犬と街灯「島アンソロジー」開催中 | VG+ (バゴプラ)

犬と街灯「島アンソロジー」開催中

犬と街灯「島アンソロジー」開催中

犬と街灯が主催する、「貝楼諸島」を舞台にした「島アンソロジー」が2021年6月1日から始動しています。

「犬と街灯」は大阪の豊中にある、リトルプレス/インディーズ出版物の店、兼ギャラリーで、発行元としてこれまでもアンソロジーを発行してきました。

今回の「島アンソロジー」は、遥か大海原のどこかにあるといわれる「貝楼諸島」を舞台にした、物語、紀行文、伝承、詩歌、観光案内などを集めたアンソロジーです。それぞれの作品は、ゆるやかに世界観を共有しつつも、参加者が自由に創作します。

遥か大海原のどこかにあるといわれる「貝楼諸島」。そこでは風土も文化もさまざまな島々がそれぞれ独立した小世界をなし、ときに互いに交わりながら歴史を紡いできたーー。 そんな不思議な島々にまつわる物語。

「島アンソロジー」の詳細はこちらから。

ウェブと同人誌を組み合わせたアンソロジー

「島アンソロジー」の特徴の一つが、ウェブと同人誌を組み合わせたアンソロジーであるということです。

参加者は、2021年6月1日から12月末日までの間に、執筆した作品を自身のブログ・サイトなどに掲載します。それぞれの作品は、貝楼諸島の一つの「島」として、インターネット上に点在することになります。この「島」の集計地点が貝楼諸島よりです。「貝楼諸島より」には各作品のリンクが貼られ、そこからそれぞれの「島」へととぶことができるようになっています。

また、貝楼諸島観光局というツイッターアカウントが、#貝楼諸島より のハッシュタグで投稿された貝楼諸島からの報告を拾って発信します。

これらの作品は、犬と街灯が発行元となり、2022年春を目標に同人誌にまとめられる予定です。

「島アンソロジー」は6月1日にこい瀬伊音さんの「波間の羽根」から始まり、俳句や掌編が複数発表されています。12月まで続くこちらの企画、今後も目が離せません。

また、「島アンソロジー」への事前の参加申し込みをしていない方も、#貝楼諸島より をつけてツイッターに投稿することで、ウェブ版「島アンソロジー」に参加することができます。

Kaguya Planetも9月からコラボします

2021年9月から、SFウェブメディアバゴプラの運営するKaguya Planetでも「島アンソロジー」参加作品を配信します。

Kaguya PlanetはオンラインでSF短編小説を定期掲載していくプロジェクトです。500円で“応援”の登録をすると、各作品やインタビューを1ヶ月早く読むことができます。

ログイン

登録する

犬と街灯のこれまでの出版物

犬と街灯はこれまでに、美術館をめぐるエッセイ・アンソロジー『みんなの美術館』(2021)と、古アパートに暮らす住人たちによる平行日記『犬待荘の人々』(2020)を出版しています。「犬と街灯」のオンラインストアはこちら

『みんなの美術館』
27人が綴った27館のエッセイアンソロジー。
筆者:うっかり、ワタリマコト、化野夕陽、エハガキ華、正井、珠緒、心労、小川匠、宮月中、坂中まなみ、アルデンテたかこ、三橋温子、たかのカカオ、齋藤友果、小西真由、松尾模糊、谷脇栗太、潮佳澄、はったみさと、西智哉、おるが、瀬良万葉、みずさとゆう、冬乃くじ、満島せしん、岡本晃大、吉美駿一郎
発行:犬と街灯
出版:2021年
B6判/122ページ

『犬待荘の人々』(SOLD OUT)
とある小さな川沿いの古アパートに暮らす住人たちによる並行日記。
筆者:谷脇クリタ、 蜂本みさ、みそみそ
発行:犬と街灯
出版:2020年
B6変型/48ページ

 

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。 お問い合わせ

    関連記事

    1. 牧野楠葉「彼女は二度」の英訳がThe Shanghai Literary Review誌に掲載へ Toshiya Kameiによる翻訳

    2. 『文藝』2020年春号は「中国・SF・革命」 ケン・リュウの初邦訳掲載、藤井太洋、立原透耶らも参加

    3. 東京オリンピックの熱狂は終わった——藤井太洋 最新作『東京の子』Amazonで予約開始

    4. ユキミ・オガワ新作「Her Garden, the Size of her Palm」がThe Magazine of Fantasy & Science Fictionに掲載