『ニミュエ 』が配信開始
2020年7月17日(金)より、Netflixの新たなファンタジー大作ドラマが配信を開始する。ドラマ『ニミュエ 選ばれし少女』は、『バットマン:ダークナイト・リターンズ』(1986)や『シン・シティ』(1991-2000)といったコミック作品で知られるフランク・ミラーと、作家のトム・ウィーラーによる絵本を実写ドラマ化したアクションファンタジー作品。若き日のアーサー王の物語をベースにしつつ、主人公ニミュエの視点から壮大な冒険の物語が描かれる。
『ニミュエ 選ばれし少女』のあらすじ
ドラマ『ニミュエ 』のヴィラン (悪役) にあたる“赤の騎士”とユーサー王は、魔法の力を持つ者たちを根絶やしにしようとしていた。魔法をこの世界から根絶させるために魔女狩りが行われ、主人公ニミュエの住んでいた集落も襲われる。全てを奪われたニミュエだったが、死にゆく母から一本の剣を託される。
ニミュエのミッションは、マーリンという人物にその剣を渡すことだ。後にアーサー王なる若き傭兵アーサーと出会ったニミュエは、旅路を共にすることに。剣は呪われているというが、強大な力を持つ。「その剣で導きなさい」「非力な娘じゃない。あたなは戦士」——その言葉に背中を押されたニミュエは、マーリンに剣を渡すため、そして自らの部族を守るために、ウーサー王の軍団に立ち向かう。
予告編では、ニミュエが剣の力を使い森の木々を操る場面も。魔法の力ゆえに全てを奪われ、追われることになったニミュエは、自らの“力”とどのように向き合うのか。そして手にした武器=剣もまた、ニミュエが狙われる理由となる。力を持つことと、それよによって生まれる抑圧、それらと向き合うニミュエの姿が見どころになりそうだ。
出演者と監督は?
主人公ニミュエを演じるのは、Netflixドラマ『13の理由』(2017-)でハンナ役を演じたキャサリン・ラングフォード。Netflix映画『バリー』(2016)で若き日のバラク・オバマを演じたデヴォン・テレルがアーサーを演じ、Netflixドラマ『オザークへようこそ』(2017-2020)のジェイコブ、HBOドラマ『ウエストワールド』(2016-)でジェームズ・デロスを演じたピーター・マランが“赤い騎士”のリーダーを演じる。
『ニミュエ』シーズン1のの最初の二話で監督を務めるのはゼトナ・フエンテス。ドラマ『ワン・ライフ・トゥ・リヴ』(1968-2012)、『iゾンビ』(2015-2019)なども手がけた女性監督だ。エミー賞に三度ノミネートされた経験を持つ。フランク・ミラーとトム・ウィーラーが描いた世界観を見事に映像化してみせている。
Netflixがおくるファンタジー大作ドラマ『ニミュエ 選ばれし少女』は2020年7月17日(金)配信開始。