Kaguya Planetにて「食」第一弾、紅坂紫「鬼姫と絵師」先行公開開始! | VG+ (バゴプラ)

Kaguya Planetにて「食」第一弾、紅坂紫「鬼姫と絵師」先行公開開始!

「食」特集第1弾「鬼姫と絵師」、先行公開開始!

SF企業 VGプラスが運営するオンラインSF誌 Kaguya Planetにて、紅坂紫さんによる「食」がテーマのSF短編小説「鬼姫と絵師」の会員向け先行公開を開始しています。カバーデザインを手がけたのはVGプラスデザイン部。月額500円〜会員登録をしてお読みください!

Kaguya Planet

Kaguya Planetに登録する

 

ウェブマガジンKaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中!

掲載した作品は、三ヶ月に一回、マガジン『Kaguya Planet』として刊行します。

Kaguya Planetの会員になると、配信している短編小説を先行公開に読むことができたり、マガジン『Kaguya Planet』が無料で届いたり、イベントに割引価格で参加できたり……魅力的な特典が盛りだくさん!

会員登録&Kaguya Planetに応援をよろしくお願いいたします。

Kaguya Planetについて詳しく知る

7月のKaguya Planetは「食」第一弾!

Kaguya Planetでは、2024年7月〜9月にかけて、特集「食」を開催。食をテーマにしたSF小説・論稿を先行公開します。そして10月にはこの三作品とブックレビューやコラムを掲載したマガジンを刊行予定です。

特集「食」は、2023年11月に京都で開催されたKaguyaのイベント、「かぐやフェス」の抽選大会で「特集テーマ指定権」を引き当てた紅坂紫さんが、テーマとして「食」を選んだことによって実現したものです。

特集「食」の第一弾として、紅坂紫さんによる書き下ろしSF短編小説「鬼姫と絵師」の先行公開を開始しています。

紅坂紫さんは2001年生まれの小説家、詩人、翻訳家、エッセイスト。ネットプリントとInstagramのウェブzine「CALL Magazine」主宰。『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』(Kaguya Books)に短編「アンダンテ」が掲載されているほか、『生物SFアンソロジー:なまものの方舟』『matotte.』『アンソロジー 夢でしかいけない街』『貝楼諸島より』など様々なアンソロジーなどで精力的に作品を発表しています。
翻訳者としては、自身が共同編者として参加した『結晶するプリズム:クィアSFアンソロジー』に掲載のイン・イーシェン「鰐の王子さま」、Kaguya Planetに掲載されているジョイス・チング「まめやかな娘」などの翻訳を手掛けました。また、『S-Fマガジン』でナディア・アフィフィ「バーレーン地下バザール」の翻訳を手がけているほか、NOVEL & SHORT STORY REVIEW欄で未訳作品を紹介する連載を執筆しています。

今回Kaguya Planetに寄せていただいたのは、「食」にまつわる抑圧と解放を描いた、紅坂さんの創作の持ち味であるたんたんとした凄みを感じられるホラーテイストの作品です。

紅坂紫「鬼姫と絵師」

その村には、「女は人前で食べてはならない」という掟があった。村で唯一の絵師である女も掟を守り、一人で部屋に籠り、口を薄く開けて日々の飯を食べ、生活のために絵を描いて暮らしていた──。
「食べる」という行為の生々しさ、そして生きるために食べることの美しさを描いた短編。

Kaguya Planetにログイン  Kaguya Planetに登録

※2024年4月17日以前にKaguya Planetに登録されている会員の方は、こちらから紅坂紫「鬼姫と絵師」を読むことができます。

各種SNSでもKaguya Planetや「食」特集の最新情報を発信しております。また月に一回程度、最近の活動や最新情報をお知らせするニュースレターもお送りしております。フォロー&ご登録よろしくお願いいたします。

X(Twitter):https://twitter.com/vagopla
Instagram:https://www.instagram.com/kaguyabooks/
bluesky:https://bsky.app/profile/kaguya-sf.bsky.social
ニュースレター:こちらから登録→ https://forms.gle/eHvukwxmuZ4dAo3H7

マガジン『Kaguya Planet 特集:食』は10月刊行予定!

Kaguya Planetにて「特集:食」に掲載した作品は、10月にマガジン『Kaguya Planet 特集:食』として刊行します。マガジンには、掲載した短編小説の他、特集テーマに関連した書評やコラムなどを掲載します。

マガジン『Kaguya Planet 特集:食』
【概要】
紅坂紫「鬼姫と絵師」を含む、「食」にまつわるSF短編作品や論考を三編収録するほか、特集テーマに関連したブックレビューやコラムを掲載します。
刊行:2024年10月中旬
サイズ:A5
ページ数:100ページ(予定)
価格:1500円(税込1650円)

マガジン『Kaguya Planet 特集:食』を予約する

マガジン『Kaguya Planet Vol.2 特集:パレスチナ』好評発売中!

Kaguya Planetでは、 4~6月に開催した特集「パレスチナ」で掲載した3つの小説と、テーマにまつわるブックレビューやコラムを収録したマガジン『Kaguya Planet Vol.2 特集:パレスチナ』(紙、PDF)を7月13日に刊行しました。

『Kaguya Planet vol.2』
特集:パレスチナ

2023年10月7日以降、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃が激化しています。
この攻撃は、決して10月7日に突然始まったものではなく、70年以上にわたる迫害と虐殺の歴史とひと続きの民族浄化です。そして、この惨状を招いてしまった責任の一端は、植民地主義や深刻な人権侵害をずっと見て見ぬふりしてきた国際社会にあります。
日本でSFに携わるメディアとして果たすべき責任は何か。そう考えて、これまで日本にあまり届けられてこなかった、パレスチナのSFを紹介する特集を組みました。
特集では、パレスチナ人作家、パレスチナにルーツのある作家による、パレスチナを舞台にした小説を掲載している他、編集部による解説やテーマに関連したコラムを掲載しています。

⚫︎小説
ズィヤード・ハッダーシュ「ここの外では」(佐藤祐朔訳)
ソニア・スライマーン「ムニーラと月」(岸谷薄荷訳、佐藤まな監訳)
タスニーム・アブータビーフ「継承の息吹」(岸谷薄荷訳、佐藤まな監訳)
牧野大寧「城南中学校生徒会役員選挙『カレーVSラーメン』」
⚫︎コラム
井上彼方「SFとイスラエルとパレスチナ」
堀川夢「英語で読むパレスチナのSF」
齋藤隼飛「プレイヤーへの期待、その裏にあるキュレーターの責任」
鯨ヶ岬勇士「スーパーヒーローはどこにいるのか。それはあなたかもしれない。」
⚫︎PICK UP
『野球SF傑作選 ベストナイン2024』
『SF作家はこう考える 創作世界の最前線をたずねて』
⚫︎インタビュー
映画『カミノフデ 〜怪獣たちのいる島〜』総監督・村瀬継蔵&特撮監督・佐藤大介 インタビュー
SF作家対談:天沢時生×水町綜「不良とバイクとSFと」
⚫︎イベントレポート
IMAGINARC 想像力の音楽
⚫︎VGプラスの活動報告

サイズ:A5
ページ数:106ページ
一般価格:1650円(税込)
ISBN:978-4-911294-01-7

※『Kaguya Planet vol.2 パレスチナ』の売り上げの一部は、国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に寄付します。

オンラインストア

オンラインSF誌Kaguya Planetでは、特集のうち、ズィヤード・ハッダーシュ「ここの外では」(佐藤祐朔訳)、ソニア・スライマーン「ムニーラと月」(岸谷薄荷訳、佐藤まな監訳)、タスニーム・アブータビーフ「継承の息吹」(岸谷薄荷訳、佐藤まな監訳)の三編と、掲載作品の牧野大寧「城南中学校生徒会役員選挙『カレーVSラーメン』」を一般公開しています。

またKaguya Planetでは月額500円〜会員を募集しております。毎月小説を先行配信で読める他、インタビューやイベントレポートなどの会員限定コンテンツが満載。会員登録してお楽しみください!

Kaguya Planetにログイン  Kaguya Planetに登録

「マイクからSF ライヴで楽しむ小説」アーカイブ配信中!

朗読とトークで、SF小説を楽しもう!
一人で読むもよし、みんなで読書会をするもよし、さまざまな楽しみ方ができるのが読書の魅力。
朗読とトークで味わうSF小説はいかがですか?

Kaguya Booksで企画した「マイクからSF ライヴで楽しむ小説」のアーカイブを7月29日(月)まで発売しています。

読んだことのある小説が音声を得て新たな顔をみせたり、はじめて出会う小説の臨場感に惹きつけられたり。小説を耳から楽しむひとときは、きっと特別なものになるはず。また後半のトークのパートでは、ローカルなSFについてお話いただきます。宇宙や未来などの壮大なイメージを持たれることもあるSFですが、身近な場所を舞台にしたSF作品の魅力や可能性について語ります。

【ゲスト】
朗読:北野勇作、なかむらあゆみ、御守ミコ(きのホ。)
トーク:北野勇作、高山羽根子、吉村萬壱

【朗読作品】
北野勇作:『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』より、北野勇作「バンパクの思い出」
なかむらあゆみ:『巣 徳島SFアンソロジー』より、なかむらあゆみ「ぼくはラジオリポーター」
御守ミコ:『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』より、鈴木無音「聖地と呼ばれる町で」織戸久貴「春と灰」
(いずれも、作品の一部を朗読していただきます)

【アーカイブ配信の視聴期間】
7月29日(月)23:59まで閲覧していただくことができます。

【お申込み】
下記のフォームから直接お申し込みいただけます。またこちらのイベントページからもお申し込みいただけます。

【主催】VGプラス合同会社
【問い合わせ】info@virtualgorillapus.com

VG+編集部

映画から漫画、ゲームに至るまで、最新SF情報と特集をお届け。 お問い合わせ

関連記事

  1. Kaguya Planet × SFG、第二回マイクロノベルバトル開催! テーマは「犬 vs 猫」

  2. 【連載】Kaguya Book Review第7回 トラヴィス・バルドリー『伝説とカフェラテ 傭兵、珈琲店を開く』

  3. 花田一三六『蒸気と錬金 Stealchemy Fairytale』発売! 錬金術と魔法で溢れる異界紀行

  4. 「京都/大阪SFアンソロジー」公募実施!