冬乃くじ「国破れて在りしもの」無料公開!姿を変えていく都市を描いたSF短編小説【Kaguya Planet】 | VG+ (バゴプラ)

冬乃くじ「国破れて在りしもの」無料公開!姿を変えていく都市を描いたSF短編小説【Kaguya Planet】

冬乃くじ「国破れて在りしもの」一般公開

オンラインでSF短編小説を配信するKaguya Planetより、冬乃くじ「国破れて在りしもの」を一般公開しました。「国破れて在りしもの」は、2月のKaguya Planet先行公開作品として配信された作品です。

※先行公開したバージョンからの改稿はありません。

冬乃くじ「国破れて在りしもの」

新しい市長が掲げた政策は、次々と街の形を変えていった。施設が取り壊され、また建設されていく。それを見守る人々、そして抗う人々。変わりゆく街を待つ運命とは……

冬乃くじ(ふゆの・くじ)
プロフィール
2019年の第一回ブンゲイファイトクラブと2020年の第二回ブンゲイファイトクラブで2年連続本戦出場を果たし、“ジャッジをジャッジ“の文章も話題を呼んだ。2020年には第三回阿波しらさぎ文学賞で「水と話した」が一次選考を通過。選評では審査員の小山田浩子から賛辞を受けた。2021年2月に犬と街灯から出版された『みんなの美術館/エッセイアンソロジー』にはエッセイを寄稿している。noteで漫画「カバンたんとフトンたん」も発表するなど多彩な魅力を持つ書き手で、2020年代の開かれた文芸の世界でひときわ輝きを放っている。

3月は二作品を先行公開中

3月のKaguya Planetは、『入れ子の水は月に轢かれ』(2018) で第8回アガサ・クリスティー賞大賞を受賞したオーガニックゆうきさんの「チグハグバナナ」と、作家で翻訳家のトシヤ・カメイさんの英語原作を作家の勝山海百合さんが翻訳した「ピーチ・ガール」の二編を先行公開中。「応援」の登録をして頂いた会員の方は無料公開前に作品を読むことができます。

Kaguya Planetに「応援」を!

Kaguya Planetは、①日本SF界のジェンダーバランスの是正②新人賞以外の入り口を作ること③オンラインでSF短編を読む海外のシステムに近づけること、という三つの目標を掲げてスタートしたプロジェクトです。

月500円の「応援」の登録をして頂いた方は、約1ヶ月間早い「先行公開」で作品をお楽しみいただけます。また、広く作品を読んでいただくためにKaguya Planetの作品は無料公開する方針を取っています。この無料公開を継続し、広くSFを発信していくためにも「応援」を宜しくお願い致します!

Kaguya Planet

4月のKaguya Planetは?

2021年4月は、『逆数宇宙』で第2回ゲンロンSF新人賞優秀賞を受賞した麦原遼さんの書き下ろし新作を公開します! 麦原遼さんは、2020年には『S-Fマガジン』2020年8月号の「それでもわたしは永遠に働きたい」、『小説すばる』2021年1月号の「2259」、『文藝』2020年冬季号の「〈90年代生まれが起こす文学の地殻変動〉アンケート」、『S-Fマガジン』2020年10月号の「ソラリスを思う」など、多くの媒体に小説やエッセイを寄稿し、活躍の場を広げています。そんな麦原遼さんの2021年最新作をお楽しみに!

これまでのKaguya Planet公開作品

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