。
「僕らの『ゴジラ』を作ろう」
自身がJ・J・エイブラムスとプロデュースを務めた『クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008)の製作が実現したきっかけは、エイブラムスの「僕らの『ゴジラ』を作ろう」という呼びかけだったという。影響を受けた日本の映画監督には、小津安二郎、黒澤明、是枝裕和を挙げている。ブライアン・バークというクリエイターは、東京の街だけでなく、日本の作品からも強い影響を受けているのだ。
ブライアン・バークによる講演、「ハリウッドでのプロデュース業」は、10月30日に開催される。愛する東京の地で、彼は何を語るのだろうか。
Source
第31回東京国際映画祭ウェブサイト / The Hollywood Reporter