【連載】蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮) 11』更新! KaguyaのBook Review開始! | VG+ (バゴプラ)

【連載】蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮) 11』更新! KaguyaのBook Review開始!

蜂本みさ『遊びの国のモシカたち 11』、会員向けの公開開始!

SF企業 VGプラスが主宰するオンラインSF誌 Kaguya Planetにて、連載長編小説 蜂本みさ『遊びの国のモシカたち 11』の会員限定公開を開始しています。また、堀川夢さんによる「Kaguya Books Review』の初回を掲載しました。

Kaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中!各作品は約一ヶ月の先行公開期間を経て、無料で一般公開されます。500円で会員登録をしていただくと、約一ヶ月の先行公開期間にお読みいただけます。ご登録よろしくお願いいたします!

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※Kaguya Planetについての詳細は、記事の最後にある「Kaguya Planetに応援を!」をお読みください。

蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮)』連載中!

12月のKaguya Planetでは、Kaguya Booksから刊行予定の蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮)』の連載を毎週更新中です!

蜂本みささんは今年11月26日に第5回ブンゲイファイトクラブで優勝を果たした、今最も強い小説家。これまでにも、Kaguya Planetに寄稿した熊SF「冬眠世代」における生き生きとした熊の描写や、「せんねんまんねん」における新・旧の関西弁の語りなどで、文章の強さを見せてきました。

そんな蜂本さんが書く長編小説、『遊びの国のモシカたち(仮)』はぬいぐるみのカモノハシであるモシカと、ごっこ遊びが大好きな女の子ミミの物語です。これまでに連載した分の一覧はこちらから見ることができます。

蜂本みさ『遊びの国のモシカたち(仮) 11』

遠足の一件でボロボロになってしまったモシカだが、姉たちからの反応は冷淡だった。ショックを受けたミミは自力でモシカを治療しようとするが……。

※クラウドファンディングでご支援いただいた皆様は、こちらからお読みいいただけます。パスワードは、CAMP FIRE 経由でお送りしていますので、そちらをご確認ください。

蜂本みさ
2019年に第一回ブンゲイファイトクラブで準優勝、2020年に第二回ブンゲイファイトクラブで優勝を果たし頭角を現したブンゲイファイトクラブの申し子。2020年に掌編集『いきもんら』を発表。また、オンラインSF誌Kaguya Planetに熊SF「冬眠世代」を寄稿し、話題を呼んだ。「冬眠世代」はその後伴名練編『新しい世界を生きるための14のSF』(早川書房)に再録された。『kaze no tanbun 夕暮れの草の冠』(柏書房) や『ウィッチンケア第12号』にも短編小説を寄稿している。また、毎週水曜日21時より、谷脇クリタ、北野勇作と共に「犬と街灯とラジオ」(通称:犬街ラジオ)をツイキャスで配信。トークと共に朗読を披露している。

Kaguya Book Review、陳春成『夜の潜水艦』

Kaguyaの編集者でブックキュレーターの堀川夢さんによるBook Review を掲載しました。初回で紹介しているのは陳春成『夜の潜水艦』。『三体』シリーズが大ヒットし、2023年には中国の成都で世界SF大会(ワールドコン)が開催されるなど、今盛り上がりを見せている中国SF。今回紹介する『夜の潜水艦』は夢の中へと手を引いてもらいたくなるようなファンタジー作品です。

Kaguya Book Reviewではこれからも毎月、堀川さんが今紹介したいと思うSF関連書籍を紹介します。どうぞお楽しみに!

2024年のKaguya Planetは「気候危機」特集

2024年1月〜3月にKaguya Planetでは「気候危機」特集を開催します。英語圏にはCli-Fi(Climate Fiction)というジャンルがあり、気候変動・気候危機を扱ったSF作品が多数発表されています。日本でも、ソーラーパンクという言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。Kaguya Planetの特集では、地球温暖化や森林火災、海面上昇など、様々な気候危機が起きている中で、人類の未来に、そして他者との未来に想像力を投げかけるSF作品を掲載します。

公募もありますので、こちらから詳細をご確認ください!

吉羽善「影あそび」「五時の魍魎」先行公開中!

Kaguya Planetでは現在、吉羽善さんによるSF短編小説を会員向けに先行公開しています。吉羽さんの小説は「紙に印刷されたインク」「画面に表示された文字」をテーマにした二部作。「紙に印刷されたインク」をテーマにした「影あそび」(初出・企画編集野咲タラassemble』)と、「画面に表示された文字」をテーマにした「五時の魍魎」です。

紙で読むことで楽しめる仕掛けの施された「影あそび」と、PCやスマホで読むとついついもう一度見返したくなってしまう「五時の魍魎」。文字にまつわる奇譚をふたつセットでお楽しみください!

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なかむらあゆみ編『巣 徳島SFアンソロジー』発売中!

Kaguya Booksの地域SFアンソロジーシリーズ、なかむらあゆみ編『巣 徳島SFアンソロジー』(あゆみ書房)が各地の書店とあゆみ書房のオンラインストアで好評発売中です。『巣 徳島SFアンソロジー』は7名の徳島在住の女性の作家と、徳島にゆかりのある芥川賞作家小山田浩子さんと吉村萬壱さんによるアンソロジー。「そっとふみはずす」をテーマに、SF的な想像力が徳島の日常を描き出します。

巣 徳島SFアンソロジー

またKaguya Planetでは現在、収録作のなかむらあゆみ「ぼくはラジオリポーター」を無料で全文公開しています。「ぼくはラジオリポーター」はラジオ番組を通して徳島の日常に潜む謎に迫る、不穏ながらも優しい物語です。

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Kaguya PlanetはSFウェブメディア「バゴプラ」が主催する、オンラインSF誌です。2020年12月から活動を開始し、毎月珠玉のSF短編小説を配信してきました。より多くの方の作品を読んでいただくために、作品は一ヶ月の先行公開期間ののちに、無料で一般公開しております。

掲載している作品一覧

そして、Kaguya Planetは2023年12月には大幅なリニューアルを行い、今後は季刊のSFマガジン《Kaguya Planet》を創刊します。また、①社会の声に耳を傾ける②経済と向き合う③世界に開かれたSFレーベルへという三つの理念を掲げ、魅力的な特集を企画したり、読書会を開催したりしていきます。

これらの活動を盛り上げていくためにも、皆様からの応援をよろしくお願いいたします。Kaguya Planetを応援したいという方は、月500円のサブスクで本プロジェクトをサポートして頂けます。ご登録いただいた方は、毎月、約一ヶ月の先行公開中のコンテンツをお楽しみいただけます。

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