『ナイトランド・クォータリー』Vol.22は初の映画特集!「銀幕の怪異、闇夜の歌聲」 | VG+ (バゴプラ)

『ナイトランド・クォータリー』Vol.22は初の映画特集!「銀幕の怪異、闇夜の歌聲」

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『ナイトランド・クォータリー』Vol.22が発売

ホラー&ダークファンタジーの総合誌『ナイトランド・クォータリー』(発行:アトリエサード、発売:書苑新社) より、『ナイトランド・クォータリー Vol.22 銀幕の怪異、闇夜の歌聲』が2020年9月25日(金)に発売された。毎号テーマを定めつつ媒体を横断的に扱うことで知られる『ナイトランド・クォータリー』だが、今回は意外にも同誌史上初めてとなる映画特集。『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922) のポスターを元ネタにした、“猫絵師” 目羅健嗣による表紙が印象的だ。

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豪華インタビューは二本立て

『ナイトランド・クォータリー Vol.22』では、毎回豪華ゲストが登場する巻頭ロングインタビューに映画批評家で特殊翻訳家の柳下毅一郎が登場。SFファン、特殊翻訳家、映画批評家としての遍歴から、批評家としての思想への向き合い方に至るまで、柳下毅一郎という人物を形成する重要な要素を知ることができる貴重なインタビューとなっている。

また、ゲームスタジオのWhite Owlsを率いるゲームデザイナー SWERY へのインタビューも本号の見どころの一つだ。カルト的な人気を誇り、2020年7月には続編も発売された「Deadly Premotiton」(当初の邦題は『レッドシーズプロファイル』)を手掛けたSWERYが、同作の制作秘話はもちろん、ゲームが生み出しうる「恐怖」について本質的な議論を展開している。

小説は12編収録

『ナイトランド・クォータリー Vol.22』では、計12編の小説を掲載。ドイツ怪奇作家御三家の一人であるH・H・エーヴェルスの本邦初訳作品「十字架上のタンホイザー(ある白昼夢)」(訳 垂野創一郎)、前号にも作品が掲載されたマージョリー・ローレンス「シネマの幽霊」(訳 渡辺健一郎) など、今回も注目の作品が並ぶ。

北アイルランド生まれの作家で、脚本家としても活動していたサマンサ・リー「ムービー・モンスター」(訳 田村美佐子)、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『サイコ』(1960)の原作者として知られるロバート・ブロック「映画製作者へのささやかなアドバイス」(訳 岡和田晃)、本号のロングインタビューで登場した柳下毅一郎が翻訳を手掛けたエド・ウッド「最後のカーテン」(訳 柳下毅一郎)も収録。

その他にも、クリス・クリアータ「モノクロームの十二枚」(訳 待兼音二郎)スコット・ハーパー「浮浪者つぶしと血の報復」(訳 和爾桃子)ゲイリー・マクマホン「イエロー・フィルム」(訳 徳岡正肇)リー・クラーク・ズンペ「カユーガ湖の地底に潜むもの」(訳 待兼音二郎) が収録されている。“クトゥルフパンク小説”である「イエロー・フィルム」を手掛けたゲイリー・マクマホンは本邦初紹介のホラー作家。クリス・クリアータ、スコット・ハーパー、リー・クラーク・ズンペも本邦初紹介となる。

日本作家では、若くして逝去した富ノ澤麟太郎 (1899-1925) が1922年に発表した「セレナアド」、《異形コレクション》の復活を発表した井上雅彦が“映画”をモチーフにして書き下ろしたホラー最新作「〈ミライ妖カイ幻視行〉第三話 夢魔の港町」、タイナカジュンペイの写真集『Undine—ウンディーネ』に着想を得て執筆された徳岡正肇「UNDINE」が収録されている。

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エッセイも充実

もちろん、本号もエッセイは充実したラインナップ。岡和田晃による“ホラー映画とは、いったい何なのか?”を問う6頁のエッセイ「カリガリからモダン・ホラーへ」をはじめ、ホラーと映画を軸にした多彩なエッセイが揃っている。

浅尾典彦がホラー専門の映画製作会社ハマー・フィルムの映画ポスター・作品リストと共にその歴史を解説した「血を浴びながら復活する伝説のホラー専門会社レジェンド・オブ・ハマー・フィルム」はホラー映画ファン必読のエッセイとなっている。

『ナイトランド・クォータリー Vol.22 銀幕の怪異、闇夜の歌聲』(アトリエサード) は2020年9月25日(金)より店頭およびウェブにて発売中。

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VG+編集部

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