Kaguya Planet、11月の執筆者紹介! 蜂本みささん連載も! | VG+ (バゴプラ)

Kaguya Planet、11月の執筆者紹介! 蜂本みささん連載も!

Kaguya Planetにて、11月の執筆者発表! 蜂本みささん連載も!

SF企業VGプラスの運営するオンラインSF誌 Kaguya Planet にて、2024年11月に掲載する短編小説の執筆者を発表します! 11月のKaguya Planetは特集「プラネタリウム」開催中! お笑い芸人でプラネタリウム解説員の田畑祐一さんによる書き下ろし短編小説を会員向けに先行公開します! また蜂本みささんによる長編小説『遊びの国のモシカたち』の連載を更新します!

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11月のKaguya Planetは田畑祐一さんの書き下ろし小説

田畑祐一さんは、お笑いコンビ「とらふぐ」で漫才・コントをしている芸人で、渋谷のプラネタリウムの解説員! 今回、Kaguya Planetに寄稿する作品が、初めて執筆する小説です。プラネタリウムと天体への愛が詰まった、笑えてちょっと切ない短編、お楽しみに!

田畑さんは2007年に中学の同級生である藤本淳史さんと「田畑藤本」を結成し、テレビ番組やライブシーンで活動するも2020年に解散。その後、ピン芸人時代を経て、2022年に同期の阿部直也さんと「とらふぐ」を結成します。吉本興業所属。現在は渋谷のヨシモト∞ホールを中心にライブシーンで活動しています。また、MC業にも定評があり、様々なライブ・イベントのMCを担当されています。

そして子どもの頃から宇宙が大好きだった田畑さん。昨年11月には、ヨハネス・ケプラーとティコ・ブラーエの関係を紹介する渋谷コスモプラネタリウムの番組『ヨハネス・ケプラーの日記 〜天文学の新しい扉〜』を制作しました。個人YouTubeチャンネル宇宙ふしぎ発見!!では、宇宙のことを暇さえあれば発信しているそう。好きな天体はぎょしゃ座のカペラ。その理由は、太陽と同じ表面温度なので、地球から太陽を俯瞰で見る体験ができるから、また、「カペラ」とは「メスの子ヤギ」という意味だが、由来がいまだに謎であり、都市伝説っぽくて面白いから、とのことです。

Kaguya Planetでは特集「プラネタリウム」を開催中!

1923年にドイツのイエナで試験公開され、1925年にドイツ博物館にて世界で初めて常設されたプラネタリウム。これら2つのできごとから100周年となる2023年・2025年のあいだに、世界では様々な記念事業が行われています。

Kaguya Planetでも、「特集:プラネタリウム」を開催。2024年10月から12月にかけて、プラネタリウムの出てくるSF短編小説とプラネタリウムが出てくる小説を紹介するブックガイドを掲載しています。

現在は小説家の南木義隆さんによる書き下ろしSF短編小説「星と巡り合う者たち」と、天文機器メーカー社員の鬼嶋清美さんによるブックガイド「プラネタリウム小説いろいろ」を先行公開中。荒廃した世界でアナログプラネタリウムが希望を繋いでいく「星と巡り合う者たち」と、織田作之助から藤井太洋『オービタル・クラウド』まで日本のプラネタリウム史とSF史をリンクさせるブックガイド「プラネタリウム小説いろいろ」、読み応えたっぷりの2作です。

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10月の南木義隆さんと鬼嶋清美さん、11月の田畑祐一さんに続く12月に先行公開を開始する作品は公募で募集しました。只今絶賛選考中!

「特集:プラネタリウム」に掲載した作品やブックガイドは、2025年1月に紙と電子のマガジン『Kaguya Planet No.4 プラネタリウム』として刊行します。マガジンには、掲載した短編小説の他、特集テーマに関連した書評やコラムなどを掲載します。

マガジン『Kaguya Planet No.4 プラネタリウム』
【概要】
「プラネタリウム」の出てくるSF短編作品を3編とブックガイドを収録するほか、特集テーマに関連したブックレビューやコラムを掲載します。
刊行:2025年1月中旬
サイズ:A5
ページ数:100ページ(予定)
価格:1500円(税込1650円)

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蜂本みさ『遊びの国のモシカたち』連載更新!

蜂本みささんは2019年に第一回ブンゲイファイトクラブで準優勝、2020年に第二回ブンゲイファイトクラブで優勝を果たし頭角を現したブンゲイファイトクラブの申し子。2023年には第五回ブンゲイファイトクラブで二度目の優勝を果たしています。Kaguya Planetに寄稿した熊SF「冬眠世代」における生き生きとした熊の描写や、「せんねんまんねん」における新・旧の関西弁の語りなどで、文章の強さを見せてきました。

『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房) や『ウィッチンケア第12号/第13号/第14号』にも短編小説を寄稿しています。また、毎週水曜日21時より、谷脇クリタさん、北野勇作さんと共に「犬と街灯とラジオ」(通称:犬街ラジオ)をツイキャスで配信。トークと共に朗読を披露している。

そんな蜂本さんが書く長編小説、『遊びの国のモシカたち(仮)』はぬいぐるみのカモノハシであるモシカと、ごっこ遊びが大好きな女の子ミミの物語です。これまでに連載した分の一覧はこちらから見ることができます。また、今後、Kaguya Planetのサイトにも掲載します。

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ワークショップ「小説のキャッチコピーとあらすじを書いてみよう!」、11月17日(日)開催!

11月17日(日)20時から、ワークショップ「小説のキャッチコピーとあらすじを書いてみよう!」を開催します!
書店で本を選んだり、好きな本をSNSで紹介したり、自分の作品を宣伝したり、小説などの物語を端的に、魅力的に伝えたい場面に出会うことはありませんか? 事前に読んできた課題作のキャッチコピーやあらすじをじっさいに書いてみて、「この作品に帯を付けるなら、どんなキャッチコピーにする?」「短い字数であらすじを書くときは、どんなところに注意するの?」など、みんなで合評し、考えてみましょう。

ワークショップ「小説のキャッチコピーとあらすじを書いてみよう!」


【開催日時】
2024年11月17日(日)20:00~21:30
【開催方法】Zoom(当日までに参加用のURLをPeatix経由でお送りします)
 合評の時間には、音声またはチャットでご参加いただきます。

【講師】堀川夢


【課題作品】
事前準備として、どちらかひとつを読んできてください。
どちらも、リンクから無料で読むことができます。

鈴木林「なく?
津久井五月「われらアルカディアにありき


【参加費】

通常のチケット:1,500円
Kaguya Planetの会員:1000円
Kaguya Planetの会員の方は1,000円で参加できるクーポンコードを発行しております。コードはこちらからご確認ください。
2024年4月18日のリニューアル以前に会員登録された方はコードはこちらからご確認ください。


【参加人数】
最大20人まで

【お申込み】こちらのイベントページからお申し込みいただけます。

【主催】VGプラス合同会社

【お問合せ】info@virtualgorillaplus.com

7月14日に開催された星々文芸博で同内容のワークショップを開催した際のレポートはこちらからお読みいただけます。

マガジン『Kaguya Planet No.3 食』好評発売中!

食べることは生きることであり、同時に奪うことでもあります。食について掘り下げていくと、当たり前すぎて普段意識することの少ないこの両義性と暴力性から目を逸らすことができないことに気がつきます。そしてこの暴力性は、食をめぐる社会問題とも結びついているように思います。

Kaguya Planetの特集「食」では、喜びや楽しみをもたらしてくれると同時に、「奪う」という行為でもあり、様々な抑圧も生み出す食の両義性について、「しあわせな食卓?」をテーマに、小説・エッセイ・ブックレビューなどを通して考えます。

コンテンツ
⚫︎特集に寄せて
紅坂紫「しあわせな食卓?」
⚫︎小説
エフゲニア・トリアンダフィリウ「ボーンスープ」(紅坂紫訳)
紅坂紫「鬼姫と絵師」
鈴木林「なく?」
⚫︎エッセイ
清水裕貴「美しい腸のための生活」
⚫︎ブックレビュー
堀川夢 リチャード・ブローティガン『西瓜糖の日々』
⚫︎コラム
齋藤隼飛「おいしくなったチミチャンガ ヒーロー達の食文化」
鯨ヶ岬勇士「チョコミントベーグルと大豆ミート」
井上彼方「食べることがもたらす情動」
⚫︎PICK UP
『トウキョウ下町SFアンソロジー:この中に僕たちは生きている』
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』
⚫︎イベントレポート
グラスゴー・ワールドコン(世界SF大会)レポート
第2回カモガワ奇想短編グランプリ
⚫︎VGプラスの活動報告

サイズ:A5
ページ数:90ページ
一般価格:1650円(税込)
ISBN:978-4-911294-02-4

※特集「食」は、2023年11月に京都で開催されたKaguyaのイベント、「かぐやフェス」の抽選大会で「特集テーマ指定権」を引き当てた紅坂紫さんが、テーマとして「食」を選んだことによって実現したものです。

『Kaguya Planet No.3 食』は、Kaguya Planetのオンラインストアで販売中です。

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