『東京下町SFアンソロジー』、2024年初夏刊行!
SF企業VGプラスが運営するレーベル、Kaguya Booksから2024年の初夏にトウキョウ下町SF作家の会編『東京下町SFアンソロジー(仮)』を刊行します。
『東京下町SFアンソロジー(仮)』は、正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』、井上彼方編『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』、なかむらあゆみ編『巣 徳島SFアンソロジー』に続く、地域SFアンソロジーの第四弾です。出版社は社会評論社で、トウキョウ下町SF作家の会が編者を務め、下町にゆかりのある作家が参加するアンソロジーとなっています。
『東京下町SFアンソロジー(仮)』に収録するSF短編小説を公募いたします。公募で採用された小説は、数名の作家による書き下ろしの作品と共にアンソロジーに収録されます。下記の要項をご確認の上、ぜひご参加ください。
トウキョウ下町SF作家の会編「東京下町SFアンソロジー(仮)」
『東京下町SFアンソロジー(仮)』の編者を務めるのは、トウキョウ下町SF作家の会。トウキョウ下町SF作家の会は、女性のプロ作家を主体とした東京の下町エリアを拠点とするSF作家の会です。 所属作家は大木芙沙子さん、斧田小夜さん、関元聡さん、久永実木彦さん。YouTubeチャンネルにて、斧田さんがTechを解説する動画やメンバーがSFコンテンツについて語り合う「はじめてエスエフ」などを配信しています。
『東京下町SFアンソロジー(仮)』は、トウキョウ下町SF作家の会のメンバーに加えて下町にゆかりのある作家に参加していただく、「下町とはSFの証明なり」をテーマにしたSFアンソロジーです。
「東京下町SFアンソロジー(仮)」収録作品の募集要項
- 対象作品
下記のコンセプトに則った、東京の下町、または架空の下町を舞台にしたSF短編小説。
※依頼原稿との作品の内容の重複を避けるため、舞台とする下町のエリアを限定させていただきます。詳細についてはコンセプトをご確認ください。
※※ウェブ上や非商業同人誌など、いかなる媒体でも既に発表した作品は応募不可とします。
- 『東京下町SFアンソロジー(仮)』コンセプト
- 応募資格
東京の下町出身、在住、住んでいたことがある、勤務していた/している、通学していた/している、頻繁に通っていたことのある人。プロ・アマ問わずご応募いただけます。 - 文字数
10,000字程度
※スペース、ルビは文字数に含みません。 - 審査員
トウキョウ下町SF作家の会、Kaguya Books 編集部 - 収録先
2024年初夏に刊行予定のトウキョウ下町SF作家の会編『東京下町SFアンソロジー(仮)』(Kaguya Books/社会評論社)
※採用された作品は、トウキョウ下町SF作家の会の会員と、編集者との改稿作業を経て収録されます。 - 原稿料
書籍収録にあたっては規定の原稿料と印税が支払われます。 - 募集期間
2024年2月20日(火)〜2024年2月29日(木) 23:59 - 応募方法
こちらのフォームからご応募ください。 - 選考期間
2024年3月1日(金)〜2024年3月10日頃
選考結果の発表は、採用させていただいた作品の執筆者へのメール連絡とさせていただきます。
- 一人一作品まで
- 採用本数
2編程度
地域SFアンソロジー、好評発売中
『北海道SFアンソロジー(仮)』と『東京下町SFアンソロジー(仮)』は、正井編『大阪SFアンソロジー OSAKA2045』、井上彼方編『京都SFアンソロジー ここに浮かぶ景色』、なかむらあゆみ編『巣 徳島SFアンソロジー』に続く地域SFアンソロジーです。
『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』に収録されているのは、大阪を知る10名が綴る2045年の大阪の物語。万博・AI・音楽・伝統、そして、そこに生きる人々――。そこにあるのが絶望でも、希望でも、この場所の未来を想像してみよう。
『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』は京都にゆかりのある8名の作家が綴るアンソロジー。1200年の都? いえいえ、わたしたちの棲む町。アート、池、記憶、軒先駐車、松ぼっくり、物語——。妖怪もお寺も出てこない、観光地の向こう側をお届けします。
『巣 徳島SFアンソロジー』(あゆみ書房)は7名の徳島在住の女性の作家と、徳島にゆかりのある芥川賞作家・小山田浩子さんと吉村萬壱さんによるアンソロジー。「そっとふみはずす」をテーマに、SF的な想像力が徳島の日常を描き出します。取扱書店一覧はこちら。