『デアデビル:ボーン・アゲイン』2025年3月4日米配信開始 MCU映画2作をつなぐ重要な時期に | VG+ (バゴプラ)

『デアデビル:ボーン・アゲイン』2025年3月4日米配信開始 MCU映画2作をつなぐ重要な時期に

©Marvel

『デアデビル:ボーン・アゲイン』配信日が決定

MCUドラマ最新作『デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)』が米時間の2025年3月4日(火) よりディズニープラスで配信される。ニューヨークで開催されているニューヨーク・コミコンで発表された。

Varietyによると、イベントにはデアデビルことマット・マードック役のチャーリー・コックスキングピンことウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオがサプライズで登場し、ニューヨークでの撮影について語ったという。

『デアデビル:ボーン・アゲイン』は、ABC制作のドラマ『デアデビル』(2015-2018) の正統続編に位置付けられる。MCU作品ではドラマ『ホークアイ』(2021) と『エコー』(2024) にキングピンが、ドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』(2022) と『エコー』にデアデビルが登場しており、『デアデビル:ボーン・アゲイン』では二人のその後が描かれることになる。

『デアデビル:ボーン・アゲイン』ではマット・マードックは弁護士としての活動を続けており、一方でウィルソン・フィスクはニューヨークで政治活動に取り組んでいるという。『エコー』では、ウィルソン・フィスクの市長選出馬を示唆する展開が見られた。『デアデビル:ボーン・アゲイン』では、やはり二人は引き合わされ、衝突することになるようだ。

『デアデビル:ボーン・アゲイン』では、パニッシャーことフランク・キャッスル役のジョン・バーンサル、カレン・ペイジ役のデボラ・アン・ウォール、フォギー・ネルソン役のエルデン・ヘンソン、ブルズアイことデックス・ポインデクスター役のウィルソン・ベセルが『デアデビル』から続投する。ドラマ『ミズ・マーベル』(2022) からユスフ・カーン役のモハン・カプールが出演する他、『デアデビル』でヴァネッサ・マリアンナ役を途中交代したアイェレット・ゾラーが同役で復帰する。

2月〜3月は大忙し?

『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン1は全9話で構成されるため、順当に行けば2025年3月4日から4月29日まで配信されることになる。2025年2月14日(金) には映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』2025年5月2日(金) には映画『サンダーボルツ*』の劇場公開が控えており、マーベルファンにとっては忙しい春になりそうだ。

日本での配信についてはまだ発表されていないが、米国の火曜配信ということになると、日本では水曜日の朝に配信される可能性は高い。MCUでの前例としては、5話一斉配信という形で2024年1月に配信されたドラマ『エコー』が挙げられる。また、「スター・ウォーズ」シリーズでは2023年8月に配信を開始したドラマ『アソーカ』も米時間の火曜日夜、日本時間の水曜日午前に配信された。

元々ディズニープラスの作品は金曜日にリリースされていたが、パンデミック後に劇場公開作品との競合を避ける狙いもあり、ドラマ『ロキ』(2021-) を機に平日配信が始まった。『デアデビル:ボーン・アゲイン』の配信時期は、前後を『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』と映画『サンダーボルツ*』に挟まれており、なるべく金曜日から遠い火曜日が選ばれたと見ることもできる。

2024年のMCUドラマの配信は『エコー』『アガサ・オール・アロング』のみで、アニメ『X-MEN ’97』の配信はあったが、映画も『デッドプール&ウルヴァリン』が公開されたのみだった。2025年は上記の2作に加え、7月に『ファンタスティック・フォー ファースト・ステップス(原題)』の公開も予定している。また、配信時期は「近日」となっているが、ニューヨーク・コミコンではアニメ『ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン(原題)』の新画像も公開されたという。

帰ってきたデアデビル、そしてMCUに期待しよう。

ドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン(原題:Daredevil: Born Again)』は、米時間の2025年3月4日(火) よりディズニープラスで配信開始。

ディズニープラス

映画『デッドプール&ウルヴァリン』は4K UHD+3D+Blu-rayセットの限定版が予約受付中。

Source
Variety

2025年11月公開を予定していた映画『ブレイド』は公開延期が報じられている。詳しくはこちらから。

ドラマ『アガサ・オール・アロング』第1話のネタバレ解説はこちらから。

ドラマ『ヴィジョン・クエスト(仮題)』の情報はこちらの記事で。

D23で明かされた『デアデビル:ボーン・アゲイン』のストーリーについてはこちらから。

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』ヴィランの考察はこちらから。

『デッドプール&ウルヴァリン』ラストの解説&考察はこちらから。

チャーリー・コックスがスパイダーマンとのチームアップについて語った内容はこちらの記事で。

ドラマ『エコー』最終話の展開が今後のMCUに与える影響についての考察はこちらから。

齋藤 隼飛

社会保障/労働経済学を学んだ後、アメリカはカリフォルニア州で4年間、教育業に従事。アメリカではマネジメントを学ぶ。名前の由来は仮面ライダー2号。 訳書に『デッドプール 30th Anniversary Book』『ホークアイ オフィシャルガイド』『スパイダーマン:スパイダーバース オフィシャルガイド』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース オフィシャルガイド』(KADOKAWA)。正井編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』の編集担当、編書に『野球SF傑作選 ベストナイン2024』(Kaguya Books)。
お問い合わせ
¥3,300 (2024/11/03 00:35:38時点 Amazon調べ-詳細)
社会評論社
¥1,650 (2024/11/02 22:31:56時点 Amazon調べ-詳細)

関連記事

  1. 第7話ネタバレ解説『キャシアン・アンドー』革命に殉じること、爪を隠して生き延びること あらすじ&考察

  2. 【最新版】Netflix実写版『ONE PIECE』キャストまとめ シーズン2の登場人物も明らかに ルフィ役は? あの大物俳優も出演、吹替声優陣は…

  3. 第2話ネタバレ解説!『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』ジョン・ウォーカーの過去、ラストで流れた音楽は? あらすじ&考察

  4. 【あらすじ】Netflixドラマ『ザ・オーダー 暗黒の世界』シーズン2は記憶を失ったメンバーの新たな戦いを描く【6月18日配信開始】