主人公が伝説的な芸術家たちと出会う本編映像が解禁 映画『モネと時間旅行』9月18日公開 | VG+ (バゴプラ)

主人公が伝説的な芸術家たちと出会う本編映像が解禁 映画『モネと時間旅行』9月18日公開

『モネと時間旅行』より本編映像が解禁

世界で250万人動員の大ヒット。パリで暮らす家族に遺された、ノルマンディーの草原に佇む古い一軒家。長い間閉ざされた屋敷から発見されたのは、白いドレス姿の女性が描かれた印象派の作品らしき絵画。絵に描かれた女性と、作者は、いったい誰なのか? 一枚の絵画に隠された家族の秘密が解き明かされたとき、それぞれの人生が輝きはじめる―『ダンサー イン Paris』などで知られるセドリック・クラピッシュ監督による最新作『モネと時間旅行』が9月18日に日本公開される。

この度、ミュシャの名を世界に知らしめた“伝説の女優”サラ・ベルナールも登場、主人公アデルがベル・エポック(美しき時代)を象徴する伝説的な芸術家たちと出会うひとときを捉えた本編映像が解禁された。

パリで恋に仕事に悩みながら、祖父と暮らすセブ。ある日、面識のない親族一同が集められ、先祖アデルが遺した屋敷を土地開発のために売ってほしいと迫られる。1944年から閉ざされたままの、ノルマンディーの草原に佇む古い一軒家だ。セブを含む4人が一族の代表として、屋敷の調査をすることに。するとそこで、白いドレス姿の女性を描いた、印象派の作品らしき絵画を発見する。屋敷の持ち主である、謎の女性アデルとは?そして、絵画の作者やモデルは一体誰なのか―。彼女と絵画にまつわる秘密が解き明かされたとき、過去と現在、理想と現実が出会い、それぞれの人生に新たな扉を開くーー

今回解禁となるのは、ベル・エポック(美しき時代)のパリを舞台に、主人公アデルが時代を象徴する伝説的な芸術家たちと出会うひとときを捉えた本編映像。舞台となるのは、当時のパリ社交界を象徴する豪華絢爛なレストラン「ル・トラン・ブルー」。画家を目指すアナトール、写真家を志すルシアンとともに華やかな社交場を訪れたアデルは、そこで後世に名を残す二人の“伝説”と遭遇する。

生まれて初めて足を踏み入れる華やかな世界に、少し気後れした様子を見せるアデル。そんな彼女の前に現れるのは、ボードレール、ジュール・ヴェルヌ、ジョルジュ・サンドら、錚々たる芸術家や文化人のポートレートを数多く撮影した気鋭の写真家フェリックス・ナダール。そしてもう一人、ひとたび姿を現せば、その圧倒的な存在感でその場の空気を一瞬にしてさらってしまう、フランス演劇界の伝説的女優サラ・ベルナールだった――。

映像では、ナダールがサラ・ベルナールに「パリ社交界のために、大女優の台詞を一言」と促す場面が捉えられる。集まった人々の視線を一身に浴びながら、サラ・ベルナールが披露するのは、彼女が絶大な人気を博したラシーヌの悲劇『フェードル』の台詞。

「太陽よ お前を見るのはこれが最後」

静寂のなかに響き渡るその一言。次の瞬間、レストラン中から一斉に拍手と喝采が沸き起こり、華やかな社交場は熱狂に包まれ、初めて目にする“伝説”の圧巻の名演に、アデルも思わず引き込まれていく――。まさに、ベル・エポックのパリで芸術と才能が交差する、夢のような一夜を切り取った瞬間となっている。

そんなサラ・ベルナールは、実は日本でも絶大な人気を誇る画家アルフォンス・ミュシャの名を一躍世に知らしめた“ミュシャのミューズ”としても知られる存在。ミュシャが手がけた代表作『ジスモンダ』をはじめとするサラ・ベルナールの舞台ポスターは、当時のパリで大きな話題を呼び、街を彩る一大センセーションとなり、女優としての圧倒的な美貌と存在感は、ミュシャをはじめとする芸術家たちの創作意欲をかき立て、彼女自身がひとつの“芸術”としてパリを席巻。

一方、もう一人の“伝説”フェリックス・ナダールもまた、19世紀パリの芸術・文化の最前線を駆け抜けた人物。ボードレール、ジュール・ヴェルヌ、ジョルジュ・サンドら、当時を代表する芸術家や文化人の肖像を数多く撮影した写真家でありながら、風刺画家、ジャーナリスト、さらには気球乗りとしても活躍した多才な人物だった。そんな二人の実在の“伝説”が同じ空間に集う本シーンは、まさにベル・エポックの華やかな文化と芸術の息吹を体感させるものとなっている。

なお、サラ・ベルナールを演じるのは、Netflixシリーズ「エミリー、パリへ行く」で主人公エミリーの上司シルヴィーを演じ、世界的に注目を集めたフィリピーヌ・ルロワ=ボリュー。フランスを代表するファッションアイコンとしても知られる彼女が、ベル・エポックを象徴する“ミュシャのミューズ”を圧倒的な存在感で体現している。

まるでミュシャのポスターからそのまま抜け出してきたかのようなサラ・ベルナールの姿と、彼女の一声に熱狂するパリの人々――。アデルの目を通して描かれる“伝説との遭遇”は、ベル・エポックという「美しき時代」の華やかさを鮮やかによみがえらせるとともに、芸術が街を、人々を、そして時代そのものを熱狂させていた瞬間を映し出している。

印象派の巨匠、モネ没後100年でもある2026年に日本公開を迎える本作。モネはもちろん、ルノワール、セザンヌ、写真家フェリックス・ナダール、作家ヴィクトル・ユゴー等、実在の芸術家たちが次々と登場。オルセー美術館、オランジュリー美術館、クロード・モネ「睡蓮の庭」等、名作絵画や印象派の聖地も物語を彩る。

監督を務めたのは、『スパニッシュ・アパートメント』『ダンサー イン Paris』などで知られるセドリック・クラピッシュ。ベルリン国際映画祭で映画批評家協会賞を受賞した『猫が行方不明』(1996)をはじめ、『家族の気分』(1996)、『パリの確率』(1999)、『PARIS パリ』(2008)などパリを舞台にした作品を続々発表。一方で『スパニッシュ・アパートメント』(2002)、『ロシアン・ドールズ』(2005)など、青春のかけがえのない瞬間や人生の転機を描いた作品でも高い評価を獲得、また、長年のバレエ・ダンスファンであることも知られる彼は『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』(2010)や、パリ・オペラ座の舞台を撮った作品、近年ではパリ・オペラ座のダンサーを主演に迎えた『ダンサー イン Paris』(2022)を手がけている。そんなクラピッシュ監督が最新作で挑んだのは、かねてより念願であり、自身が愛してやまない〈19世紀のパリ〉の映像化、そこに〈現代〉という二つの時代を交差させた<家族と人生をめぐる物語>。パリとノルマンディー、19 世紀ベル・エポックへの時間旅行、そして遺産の屋敷と一枚の絵画に隠された謎を紐解くことで生まれる人生の輝きを描き出した。

映画『モネと時間旅行』は9月18日(金)より ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、 Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下 ほかロードショー。

公式サイト

【CAST&STAFF】監督・脚本:セドリック・クラピッシュ 『ダンサー イン Paris』
出演:スザンヌ・ランドン『スザンヌ、16 歳』、アブラム・ヴァプレ、ヴァンサン・マケーニュ『画家ボナール ピエールとマルト』、ジュリア・ピアトン『最高の花婿』、ジヌディーヌ・スアレム『パリのどこかで、あなたと』、ポール・キルシェ『Winter boy』、ヴァシリ・シュナイダー『モンテ・クリスト伯』、サラ・ジロドー『ベルナデット 最強のファーストレディ』、セシル・ドゥ・フランス『幻滅』、オリヴィエ・グルメ『私は確信する』、ヴァランタン・カンパーニュ“Coward”
原題:La Venue de l’avenir/2025年/126分/フランス/フランス語/日本語字幕:古田由紀子/1:2.39/5.1ch/配給:セテラ・インターナショナル
公式HP:Monetojikan.com    ■公式X:@Monetojikan

VG+編集部

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