コングは帰ってくる。『モナーク』シーズン2で怪獣が総登場か? | VG+ (バゴプラ)

コングは帰ってくる。『モナーク』シーズン2で怪獣が総登場か?

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『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン2制作決定

2023年11月17日(金)よりApple TV+より配信が開始され、ゴジラたちが存在するモンスター・ヴァースの世界を拡大させていった『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』のシーズン2が制作されることになった。そこでファンが興味を持ったのは『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン1のラストシーンだ。何故かと言えば、ショーランナーであるクリス・ブラックがコングが『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン2に登場することを認めたことを米The Directが報道したのだ。

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』では地下空洞の世界の謎などが解き明かされていき、それによって『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)にもつながる重要な情報が解説されていった。そのため、コングの登場によって『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン2でも更なるモンスター・ヴァースの拡大が考えられる。

本記事では『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン1のラストシーンと製作陣のインタビューから、今後の展開について解説を述べていこう。なお、本記事は『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン1のネタバレを含むので注意していただきたい。

ネタバレ注意
以下の内容は、ドラマ『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』の内容に関するネタバレを含みます。

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』でコング登場

モンスター・ヴァースの時系列

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』のシーズン1の最終話である第10話「論理を超えて」のラストでは物語が2015年から2017年に飛び、場所も髑髏島のエイペックス・サイバネティクスの支部に飛んだ。そこで救出されたケイトたちは、髑髏島の守護者であるコングと遭遇することになり、『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン2ではコングが登場することが示唆されていた。

そこで重要になってくるのは2017年という時系列だ。2017年は『GODZILLA ゴジラ』(2014)のG-Dayから3年後であり、ゴジラが地球上の怪獣の王となった『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』より3年前である。時系列ではゴジラとコングが対面するのは『ゴジラvsコング』(2021)で描かれる2024年での出来事であり、まだ7年間の空白が存在することになる。

また、コングとゴジラは古来より対立関係になることが多く、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』でゴジラが地球上の怪獣の王として咆哮した際にも、コングはゴジラを王と認めずにひれ伏さなかったとされている。そのため、ゴジラが中心の物語になるとコングが脇に追いやられ、コングを中心にするとゴジラが脇に追いやられてしまうと考えられる。

コングとゴジラの関係性からファンの間では、『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン2はコングが中心の物語となり、ゴジラは影をひそめるのではないかと考察されていた。そのことについて、企画・脚本・ショーランナーを務めたクリス・ブラックら制作陣が米The Directでコメントを出した。

三大怪獣 地球最大の決戦

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ではモンスターゼロことギドラの偽の王としての咆哮で、数多くの怪獣が目を覚ました。それにより、モナークが管理していた数多くの怪獣が前哨基地より脱走し、各都市に甚大な被害を及ぼした。クリス・ブラックは『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』で存在が明らかになった怪獣たちを『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』にも登場させたいようだ。

モンスター・ヴァースには、象徴的なキャラクターがたくさんいます。つまり、ゴジラを筆頭に、コング、ラドン、モスラ、ギドラ。私たちは、もし機会があれば、すべての神々を登場させたいと思っています。そして、シーズン終盤、シーズンフィナーレのクライマックスに差し掛かり、新しい誰かが舞台に立つということを少し味わうことができると思います。もしそれを使って何かをするつもりがなかったら、私たちはそれを表に出さないと思います。

中国雲南省の密林の古代遺跡で幼虫状態だったモスラや、メキシコの火山島イスラ・デ・マーラの活火山で眠っていたラドンが登場する可能性があるだけでも、『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン2はファンにとって垂涎の的になると考察できる。特にゴジラとモスラの幼虫、ラドン、ギドラが集まるとなれば思い浮かぶのは『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964)だろう。『三大怪獣 地球最大の決戦』はキングギドラが初登場した作品だ。

モスラやラドン、ギドラといった東宝怪獣の出演料は、怪獣のキャラクターを守るために高額であると言われている。そのため、簡単にゴジラを含めた4体の怪獣を集めるのは難しい。それでも、『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン1は高評価であったため、より高品質なものを撮影するためにスタジオ側がゴジラ、モスラ、ラドン、ギドラたち東宝怪獣の高額な出演料に投資をする可能性は十分に期待できる。

ゴジラ、モスラ、ラドン、ギドラの登場にも期待

それを後押しするように元モナークのメンバーのティムを演じるジョー・ティペットは、どの怪獣を見たいかと尋ねられた際に以下のように答えている。それはすべての怪獣が『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』に登場するのを見たいというファンの心理そのものだった。

それは大変です。私の願いは、いつかは全員を見られるだけのシーズンが来ることですかね。わかります? 願わくは、長く続けてほしいと思います。そして、十分な時間を確保し続けるのです。例えば、1シーズンにすべての怪獣を詰め込むなんてことはしたくはありません。少し長めにやれたらクールだと思います。

ゴジラとコングの二大怪獣が登場する場合、気になってくるのがケイトの立場だ。G-DayのPTSDを抱えながらゴジラと奇妙なつながりを持つケイトを演じるアンナ・サワイは、「彼女がコングとのつながりを見つけるかもしれない」と期待していることをインタビューで語った。また、アンナ・サワイは動物が好きであるため、「私は動物が大好きです。そして、もしコングに会ったら、喜んでその背中に飛び乗るでしょう。だから、どうなるか見てみましょう」とも語っている。

それというのも、砂漠での一場面で、彼女はゴジラともつながりを持ったような気がするからです。ゴジラとつながりをもった後、彼女が依然と同じ人物かどうかはわかりません。彼女はもうG-Dayでトラウマを負ったケイトではないのです。それ以上のものがある。ですから、彼女がコングとのつながりも見つけてくれることを願っています。

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』スピンオフ制作決定

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』は現在、複数のスピンオフの話も持ち上がっている。ショーランナーであるクリス・ブラックはまだ話し合いの初期段階であるとしているが、「そう願っています」とスピンオフの可能性を認めた。

そう願っていますよ。まだ予備的な話です。まだ話は早いのです。番組の反響がとても良かったので、みんな興奮していたと思います。そして、あの世界でもっと物語を作りたい、神話を広げるチャンスがある、という渇望があるように思いました。モンスター・ヴァースは、番組で紹介したように、複数のタイムラインをまたいで活躍できる大きな世界なのです。まだ何も決まっていませんが、可能性にワクワクしています。

ゴジラとコングの距離は『ゴジラvsコング』で二大怪獣が衝突した劇中時間設定の2024年まで離れていそうだ。それでも、様々な東宝怪獣を通してゴジラとコングの関係性を観ることが出来る可能性があるというだけでも、クリス・ブラックと同じように観客もワクワクしてしまう。今後の情報解禁に胸が高鳴る。

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』シーズン1はApple TV+にて独占配信中。

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』公式サイト

Source
The Direct

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』第1話「余波」のネタバレ考察&解説記事はこちらから。

『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』第2話「旅立ち」のネタバレ考察&解説記事はこちらから。

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『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』第4話「パラレルとインテリア世界」のネタバレ考察&解説記事はこちらから。

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鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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