『アベンジャーズ5』ヴィランはロバート・ダウニー・Jr.演じるドクター・ドゥームに! 『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』発表 | VG+ (バゴプラ)

『アベンジャーズ5』ヴィランはロバート・ダウニー・Jr.演じるドクター・ドゥームに! 『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』発表

©2024 Marvel via: Marvel Studios X

『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』発表

米時間2024年7月27日(土)、サンディエゴ・コミコンでマーベル・スタジオのパネルが開催され、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ(原題:Avengers Doomsday)』の2026年5月全米公開が発表された。世界を驚かせたのは、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に、原作コミックでも人気のヴィランであるドクター・ドゥームをロバート・ダウニー・Jr.が演じると発表されたことである。

コミコンのステージに多数のドクター・ドゥームが登場すると、その中の緑のスーツを身にまとったドクター・ドゥームがマスクを外した。その正体は、映画『アベンジャーズ:エンドゲーム』(2019) までアイアンマンことトニー・スタークを演じてきたロバート・ダウニー・Jr.だった。SNSでは、会場の観客がパニックに陥る様子が拡散されている。

ロバート・ダウニー Jr.がドクター・ドゥーム役で復帰

ロバート・ダウニー・Jr.は、MCU第1作目である映画『アイアンマン』(2008) からMCUに参加しており、MCU成功の立役者として知られる。アベンジャーズを牽引してきたトニー・スターク役のロバート・ダウニー Jr.が、まさかの大ヴィランを演じることに。MCU最新作『デッドプール&ウルヴァリン』が公開されている中での大ニュースとなった。

ドクター・ドゥームは、MCU参戦が待ち望まれてきたマーベルの人気ヴィランであり、優れた科学者という点ではトニー・スタークと一致している。2005年の映画『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』と2007年の続編『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』では、ジュリアン・マクマホンが同役を演じた。2015年のリブート版『ファンタスティック・フォー』では、トビー・ケビルがドクター・ドゥームを演じている。

2025年7月全米公開のMCU映画『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』は、MCUのメインユニバースとは異なる世界が舞台になることが示唆されている。

その世界でトニー・スタークの変異体がドクター・ドゥームになるということであれば、ロバート・ダウニー・Jr.が異なるキャラクターを演じることにも説明がつく。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に先駆けての『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』でのドクター・ドゥーム登場はあるのだろうか。

ルッソ兄弟が『アベンジャーズ5&6』の監督就任

なお、今回のコミコンでは、2026年5月全米公開を予定している『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』と、2027年5月全米公開を予定している『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』は、共にルッソ兄弟が監督を務めることが発表された。

ルッソ兄弟は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018) と『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019) を成功に導いた二人であり、『アベンジャーズ5』と『アベンジャーズ6』にあたる新作2作にも大いに期待がかかる。

『アベンジャーズ5』をめぐっては、2023年のコミコンでタイトルが『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ』になることが発表されていた。征服者カーンが次のアベンジャーズの大ヴィランになる予定だったが、同年末にはカーンを演じていたジョナサン・メジャースが知人女性へのハラスメントと暴行で有罪判決を受け、契約が解除された。

『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ』は、タイトルを『アベンジャーズ5』の仮題に戻していたが、大ヴィラン変更、それもMCU成功の立役者であるロバート・ダウニー Jr.を連れ戻すというウルトラCでこの危機を乗り越えることにしたようだ。

公開まで2年を切っている『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』。新たなアベンジャーズはかつての英雄の姿を持つ敵を乗り越えられるのか。続報を楽しみに待とう。

映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ(原題)』は2026年5月全米公開。

同日、映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』ではアダマンチウムがストーリーの鍵になることが明かされた。詳細はこちらから。

ジャンカルロ・エスポジートが演じるシンヴィランはサイドワインダーであることも発表された。詳細と考察はこちらから。

『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ』についての発表はこちらから。

 

ケヴィン・ファイギが語ったX-MEN合流についての想いはこちらから。

【ネタバレ注意!】映画『デッドプール&ウルヴァリン』ラストの解説&考察はこちらの記事で。

映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』ヴィランの考察はこちらの記事で。

ワンダは生きている? ドラマ『アガサ・オール・アロング』予告編の考察はこちらから。

映画『ファンタスティック・フォー』は1960年代が舞台になるとされている。詳しくはこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』『スパイダーマン:スパイダーバース オフィシャルガイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
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