『デアデビル:ボーン・アゲイン』過去作との繋がりは?
2025年3月からディズニープラスで独占配信を開始するMCUドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン(原題:Daredevil: Born Again)』。主人公のデアデビルことマット・マードックをチャーリー・コックスが再演する。
チャーリー・コックスは、Netflixで配信されたABC制作のドラマ『デアデビル』(2015-2018) (現在はディズニープラスで配信中)でデアデビルを演じ、MCUでは映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)、ドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』(2022)、『エコー』(2024) にも同役で出演している。MCUではNetflix版『デアデビル』の物語を継続させて『デアデビル:ボーン・アゲイン』を制作することが発表されている。
チャーリー・コックスが語る
MCUドラマ最新作『アガサ・オール・アロング』全9話の配信を終え、『デアデビル:ボーン・アゲイン』が次のMCUドラマとして控える中で、主演のチャーリー・コックスが英Empireに登場。Netflixで配信された『デアデビル』とディズニープラスで配信される『デアデビル:ボーン・アゲイン』の繋がりについて語っている。
『デアデビル:ボーン・アゲイン』が配信される2025年で、デアデビルを演じ始めてから10年が経つチャーリー・コックスは、MCU版デアデビルの「当初の計画」についてこう話している。
少し違うバージョンのマットを描くために、全てやり直すという話もあったんです。しかし、最終的には続きをやろうということになりました。
チャーリー・コックスは「多くの歴史が継続します。以前のシーズンで作り上げられた関係性や力関係はまだ存在しています」と続けている。『デアデビル』からMUCへの参入は、ドラマ『ホークアイ』(2021) に登場したキングピンことウィルソン・フィスクが最初で、当初はNetflix版の世界とは明確な繋がりを持たず、キャラクターだけをMCUに持ち込むとされていた。
ドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』ではいつもとトーンの異なる明るいマット・マードックが描かれた他、『エコー』に登場したウィルソン・フィスクの凶器がオリジナル版と形状が異なるなど、MCU版のアレンジが見られた。最終的には、『デアデビル』をはじめとする〈ザ・ディフェンダーズ・サーガ〉を丸ごとMCUの正史に加えるという決定が下されたようで、『デアデビル:ボーン・アゲイン』は『デアデビル』の正式な続編として制作されている。
舞台は数年後
『デアデビル:ボーン・アゲイン』の内容について、チャーリー・コックスは舞台が過去シリーズの「数年後」になるとし、メインキャラクターだったマット、フォギー、カレンは「良い感じ」だと話している。「マットは弁護士としても、ヴィジランテとしても自分の役割に納得しています」とも話しており、旧シリーズの後にマット達が順調な生活を営んでいることが明かされている。
しかし、『デアデビル:ボーン・アゲイン』ではウィルソン・フィスクの介入によってそのリズムが乱されることになるという。ドラマ『エコー』では、マット・マードックとウィルソン・フィスクの双方がサノスの“指パッチン”で消えずに活動を続けていたことが明かされている。フィスクについては、同作のラストで政治家転向の可能性が示された。
『デアデビル:ボーン・アゲイン』には、ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオ、フォギー・ネルソン役のエルデン・ヘンソン、カレン・ペイジ役のデボラ・アン・ウォール、パニッシャーことフランク・キャッスル役のジョン・バーンサルらが旧シリーズから続投する。シーズン1は全9話で、更にシーズン2でもう9話が制作される予定だ。
ドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)』は2025年3月よりディズニープラスで独占配信(米国では3月4日(火)配信開始)。『デアデビル』はシーズン3までディズニープラスで配信中。
映画『デッドプール&ウルヴァリン』は4K UHD+3D+Blu-rayセットの限定版が予約受付中。
Source
Empire
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