2期第7話ネタバレ感想!『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』あらすじ・解説 | VG+ (バゴプラ)

2期第7話ネタバレ感想!『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』あらすじ・解説

(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』放送中!!

2011年にTV放送され、当時社会現象とも呼べる大ヒットを記録した『魔法少女まどか☆マギカ』(以下、まどマギ)。その外伝作品である『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』(以下、マギレコ)の2期作品、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』が2021年7月31日よりTOKYO MX、MBSその他でTV放送中、ABEMA、dアニメストア他でネット配信中だ。

鶴乃やマミを元に戻すきっかけを掴んだいろはたち。とは言え一筋縄ではいかないようで…? ねむも魔法少女を救うべき自分たちが魔法少女を傷付けるべきではないと遂に灯花に苦言を呈した。こちらも一枚岩ではないようだ。ドラマがますます加速する第7話を早速振り返っていきたい。

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』2期第7話「何も知らないじゃない」 あらすじ・感想

VSマミ、鶴乃

まどかたちの前に姿を現したマミは早速「ティロ・フィナーレ ホーリーナイト」を放つ。通常のマミの必殺技「ティロ・フィナーレ」は一門の巨大な砲(砲の形状は様々)に威力を集中して放つ一撃必殺の技だが、「ティロ・フィナーレ ホーリーナイト」はそれと異なり無数のマスケット銃を転回して一斉射撃するというものだ。さすがに分が悪いと踏んださやかはほむらに時間を停止させるように言うが、どうやらキレーション・フェントホープは魔女の結界と異なりほむらの時間停止能力を受け付けないようだ。

窮地に陥りつつも各々弾丸を弾くさやかたちの一方、やちよは鶴乃の襲撃を受ける。「最強魔法少女」を自称するだけあり、鶴乃は鍔迫り合うやちよを弾き飛ばす程の実力を見せ付ける。やちよを庇ういろはを目掛けて放たれる鶴乃の遠距離攻撃。あわや、という瞬間、攻撃はさなの盾によって防がれる。駆け付けたさなとフェリシアのコネクトによって巨大な壁状の盾が出現し、マミの攻撃を防ぐ。その隙にキレーション・フェントホープを脱出するいろはたち。マミ、鶴乃との1R目はひとまず幕を閉じた。

穢汲院魔少初彩童妹

さなとフェリシアとの再会を喜ぶやちよは二人を抱き締め、二度とこんなことはするなと言う。フェリシアは、鶴乃も自分が何とかすると一人で何もかも抱え込もうとするやちよの身を案じるがやちよは責任から逃げないと言って聞かない。素直に心配する気持ちを受け入れてもらえなかったフェリシアは拗ねてどこかへ行ってしまう。その様子を見ていた見滝原の魔法少女たち。

まどかたちの後ろにあるのはどうやら墓石のようだ。ほむらの横の墓石には「穢汲院魔少初彩童妹」と書かれているが、他の墓石は無記名だ。果たしてこれはどういう意味なのだろうか? 「穢を汲む」という表記は「汲」の音読みが「キュウ」であることからもキュゥべえを連想させる。そして「魔少」は魔法少女のことだとしたら、最後の「初彩童妹」が気になる。妹と言えばういが思い起こされるが、なるほど「初」は「初々しい」というように「うい」とも読む。ということはやはり彩=いろはの妹であるういのことを指しているのだろうか。

そして、杏子が差し出したチュロスの入っていた袋には「Chilation Land」と書かれていた。ここで初めて「キレーションランド」のスペルを知ったのだが、どうやら「キレーション療法」がその名の由来らしい。キレーション療法とはキレート剤を体内に投与することによって身体に蓄積された有害な金属を体外へと排出する治療法のことだ。つまりキレーションランドとは、魔法少女の中で灯花やねむたちマギウスに従わない「有害な魔法少女」を排除するための施設、ということなのだろうか。

魔法少女とウワサの融合

杏子によれば、マギウスは「魔法少女とウワサの融合」と言ってソウルジェムに「得体の知れないもの」を注入していたらしい。それが完成した結果、どうやらマミは洗脳状態に陥ってしまったようだ。鶴乃も同じ方法で操られているのだろうか?

やちよがさなから手渡されたみふゆの手紙を開くと、そこにはキレーションフェントホープの地図が浮かび上がった。地図によればホテル・フェントホープの上にキレーション城があるらしい。

そしてキレーション城の頂上には「魔女誘導装置のウワサ」が。ほむらの読み通り、マギウスは「ワルプルギスの夜」を神浜市に呼び寄せ、人工魔女「エンブリオイブ」に吸収させるつもりのようだ。キレーションフェントホープのウワサは対魔女に特化している一方で魔法少女の攻撃には脆弱らしい。そこを「神浜聖女のウワサ」であるマミと「キレートマスコットのウワサ」である鶴乃が補っているということだ。

みたまの真意

鶴乃たちを元に戻せるかも知れない人に会いに行くと折り鶴でやちよに告げ、みふゆは調整屋であるみたまの元を訪れる。鶴乃の現状を知らされたももこは、みふゆとともに中立を諦めてくれとみたまに頭を下げるが、自分には無関係だと一蹴されてしまう。

「中立」を盾に逃げているだけだとももこに言われたみたまは「あなた、私のこと何も知らないじゃない」と反論する。ももこは自らが親しい人たちのことも何も知らないと認めた上で、知るのが怖いと己自らの弱さを告白する。それを受けて「私と同じね」とみたまもまた自らの真意を語り出す告白する。ソウルジェムを調整する能力しかなく、魔法少女として魔女と戦うことのできないみたまは一人ではあっと言う間に魔女になってしまう。だからソウルジェムを調整する日々を暮らす内、数え切れない程の魔法少女たちの絶望に触れてきた。

その中で自らの身を守るには固く心を閉ざし、見て見ぬ振りをし、決して魔法少女の絶望に触れないようにするしかなかった。その告白を聞いたももこはみたまに「私を友達にしてくれないか」と言う。その言葉で、遂にみたまの心の氷も溶けたようだ。みたまは中立の立場を捨て、ウワサと一体化してしまった鶴乃を救うにはコネクトするつもりで攻撃を仕掛けるのが良いとの助言を与える。攻撃と鶴乃の精神を同調させることができれば、異物であるウワサだけを引き剥がせるということらしい。しかし、この時に相手の人格をかなり具体的にイメージできなければウワサのみならず鶴乃自身にもダメージを与えてしまう。

みたまはレナを起こし、「私はね、こんな魔法少女になりたかったの」と覚悟を決めかえでをドッペルから目覚めさせるべく危険な賭けに出る。

一方、キレーションフェントホープ内を逃げる黒江は満身創痍だった。そこへ第6話にも登場した白装束の影が再び現れ、「助けて欲しい?」と訊ねる。この白装束の正体とは果たして何だろうか? 黒江は原作ゲーム版には登場しないオリジナルキャラクターであるが、OP映像でも激しい戦闘中にいろはが黒江の手を取るシーンが描かれるなど重要なキャラクターに位置付けられているようだ。

第1話のラストでねむが黒江にいろはを探すよう依頼した際には「君はお姉さん、いや環いろはを知っているかい?」と訊ねていた。この台詞から黒江こそが記憶喪失の状態にあるいろはの妹のういなのではないかと思ったが、著者ツイッターへのリプライでこの場合の「お姉さん」というのはねむや灯花たちがいろはを呼ぶ際の呼称であると指摘を受けた。

なるほど、黒江自身はういではないのかも知れないが、ではあの白装束の人物がういで、過去に黒江とういとの間に何らかの確執があったという可能性もあるのではないだろうか。というのも、第1期では黒江はほぼ登場せず、第2期になってメインキャラとして描かれるようになったのであり、これまでに一切触れられることのなかった黒江オリジナルの過去やトラウマを描くには話数が足りないように思われるからだ。だとすれば、これまでにも謎の中心に居たういが少しずつその輪郭を現し始めたと見るのが自然ではないだろうか。

みたまからの助言を受けて再び鶴乃、マミへと挑むいろは、まどかたち。

マミの無数の銃に対して無数の槍で対抗するやちよ。このような数多くの浮遊する武器を用いた戦いをアニメで視覚的に表現した元祖は『機動戦士ガンダム』に出てきた”ビット”やそれが発展した”ファンネル”だろうが、ガンダムシリーズでは曲がりなりにも物理法則に則った「兵器」としてそれらを描かねばならなかった手前、物量の制限の上でしか表現できなかった。しかし、まどマギ、マギレコにおいては「魔法少女」という設定上まさに(作画コストを気にしない限り)無数に描ける。これこそが「観たかったファンネル戦」であると、ガンダムファンでもある筆者としては感無量だ。

連携攻撃によってどうにか鶴乃の動きを封じたいろはたち。そこへやちよがウワサを引き剥がすべくコネクト攻撃を仕掛けるが、しかしウワサは鶴乃から離れず、攻撃はまともに鶴乃にダメージを与えてしまう。ボロボロになった鶴乃は、「強いから平気、私は最強」とゾンビのように立ち上がる。その様子に戦慄する一同。

やちよは確かに魔法少女として一級の戦力や責任感を備えるが、その強さ故に他者に対して自らの内面や弱さを吐露することができずにいる。そんなやちよが一方的に描いた鶴乃の像はやはりやちよの身勝手なイメージでしかなく、実際の鶴乃にアクセスすることはできなかったということだろう。

ももこがみたまにしたように、やちよも鶴乃に心を開くことができたなら、その時にこそ鶴乃はウワサから解き放たれてやちよやいろはの元へと戻ることができるのだと信じたい。

待て、次回。

アニメ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』は、TOKYO MXで2021年7月31日より毎週土曜24時から放送中。

 

BEMAでは24:30より配信中。その他放映情報については公式サイトをチェック。

『マギレコ』公式サイト

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』のBlu-rayは予約受付中。

『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd-覚醒前夜-』第6話のネタバレ感想はこちらの記事で。

第1話のネタバレ感想と過去シリーズの振り返りはこちらの記事で。

第2話のネタバレ感想はこちらの記事で。

第3話のネタバレ感想はこちらの記事で。

第4話のネタバレ感想はこちらの記事で。

第5話のネタバレ感想はこちらの記事で。

腐ってもみかん

普段は自転車で料理を運んで生計を立てる文字通りの自転車操業生活。けれど真の顔は……という冒頭から始まる変身ヒーローになりたい。文学賞獲ったらなれるかな? ラップしたり小説書いたりしてます。文章書くのは得意じゃないけどそれしかできません。明日はどっちだ!
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