【Kaguya Planet】大森望インタビュー、一般公開開始! | VG+ (バゴプラ)

【Kaguya Planet】大森望インタビュー、一般公開開始!

Kaguya Planetにて、大森望インタビューさんの一般公開開始

オンラインSF誌 Kaguya Planetにて、大森望さんのインタビューを一般公開しています。インタビューはSF同人誌『SFG』と共同で行いました。

Kaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中!各作品は約一ヶ月の先行公開期間を経て、無料で一般公開されます。月額500円の会員になると先行公開期間の作品を読むことができます。掲載作品一覧はこちら。

Kaguya Planetについて詳しく知る

大森望が語る、「ゲンロンSF創作講座・アンソロジー・引退」

2000年代後半からのSF短編小説の盛り上がりや今後の課題、SFアンソロジーを作る楽しさや苦労、そして大森望ゲンロンSF創作講座の強みや今後やりたい講座のことなど、大森さんとSF短編小説にまつわることをたくさんお聞きしています。インタビュアーはVGプラスの井上彼方が務めました。

Kaguya Planet × SFG、コラボ企画!

そしてKaguya Planetと『SFG vol.5』では、SF短編小説によるコラボも行います!

これまでも、坂崎かおるさんによる「アジア」をテーマにした姉妹編SF短編小説の掲載、枯木枕さんによるシェアード・ワールド企画と、ウェブと紙で小説のコラボをしてきたKaguya PlanetとSFGですが、今回のコラボは【3つの共通のお題を使ってSF短編小説を書く】です。

参加していただくのは、大阪にあるリトルプレス/インディーズ出版物の販売所 兼 ギャラリー〈犬と街灯〉の店主の谷脇栗太さんと、SF作家のもといもとさんです。谷脇さんにはKaguya Planetに掲載するSF短編小説を、もといさんには『SFG vol.5』に掲載するSF短編小説を執筆していただきます。

コラボ企画の執筆者は谷脇栗太さんともといもとさん

谷脇栗太さんは、大阪にあるリトルプレス/インディーズ出版物の販売所 兼 ギャラリー〈犬と街灯〉の店主。イラストレーター、デザイナー、作家として様々な創作活動を行なっており、2022年には井上彼方編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』(Kaguya Books)の装画・装幀を手がけ、短編集『ペテロと犬たち』を発行しています。

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また、エッセイアンソロジー『みんなの美術館』(2021) や架空の島々を舞台にした文芸アンソロジー『貝楼諸島へ/貝楼諸島より』(2022) の企画・編集を手掛けており、粘土で作った架空の島を売る島売人としての顔も持っています。

朗読活動も精力的に行なっており、各地のイベントで朗読をしたり、作家の北野勇作さん、蜂本みささんと一緒に、毎週水曜日に自作の掌編小説を朗読したりするラジオ〈犬街ラジオ〉を配信しています。

もといもとさんはwebディレクター兼ボドゲクリエイターです。「不確定要素」を追加しながら、箱の中の「ねこ」を観測しあう新感覚のカードバトル「シュレーディンガーのねこ」の制作者です。

バゴプラの主催する第一回かぐやSFコンテストをきっかけにSF小説を書き始め、「嘘つきロボット先生」が同コンテストにて選外佳作に選出されました。そして第二回かぐやSFコンテストでは、子供時代の思い出を描いた「黄金蝉の恐怖」が最終候補作品に選出されました。

その後、2021年にオンラインSF誌Kaguya Planetに「境界の街〜僕らの極秘計画〜」を寄稿。「黄金蝉の恐怖」とも共通する、生物への愛情に満ちた筆致と、躍動感のある描写で多くの人の心を掴みました。

2022年にはSF短編小説「静かな隣人」を井上彼方編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』(Kaguya Books)に寄稿しています。

そして今回お二人に執筆していただく小説の共通のお題は以下の3つです。

【共通のお題】
・落下するしましま
・野営
・ヤギ

お二人は、それぞれデザイナーと作家として、井上彼方編『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』(Kaguya Books) に参加しています。そして、作風は違いますが、「生物への愛」が滲み出た作品を多数執筆しているという意味でも共通する部分があります。そんな2人が、3つのお題をそれぞれどのように調理するのか、お楽しみに!

久永実木彦「天国には行けないかもしれない」先行公開中

Kaguya Planetでは現在、久永実木彦さんによる書き下ろしSF短編小説、「天国には行けないかもしれない」を先行公開しています。

「天国には行けないかもしれない」は、生活安全課員のデジロとその相棒サイドキックである生体マ・フのヴィオラの物語。二人は二一世紀のロボット革命における主要な起業家のひとり、プリチャード氏の聴取に来ていて……。SF的カニバリズムを描いた情緒溢れる作品です。

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Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。2020年12月に① 日本のSF界におけるジェンダー不均衡の是正② 新人賞以外の入り口を作ること③ 海外のようにオンラインでSF短編小説を読むカルチャーを作っていくこと、という三つの目標を掲げて活動を開始し、珠玉のSF短編小説を掲載し続けてきました。

2021年3月からは日本語の作品に加えて翻訳作品も掲載しています。邦訳が出るのはKaguya Planetが初めてという作家も数多く、海外で活躍している作家さんの作品を日本語圏に紹介するという役割も果たしています。

より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は、一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。

掲載している作品一覧

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