『シー・ハルク:ザ・アトーニー』8月17日配信
MCUドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』が2022年8月17日(水) よりDisnsey+で配信される。MCUドラマとしては第8弾にあたり、2022年配信の『ムーンナイト』『ミズ・マーベル』に続いて新ヒーローがMCUに紹介される。ドラマ『シー・ハルク』の主人公は弁護士のジェニファー・ウォルターズ。事故に遭った際に従兄弟のハルクことブルース・バナーの血を輸血して、ハルクと同様の力を得ることになる。
米サンディエゴで2022年7月21日から24日まで開催されたコミコン2022では、多くのMCU関連の発表が行われた。ドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』の本予告も公開され、各作品の出演者と製作陣も集合。その中で、8月17日(水)から配信されるドラマ『シー・ハルク』について、脚本を手掛けたジェシカ・ガオが本作のテーマについて語っている。
ある日突然スーパーパワーを得たら
コミコン2022の会場で米マーベル公式からインタビューを受けたジェシカ・ガオは、『シー・ハルク』で描かれる物語について、以下のように話した。
ある日、全然頼んでもないのに突然ハルクになってスーパーパワーを得たら、どんなことが起こる? 自分はどういう風に感じる? 皆が私にスーパーヒーローやアベンジャーになってもらいたがってるとしたら。私だったらブチギレます。
疲れてるし、そんなことをする時間はないし、既にいっぱいいっぱいです。私がこの仕事を両親がやってたようにこなせるって? しかもスーパーヒーローになってほしいって? ノーサンキュー、絶対にパス。でも、彼女にとってこれはパスできないもので、彼女はこれにどうにか対処しなければいけなくなるんです。
確かに、スーパーパワーを得たら即ちスーパーヒーローになれるというのは、だいぶ生活に余裕があり、様々な制約から自由な人の特権でもある。神様でも、英雄でも、資本家でもないジェニファー・ウォルターズは、日々の仕事や生活に取り組む中で、世間からの要請にどのように応えるのか、あるいは応えないのだろうか。
MCUでは、ヒーロー業と学生生活との両立に悩むヒーローの姿は描かれてきたが、弁護士という仕事との両立は新しいパターンだ。コミコン2022で公開された『シー・ハルク』の本予告では、弁護士の裏の顔としてヴィジランテ活動に取り組むデアデビルも登場することが示唆された。二人の立場の違いにも注目しつつ、配信を楽しみに待とう。
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ドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』は2022年8月17日(水) よりDisney+で独占配信。
Source
Marvel Entertainment YouTube
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