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「プラネタリウム」特集第一弾、南木義隆「星と巡り合う者たち」と鬼嶋清美「プラネタリウム小説いろいろ」、先行公開開始!
SF企業 VGプラスが運営するオンラインSF誌 Kaguya Planetにて、南北義隆さんによる小説「星と巡り合う者たち」と鬼嶋清美さんのブックガイド「プラネタリウム小説いろいろ」の会員向け先行公開を開始しています。「星と巡り合う者たち」のカバーデザインを手がけたのはVGプラスデザイン部。「プラネタリウム小説いろいろ」のカバーデザインを手掛けたのは浅野春美さんです。月額500円〜会員登録をしてお読みください!
ウェブマガジンKaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中!
掲載した作品は、三ヶ月に一回、マガジン『Kaguya Planet』として刊行します。
Kaguya Planetの会員になると、配信している短編小説を先行公開に読むことができたり、マガジン『Kaguya Planet』が無料で届いたり、イベントに割引価格で参加できたり……魅力的な特典が盛りだくさん!
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10月のKaguya Planetは特集「プラネタリウム」第一弾!
Kaguya Planetでは、2024年10月〜12月にかけて、特集「プラネタリウム」を開催。プラネタリウムが誕生してから100周年を記念して、プラネタリウムをテーマにしたSF小説・エッセイを先行公開します。そして2025年1月にはこの3作品とブックレビューやコラムを掲載したマガジンを刊行予定です。
特集「プラネタリウム」の第一弾として、小説家の南木義隆さんによる短編小説「星と巡り合う者たち」と、天文機器メーカー社員の鬼嶋清美さんによるブックガイド「プラネタリウム小説いろいろ」の先行公開を開始しています。
南木義隆さんは1991年大阪府出身の小説家。『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』(早川書房)に寄稿した短編小説「月と怪物」でデビューしました。単著に『蝶と帝国』(河出書房新社)があり、同作は漫画家の箕田海道によってコミカライズ(KADOKAWA刊)されています。また、『百合小説コレクションwiz』(河出書房新社)に「魔術師の恋その他の物語」で参加。文芸誌などへエッセイを多数寄稿しています。大きな時代のうねりの中で描かれる人間の心の機微が魅力の小説家です。
鬼嶋清美さんは福岡県糸島市生まれで、専修学校日本映画学校(現:日本映画大学)卒業後、天文機器メーカーに勤務しています。瀬名秀明原作のプラネタリウム番組『虹の天象儀 -SKYFUL OF RAINBOWS-』などの制作を担当しました。また、2018年から2020年まで日本SF作家クラブ第24代事務局長を務めました。今回掲載するコラムは、日本SF作家クラブのブログで公開していた記事(現在は公開終了)を加筆修正したものです。
南木義隆「星と巡り合う者たち」
西暦2103年、人が食糧のために人を狩る、荒廃しきった世界。少女モミ子は旅の途中で、ひとり野営を続けている、とある老人と出会う。モミ子の旅の目的をきいた老人は、かつてまだ星が見えた時代の、2人の少年の恋物語を話しはじめる。 惑星のようにひととき巡り合う者たちが思い出を手渡してゆく、厳しくも優しい物語。
鬼嶋清美「プラネタリウム小説いろいろ」
日本で初めてのプラネタリウム小説って? 手塚治虫もプラネタリウムを見ていた? SFのなかでプラネタリウムはどんな役割を果たしているの? これからのプラネタリウムはどうなっていく? 日本を代表する天文機器メーカーに勤務し、日本SF作家クラブの会員でもある鬼嶋清美さんが、日本のプラネタリウム史とプラネタリウムが登場する小説をたっぷりご紹介!
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Kaguya Planetで12月に掲載する短編小説の公募を実施します!
プラネタリウム100周年を記念してKaguya Planetで開催中の特集「プラネタリウム」。
この特集で12月に掲載する作品の公募を実施します!募集期間は2024年10月24日(木)から11月4日(月・祝)まで! 応募される方は、こちらから詳細をご確認の上、ご応募ください。たくさんのご応募お待ちしております。
マガジン『Kaguya Planet 特集:プラネタリウム』は2025年1月刊行予定!
Kaguya Planetにて「特集:プラネタリウム」に掲載した作品は、2025年1月にマガジン『Kaguya Planet 特集:プラネタリウム』として刊行します。マガジンには、掲載した短編小説の他、特集テーマに関連した書評やコラムなどを掲載します。
【概要】
南木義隆「星と巡り合う者たち」、鬼嶋清美「プラネタリウム小説いろいろ」を含む、「プラネタリウム」にまつわるSF短編作品や論考を三編収録するほか、特集テーマに関連したブックレビューやコラムを掲載します。
刊行:2025年1月中旬
サイズ:A5
ページ数:100ページ(予定)
価格:1500円(税込1650円)
マガジン『Kaguya Planet 特集:プラネタリウム』を予約する
マガジン『Kaguya Planet No.3 食』好評発売中!
食べることは生きることであり、同時に奪うことでもあります。食について掘り下げていくと、当たり前すぎて普段意識することの少ないこの両義性と暴力性から目を逸らすことができないことに気がつきます。そしてこの暴力性は、食をめぐる社会問題とも結びついているように思います。
Kaguya Planetの特集「食」では、喜びや楽しみをもたらしてくれると同時に、「奪う」という行為でもあり、様々な抑圧も生み出す食の両義性について、「しあわせな食卓?」をテーマに、小説・エッセイ・ブックレビューなどを通して考えます。
コンテンツ
⚫︎特集に寄せて
紅坂紫「しあわせな食卓?」
⚫︎小説
エフゲニア・トリアンダフィリウ「ボーンスープ」(紅坂紫訳)
紅坂紫「鬼姫と絵師」
鈴木林「なく?」
⚫︎エッセイ
清水裕貴「美しい腸のための生活」
⚫︎ブックレビュー
堀川夢 リチャード・ブローティガン『西瓜糖の日々』
⚫︎コラム
齋藤隼飛「おいしくなったチミチャンガ ヒーロー達の食文化」
鯨ヶ岬勇士「チョコミントベーグルと大豆ミート」
井上彼方「食べることがもたらす情動」
⚫︎PICK UP
『トウキョウ下町SFアンソロジー:この中に僕たちは生きている』
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』
⚫︎イベントレポート
グラスゴー・ワールドコン(世界SF大会)レポート
第2回カモガワ奇想短編グランプリ
⚫︎VGプラスの活動報告
サイズ:A5
ページ数:90ページ
一般価格:1650円(税込)
ISBN:978-4-911294-02-4
※特集「食」は、2023年11月に京都で開催されたKaguyaのイベント、「かぐやフェス」の抽選大会で「特集テーマ指定権」を引き当てた紅坂紫さんが、テーマとして「食」を選んだことによって実現したものです。
『Kaguya Planet No.3 食』は、Kaguya Planetのオンラインストア、また、いくつかの書店でお求めいただけます。
『トウキョウ下町SFアンソロジー:この中に僕たちは生きている』好評発売中!
7名の作家が強火の愛で綴る、下町×SF!
『トウキョウ下町SFアンソロジー:この中に僕たちは生きている』には、トウキョウ下町SF作家の会のメンバーである大木芙沙子さん、斧田小夜さん、関元聡さん、さらに、東京下町にゆかりのある、大竹竜平さん、桜庭一樹さん、東京ニトロさん、笛宮ヱリ子さん、7名の作家が参加。郷愁や人情というイメージが強い下町を舞台に、IoT、ブロックチェーン、町工場、戦争、ハクビシン、朝顔市、父と娘……様々な角度から下町×SFの姿を描き出しています。
『トウキョウ下町SFアンソロジー:この中に僕たちは生きている』は、現在全国各地の書店で発売中です。各種ネット書店でもご購入いただけます。また、文学フリマやZINEフェスなど、Kaguya Booksの出店する即売会などでの販売も行っています。