実写版『カウボーイビバップ』音楽は菅野よう子が担当
Netflixが製作を進める実写ドラマ版『カウボーイビバップ』に菅野よう子が参加することが明らかになった。NetflixがオンラインイベントのGeeked Weekで発表した。アニメ版の音楽を手掛けた菅野よう子がドラマ版の音楽を手がけるという話は、Screen Rentなどで報じられていたが、今回、Netflixは公式に菅野よう子の参加を発表した。Netflixはメインキャストの3人が登場し、菅野よう子の参加を伝える特別映像を公開している。
Yoko Kanno, the composer behind the iconic soundtrack of the original COWBOY BEBOP anime will be creating the soundtrack for the new Live Action Series. Also confirmed…Cowboy Bebop is coming this Fall. #GeekedWeek pic.twitter.com/6lHZQcoFR6
— Netflix Geeked (@NetflixGeeked) June 8, 2021
動画に登場するのは、スパイク・スピーゲル役のジョン・チョー、ジェット・ブラック役のムスタファ・シャキール、そしてフェイ・ヴァレンタイン役のダニエラ・ピネダだ。アニメ版主題歌の「Tank!」と共に、「There’s No Bebop without Yoko(よう子なしのビバップはあり得ない)」というフレーズの後に、「Let’s Jam featuring Yoko Kanno」というフレーズが現れ、菅野よう子がドラマ版『カウボーイビバップ』に参加することが発表されている。
そして、動画の最後にはアニメ版のフレーズをもじって「See You This Fall(秋に会おう)」と記されている。これまでは2021年夏の配信開始予定としていたが、配信は秋からになるようだ。
期待されていた菅野よう子の参加
実写版『カウボーイビバップ』は、メインキャストが発表された際には海外ファンも菅野よう子の再登板を熱望。2019年10月には製作の裏側を映した1分弱の映像が公開されていたが、この時もアニメ版の音楽が使用されており、期待が高まっていた。
ドラマ『カウボーイビバップ』は、2019年10月の撮影開始直後、主演のジョン・チョーが膝を怪我したため撮影が延期に。その後、コロナウイルス感染症の拡大を挟んで、2020年9月末に撮影を再開。2021年3月15日にシーズン1の撮影を終了している。今回のGeeked Weekでは予告編の公開も期待されたが、菅野よう子の参加がメインの発表となった。
一方、今回の動画では、ジョン・チョーの髪型を見るに、メインキャストの3人はそれぞれのキャラクターのスタイルで今回の出演しているように見える。特に『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018) に出演したダニエラ・ピネダ演じるフェイ・ヴァレンタインは、アニメ版とは異なる姿を見せている。今回の動画が実写版『カウボーイビバップ』のビジュアルということになるのだろうか。
いよいよ、菅野よう子が音楽を手掛けることと、秋の配信開始が明らかになった実写ドラマ版『カウボーイビバップ』。菅野よう子は『カウボーイビバップ』をどのように生まれ変わらせるのか。続報を期待して待とう。
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