映画『ヘルボーイ: クルックドマン』予告編解禁 原作者が脚本を手掛ける意欲作に | VG+ (バゴプラ)

映画『ヘルボーイ: クルックドマン』予告編解禁 原作者が脚本を手掛ける意欲作に

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映画『ヘルボーイ: クルックドマン』予告編公開

『ヘルボーイ:捻じくれた男』を原作にした新映画

ギレルモ・デル・トロ監督が手掛けたロン・パールマン主演の『ヘルボーイ』(2004)と『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(2009)の2作品が公開され、日本でも『ヘルボーイ』は一躍有名になった。そのリブート作品であるニール・マーシャル監督によるデヴィッド・ハーバー主演の『ヘルボーイ』(2019)が公開されたが、興行成績は芳しくなかった。そして、待ちかねた再リブートの新たなヘルボーイの映画作品『ヘルボーイ: クルックドマン(原題:HELLBOY: THE CROOKED MAN)』の予告編が公開された。日本ではクロックワークスが配給を務める。

監督はジョシュ・ブローリンが主人公のDCコミックスのカウボーイを演じた『ジョナ・ヘックス』(2010)や、マーベルのオカルトアクション映画『ゴーストライダー2』を手掛けたブライアン・テイラーが務める。ロン・パールマンからデヴィッド・ハーバーに受け継がれてきたヘルボーイの役を受け継ぐのはジャック・ケシーだ。ジャック・ケシーは『デッドプール2』(2018)で、ミュータント収容施設「アイスボックス」に収容されている囚人達のボスのブラック・トムを演じた俳優である。

そんなキャストたちが集められて撮影するのがアイズナー賞を受賞したマイク・ミニョーラ原作の『ヘルボーイ:捻じくれた男』(2008)だ。原作は1958年のアメリカ合衆国バージニア州アパラチア山脈を舞台に、魔女と都市伝説上の存在の捻じくれた男ジェレミア・ウィトキンスに翻弄されるヘルボーイを描く。『ヘルボーイ』(2019)で監修を務めたマイク・ミニョーラは、映画『ヘルボーイ: クルックドマン』では脚本まで担当することになっており、より一層原作コミックに近い味わいに期待できる。

映画『ヘルボーイ: クルックドマン』では舞台は1950年代のまま、BPRD(超常現象調査防衛局)の新人エージェントとヘルボーイがアパラチア山脈に蠢く魔女や捻じくれた男ジェレミア・ウィトキンスと対決する様子を描く。

ヘルボーイを案内してくれるトム・フェレル役にはジェファーソン・ホワイト、魔女のコーラ・フィッシャー役にはハンナ・マーゲットソン、魔女の師匠のエフィ・コルブ役はリア・マクナマラ、スコップを清めてくれるナサニエル・アームストロング・ワッツ牧師はジョセフ・マーセルが起用されている。また、ヘルボーイの育ての親であるトレバー・ブルーム・ブルッテンホルム教授を演じるマーティン・バッシンデールは、捻じくれた男ジェレミア・ウィトキンス役も兼ねるとのことだ。

映画『ヘルボーイ: クルックドマン』は2024年後半に公開される予定とのことだが、日本での配給は映画配給会社クロックワークスが務めることが明らかになった。日本でも多くの劇場で公開されることを切に願いながら、今後の映画『ヘルボーイ: クルックドマン』の情報解禁に注目していきたい。

 

原作コミックスの『ヘルボーイ:捻じくれた男』は秋友克也による邦訳が刊行されている。

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鯨ヶ岬 勇士

1998生まれのZ世代。好きだった映画鑑賞やドラマ鑑賞が高じ、その国の政治問題や差別問題に興味を持つようになり、それらのニュースを追うようになる。趣味は細々と小説を書くこと。
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