イベント「SFと考える、おじさんのケアの可能性」アーカイブ配信中! 7月29日まで | VG+ (バゴプラ)

イベント「SFと考える、おじさんのケアの可能性」アーカイブ配信中! 7月29日まで

イベント「SFと考える、おじさんのケアの可能性」、7月29日までアーカイブ配信中!

Kaguya Booksから年に4回刊行しているSFの雑誌『Kaguya Planet』。2025年4月に刊行された最新刊の特集は「おじさん」です。SF的な想像力のもと書かれた「おじさん」がテーマの小説やブックガイドによって、これまで提示されてきた表象から「おじさん」像を広げ、おじさんの多様なロールモデルを探してみる試みです。
東中野の書店Platform3で開催された本書の刊行記念イベントのアーカイブを7月29日まで配信しています。

ホモソーシャルなノリのおじさん、マンスプレイニングおじさん、セルフケアができないおじさん、性別による役割分担から抜け出せないおじさん……他者への有害な振る舞いや、おじさん自身の生きづらさを生む背景の一つには、「男らしさ」という呪縛があるのではないでしょうか。その呪縛をとくために、クィアな視点やフェミニズムが数あるヒントのひとつになるのではないかと思います。

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『Kaguya Planet No.5 おじさん』に小説を寄せてくださった倉田タカシさんと友田とんさん、クィアやジェンダー、フェミニズムにまつわる書籍やzineを扱う書店Loneliness Booksの店主であり、platform3の運営者でもある潟見陽さんといっしょに、これからのおじさんについて考えてみませんか。

イベント「SFと考える、おじさんのケアの可能性」

【アーカイブ配信期間】2025年7月29日(火)23:59まで
【字幕】自動字幕機能による字幕がつきます。
【主催】VGプラス
【登壇者】倉田タカシさん、友田とんさん、潟見陽さん

倉田タカシ
1971年、埼玉県生まれ。2010年、『NOVA2』(河出文庫)に「夕暮にゆうくりなき声満ちて風」を寄稿しデビュー。『うなぎばか』(早川書房/2018年)で第1回細谷正充賞を受賞。
デビュー以来の短編をまとめた短編集『あなたは月面に倒れている』(東京創元社/2023年)には、一見荒唐無稽な設定やナンセンスな展開の中に切実さが滲む作品が多数収録されている。

東京創元社
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友田とん
作家・編集者。ひとり出版社・代わりに読む人にて、雑誌『代わりに読む人』や青木淳悟『憧れの世界 ──翻案小説を書く』の編集を手掛けた。独自の問い、独自の視点を打ち立て、読者を思わぬところへと連れていくユニークなスタイルが魅力の書き手だ。2024年には、『『百年の孤独』を代わりに読む』(ハヤカワ文庫)を刊行。敬愛する作家は、ガルシア=マルケス、後藤明生。

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潟見陽
映画のポスターや書籍などのデザインを手掛けるグラフィックデザイナー。また、クィアやジェンダー、孤独や連帯についての書籍を集め、アジア各地の小さな声を紡ぐ書店loneliness books (platfrom3内)を運営している。

【チケット】
アーカイブチケット  1,500円
『Kaguya Planet No.5 おじさん』つきアーカイブチケット  3,335円(送料込み)
※『Kaguya Planet No.5 おじさん』付き配信チケットを購入される場合、チケット購入時に必ず送付先と宛名をご記入くださいませ。

イベントの会場となった Platform3 (https://www.instagram.com/plat_form3/)では、『Kaguya Planet No.5 おじさん』と関連書籍をお取り扱いいただいております。

【購入方法】こちら
のチケット販売ページ、または下記のフォームからお申し込みくださいませ。

【注意事項】
イベントの録音、録画、撮影、スクリーンショット、また配信URLやパスコードの第三者への共有は固くお断りいたします。

【お問い合せ】info@virtualgorillaplus.com

『Kaguya Planet No.5 おじさん』

【収録コンテンツ】
⚫︎小説
ティファニー・シュエ「魚を釣るからそばにいて」(堀川夢 訳)
倉田タカシ「やめたくなって」
友田とん「上映会のおじさんたち」
⚫︎ブックレビュー/コラム
堀川夢 パヴェル・ブリッチ『夜な夜な天使は舞い降りる』ブックレビュー
齋藤隼飛「《マルチおじさん・サーガ》─ケアが生むホモソーシャルを越えて─」
森﨑雅世「めんどくさくも憎めない『おじさん』の行く末」
⚫︎インタビュー
上田早夕里「枠にはめられない〝生〟を見つめ続けて」
⚫︎連続企画
持続可能な同人誌作りを考える② 販売・宣伝・営業
⚫︎PICK UP
映画『ミッキー17』・『異端者の家』・『ノスフェラトゥ』
⚫︎企画紹介
日韓SF交換日記 日本SF作家クラブ&韓国SF作家連帯
⚫︎イベントレポート
全身で朗読に浸る贅沢体験 川野芽生朗読ライブ「月面文字朗読一例」
⚫︎VGプラスの活動報告

 

サイズ:A5

ページ数:126ページ

一般価格:1650円(税込)
ISBN:978-4-911294-04-8

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VGプラスとは
VGプラスはSFメディアのバゴプラとSF小説レーベルのKaguyaを運営する企業です。バゴプラでは日々SF関連のニュースや解説・考察記事を配信しています。Kaguyaでは、4,000字以下で参加できるウェブ上のかぐやSFコンテストの開催やオンラインSF誌 Kaguya Planetの配信、紙の書籍を刊行するKaguya Booksを展開中。既刊で刊行するマガジン『Kaguya Planet』では、「おじさん」「パレスチナ」など様々なテーマをSFと考える特集を展開しています。

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