ジェレミー・レナー、事故から1年 ホークアイ役でのMCU復帰に意欲 | VG+ (バゴプラ)

ジェレミー・レナー、事故から1年 ホークアイ役でのMCU復帰に意欲

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ジェレミー・レナー、事故後の現状を語る

映画『ハート・ロッカー』(2009) などで知られる俳優のジェレミー・レナーが、ホークアイことクリント・バートン役でのMCUへの復帰に意欲を見せている。ジェレミー・レナーは2023年1月1日に自宅付近での除雪作業中に重機の下敷きになる事故に遭い、胸部への鈍的外傷や30箇所以上の骨折といった重傷を負っていた。

一時は本人が死を覚悟するほどの大怪我を負っていたジェレミー・レナーだが、その後はリハビリに取り組んで復帰を目指していた。ファンに衝撃を与えた事故から1年が経過し、ジェレミー・レナーが米Entertainment Tonightに現状と想いを語っている。

ジェレミー・レナーは、「あと半年もすればもっと走れるようになる」と語り、「よくなるためには、より強くなるためにはなんでもやる」と決意を表明している。更に、「回復が後戻りすることはない」「回復も残りの人生の一部」「より良く、より強く、より幸せで健康になるためには、常にやるべきことがあるし、それを楽しみにしています」と語るなど、かなり前向きな姿勢を見せている。

MCU復帰に意欲

そして、アベンジャーズへの復帰について聞かれたジェレミー・レナーは、以下のように語っている。

いつだってやりたいですよ。(ホークアイを演じられるくらい)十分に身体を強くします。それは間違いありません。演じられるようにします。(関係者の)みんながお見舞いに来てくれて、回復していく過程でずっとそばにいてくれました。望まれるのであれば、参加するつもりです。そうなれば素晴らしいことですね。

MCUの関係者が継続的にジェレミー・レナーのお見舞いに訪れていたことを明かしている。ジェレミー・レナーはドキュメンタリー『アッセンブル:ホークアイの裏側』で、俳優とスタッフと長期的な関係を築けることがMCUの特徴と話していた。マーベル・スタジオが望むのであればホークアイとしてMCUに復帰すると意欲を示しており、そう遠くない未来にクリント・バートンのカムバックが実現することになりそうだ。

ドラマ『ホークアイ』(2021) では、ヘイリー・スタインフェルド演じるケイト・ビショップが二代目ホークアイを襲名した。それでも、数少ないオリジナルのアベンジャーズのメンバーとして、クリント・バートンの力が必要になるときが来るだろう。

ジェレミー・レナーは米時間の2024年2月2日に、娘のアヴァと撮影したシルクのアーモンドミルクプロテインのCMを自身のSNSに投稿。

ジェレミー・レナーが元気な姿を見せているこのCMは、NFLのスーバーボウルという一大イベントで放送されることになる。スーパーパワーを持たずに敵に立ち向かうクリントと、一歩ずつ復帰を目指すジェレミー・レナーの姿が重なる。矢を射るあの姿が再び見られることを心待ちにしよう。

ジェレミー・レナー主演のドラマ『ホークアイ』と、クリント・バートンも回想シーンで出演するドラマ『エコー』はディズニープラスで配信中。

ディズニープラス

Source
Entertainment Tonight

ドラマ『エコー』の成功がもたらしたマーベル・スタジオの方針転換についてはこちらの記事で。

『エコー』のストーリーが今後のMCUに与える影響についての考察はこちらから。

ドラマ『ホークアイ』で残された謎はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。編著書に『プラットフォーム新時代 ブロックチェーンか、協同組合か』(社会評論社)。
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