『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』新ヴィランが明らかに
2025年2月14日(金) より日米同時公開されるMCU映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の新ヴィランが明らかになった。米国時間2024年7月27日(土) に開催されたサンディエゴ・コミコンのマーベル・スタジオのパネルでは、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の新映像が公開された他、ジャンカルロ・エスポジートが演じるキャラについても明かされた。
ジャンカルロ・エスポジートは近年、ドラマ『マンダロリアン』(2019-) のモフ・ギデオン役やドラマ『ザ・ボーイズ』(2019-) のスタン・エドガー役で活躍を見せている。これまで『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』で演じるキャラクターはヴィランであること以外は伏せられており、ジョージ・ワシントン・ブリッジという傭兵のキャラを演じるという噂が広がっていた。
しかし、今回のコミコンで明かされたジャンカルロ・エスポジートの役名は、サイドワインダーだった。サイドワインダーはマーベルの原作コミックに登場するヴィランで、それほど目立つキャラクターではないが、サーペント・ソサエティというヴィランチームを率いたことで知られる。スーパーパワーは持たないが、道具を使ってテレポートすることができる。
サイドワインダーとは
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の予告編では、派手なコスチュームやパワーは披露しておらず、銃を持って静かにミッションに取り組む妙な怖さを披露していた。注目したいポイントは、原作コミックのサーペント・ソサエティには、ドラマ『ルーク・ケイジ』(2016-2018) に登場したコットンマウスやダイアモンドバック、ブッシュマスターが所属していることだ。
ハーレムに住む黒人男性を主人公とした『ルーク・ケイジ』という作品の特性上、これらのヴィランは全て黒人男性のキャラクターとなっている。また、サーペント・ソサエティの「サーペント」は「大蛇」という意味で、上記の3人のヴィランの名前は蛇の名前に由来するものだ。もちろん、サイドワインダーも毒蛇の名前である。
サーペント・ソサエティが鍵に?
米EntertainmentWeeklyによると、コミコンのパネルに登壇したジャンカルロ・エスポジートは、ステージ上で「私はサーペント・ソサエティのキング。私がサイドワインダーだ!」と発言したという。MCU版サーペント・ソサエティが結成されるとすれば、上記のキャラクターたちが合流したアメリカ黒人によるヴィラン組織になる可能性も考えられる。
2025年2月の『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』公開直後には、『ルーク・ケイジ』と同じ《ディフェンダーズ・サーガ》のデアデビルを主人公としたドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)』が2025年3月より配信される。サイドワインダーは今の所どう見てもストリートレベルのヴィランであり、真価を発揮するのは直後の『デアデビル:ボーン・アゲイン』で、という展開もありそうだ。
2024年5月には、米Colliderがジャンカルロ・エスポジートは自身がMCUで演じるキャラクターのドラマシリーズが制作されると発言したとも報じている。もし、サーペント・ソサエティが、デアデビル、ジェシカ・ジョーンズらが所属するディフェンダーズに対抗する組織としてMCUに登場するなら、ジャンカルロ・エスポジートが演じるサイドワインダーは長期的に存在感を示すキャラクターになるかもしれない。
映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』では、米国大統領となったサディアス・ロスがレッドハルクに変身し、各国首脳がヴィブラニウムをめぐって対立する展開が描かれるとされている。新たなキャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソンは米国内外の問題とヴィランに直面することになりそう。サムが解決できなかった問題が『デアデビル:ボーン・アゲイン』に持ち越される可能性もあるだろう。
現実の米国と同じく山積みの問題に、新キャップはどう対処していくのだろうか。公開を楽しみに待とう。
映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日(金) 日米同時公開。
Source
EntertainmentWeekly / Collider
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