第31回 東京国際映画祭が開幕! ハンガリーSF『ヒズ・マスターズ・ヴォイス』など、注目のSF映画が目白押し (上映作品リスト掲載) | VG+ (バゴプラ)

第31回 東京国際映画祭が開幕! ハンガリーSF『ヒズ・マスターズ・ヴォイス』など、注目のSF映画が目白押し (上映作品リスト掲載)

via: 第31回東京国際映画祭ウェブサイト ©Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.

今年も東京国際映画祭が開幕

注目のSF映画が目白押し

10月25日、第31回東京国際映画祭が開幕した。東京・六本木ヒルズを舞台に、11月3日まで開催される。今年もSF映画が数多く出展されており、世界中の映画作品が集まるコンペティション部門には、ハンガリー映画の『ヒズ・マスターズ・ヴォイス』や、人魚伝説を題材にした香港映画の『三人の夫』など、注目の作品が並ぶ。

豪華企画も多数開催

今年の東京国際映画祭では、『ターミネーター』(1984)、『ガメラ2 レギオン襲来』(1996)など、懐かしのSF作品も上映される予定だ。11月7日劇場公開予定の『GODZILLA 星を喰う者』は、映画祭のクロージング作品として上映される。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)の製作、ドラマ『ウエストワールド』(2016-)の製作総指揮などで知られるブライアン・バークも来日し、講演を行う予定だ。「アニメーション監督 湯浅政明の世界」で開催される『DEVILMAN crybaby』のオールナイト上映では、音楽を担当した牛尾憲輔と湯浅監督によるトークショーも実施される。

注目のハンガリーSF映画『ヒズ・マスターズ・ヴォイス』

注目の海外SF作品では、パールフィ・ジョルジ監督の『ヒズ・マスターズ・ヴォイス』。ハンガリー発のSF映画だ。ハンガリーでクラス主人公・ペーテルは、冷戦期に消息を絶った父を探すべくアメリカへ向かう。父を追うペーテルの旅は、米軍の陰謀に巻き込まれ、やがて宇宙へと繋がっていく——。

屋久島を舞台にしたロボットSF『あまのがわ』

特別招待作品として上映される古新舜監督の『あまのがわ』は、鹿児島県は屋久島を舞台にした作品だ。主人公の史織は、母親との軋轢、そして友人の死をきっかけに不登校になる。ある日、入院した祖母・菊江に会いに鹿児島を訪れた史織は、菊江からの頼みで太鼓の演奏をするために屋久島へ旅立つ。そこで出会ったロボットは、彼女の心の拠り所となるのだが……。

第31回東京国際映画祭で上映される主なSF作品は、以下の通り。

コンペティション上映

10/26(金) 21:15-、10/28(日) 20:40-
『三人の夫』(香港)
監督:フルーツ・チャン

10/31(水) 21:10-、11/01(木) 16:55-
『ヒズ・マスターズ・ヴォイス』(ハンガリー)
監督:パールフィ・ジョルジ

特別招待作品

10/27(土) 20:30-
『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰 & Case.2 First Guardian』
監督:塩谷直義

10/30(火) 18:15-
『あまのがわ』
監督:古新舜

10/31(水) 18:00-
『ハードコア』
監督:山下敦弘

11/03(水)
『GODZILLA 星を喰う者』
監督:静野孔文

特別上映

10/29(水) 19:00-
『かぐや姫の物語』
監督:高畑勲

Japan Now

10/29(月) 20:30-
『ペンギン・ハイウェイ』
監督:石田祐康

11/1(木) 10:10-
『サイモン&タダタカシ』
監督:小田学

アニメーション監督 湯浅政明の世界

10/26(金) 23:20- (オールナイト上映)
『DEVILMAN crybaby』

10/28(日) 10:05-
『夜明け告げるルーのうた』

11/01(木) 17:25-
『マインド・ゲーム』

11/01(木) 20:30-
『湯浅政明 自選短編集 1992-2014』

ミッドナイト・フィルム・フェス!

10/26(金) 23:10-
『金曜洋画劇場 in ‘80s』
『ターミネーター』
監督:ジェームズ・キャメロン

『エルム街の悪夢』
監督:ウェス・クレイヴン

『ロボコップ』
監督:ポール・ヴァーホーヴェン

“映像 百花繚乱”上映会

10/29(月) 18:30-
『ガメラ2 レギオン襲来』
監督:金子修介

11/1(木) 18:30-
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
監督:ロン・ハワード

※既にチケットが売り切れている場合もあります。詳細は第31回東京国際映画祭のウェブサイトでご確認ください。

第31回東京国際映画祭ウェブサイト

Source
第31回東京国際映画祭ウェブサイト

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。 お問い合わせ

関連記事

  1. さよならマンスプレイニング——『キャプテン・マーベル』が示した新たなヒーロー像

  2. 『ダークナイト』公開から10年。クリストファー・ノーラン監督がシリーズ全作の脚本を執筆できた「贅沢な時代」

  3. 「パシフィック・リム」シリーズに登場した日本人出演者たち。監督との絆とバックグラウンドに注目

  4. 『シャザム!』が描いた“里親制度”ってなに? 世間のステレオタイプに一石