アメコミ界屈指のイラストレーターが緋村剣心のイラストを公開
ファンからは絶賛の声
DCコミックスのCCO (チーフ・クリエイティブ・オフィサー) でイラストレーターのジム・リーが、自身のインスタグラムで漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(1994-1999)の自作イラストを公開した。『るろうに剣心』の主人公・緋村剣心が、逆刃刀を手に斬りかかる躍動感溢れるイラストとなっており、イラストの左下にはジム・リーのサインが入っている。ファンからは素晴らしい!」、「ゴージャス」と絶賛の声があがっている。
「X-メン」、「バットマン」シリーズを手がけた大物
ジム・リーは韓国生まれのアメリカ人クリエイター。マーベルでは、『Uncanny X-Men』(1963-)や、1991年から始まった『X-Men』の第2シリーズを手がけた。92年にはインディペンデント系アメコミ出版社のイメージ・コミックスを立ち上げ、90年代後半にはDCコミックスに移籍。「バットマン」シリーズや「スーパーマン」シリーズの作画を手がけ、2018年6月よりDCコミックスのCCOに就任している。
今後の展開は…?
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、1994年に『週刊少年ジャンプ』で連載を開始した大ヒット漫画。アメリカでは『Samurai X』のタイトルで劇場版およびOVAが公開され、海外でも人気を博している。
日本を代表する漫画作品と、X-メン、バットマン、スーパーマンなどを描いてきたアメコミ界の大物との、まさかのコラボレーション。今後の展開に期待を寄せるファンも多いが、ジム・リーは、2018年8月5日には『もののけ姫』(1997)、10月7日には『ウルトラマン』(1966-1967)のイラストを公開している。
実は、これらのイラストは、Twitchのストリーミング番組内で描き上げられたもの。ジム・リーによるファンサービスなのだ。だが、何が新たなコラボレーションのきっかけになるかは分からないということも事実。ジム・リーのTwitchをチェックして、その時を待つとしよう。