『2分の1の魔法』が日本でも上映開始
2020年8月21日(金)より、日本全国でのロードショーが始まった映画『2分の1の魔法』。ピクサー/ディズニー最新作となる話題のアニメーション映画で、「スパイダーマン」シリーズで主人公の“スパイダーマン”ことピーター・パーカーを演じるトム・ホランドと、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズで“スター・ロード”ことピーター・クィルを演じるクリス・プラットが共演した作品として注目を集めている。
ピクサー映画史上
もっとも意外なラストに感動の嵐💨✨『#2分の1の魔法』✨
劇場にて大ヒット上映中!家族の絆、信じる強さ、天国の父に一目会いたいと願う、内気な少年イアンと陽気な兄バーリーの冒険と絆を描く感動作🌈 pic.twitter.com/IpYdPbDh8Y
— ディズニー・スタジオ(アニメーション)公式 (@DisneyStudioJ_A) August 22, 2020
トム・ホランドが『2分の1の魔法』で声をあてたのは、16歳になったばかりの気弱なエルフの少年・イアン。クリス・プラット演じる兄のバーリーの豪胆さに引っ張られつつ (特に呆れつつ) 、テクノロジーの発達によって失われた魔法を覚え、成長していくキャラクターだ。
もし魔法が使えたら…?
家族や自分が持つ力との向き合い方に揺れ動くイアンを見事に演じたトム・ホランドだが、もし自分が魔法を使えたら、どんな使い方をするのか——2月に公開されたMTVのインタビューで、以下のように答えている。
身勝手なことを言うと、もし魔法が使えるならテレポートを選びますね。飛行機で機内安全の案内ビデオを見なくて済みますから。欲をなくして言えば、世界中のプラスチックをこの世からなくして、全ての動物とオラウータンを助けたいです。それからパーム油もなくしたいですね。
自分のためには「テレポート」、世界のためには「プラスチックやパーム油をなくす力」を選ぶというトム・ホランド。ここで、インタビュアーからトリッキーな質問が出される。「スパイダーマンならどんな魔法を選ぶと思いますか?」というものだ。トム・ホランドはこう答えている。
確かに、何に使うんでしょう。面白い質問ですね。おそらく似たような理由でテレポートを選ぶと思います。彼はとても良いやつですし、(糸を射出する) ウェブ・シューターは、まさかの時には役立つでしょう。でも、アベンジャーズが世界の反対側で戦っていて合流したい時には、テレポートが役に立つのではないでしょうか。
スパイダーマンであっても、「魔法が使えたら?」への回答はトム・ホランド自身と同じ“テレポート”。トム・ホランドもスパイダーマンも移動が苦手なようだが、“動きたい!”という気持ちにも変わりはないようだ。
。なお、トム・ホランドは『2分の1の魔法』に登場する“やることリスト”の項目には、「ちゃんとメールを返信できるようになること」を挙げている。
ピクサー/ディズニー作品としては初めて公式にセクシャルマイノリティのキャラクターが登場したことに注目が集まったり、同作を「男の子向けのアナ雪」と評した英紙のレビューに強い批判が集まったりと、話題に事欠かない映画『2分の1の魔法』。テクノロジーの発展によって魔法が失われた世界を舞台に、どのような物語が描かれるのか。物語のあらすじはこちらの記事に詳しい。
映画『2分の1の魔法』は2020年8月21日(金)より全国で公開。
Source
MTV