Kaguya Planet、8月の執筆者紹介! | VG+ (バゴプラ)

Kaguya Planet、8月の執筆者紹介!

Kaguya Planetにて、8月の執筆者発表!

SF企業VGプラスの運営するオンラインSF誌 Kaguya Planet にて、2024年8月に掲載する短編小説の執筆者を発表します! Kaguya Planetでは毎月SF短編小説を配信中。会員にご登録いただくと、掲載されている短編小説を先行公開期間にお読みいただけます。

2024年8月のKaguya Planetでは、鈴木林さんによる書き下ろし短編小説と、清水裕貴さんによるエッセイを会員向けに先行公開します! 清水裕貴さんのエッセイは、Kaguya Planetで開催中の「食」特集の掲載作品です。500円〜、会員登録してお読みください。

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ウェブマガジンKaguya Planetでは毎月、SF短編小説を配信中! 掲載した作品は、三ヶ月に一回、マガジン『Kaguya Planet』として刊行します。Kaguya Planetの会員になると、配信している短編小説を先行公開に読むことができたり、マガジン『Kaguya Planet』が無料で届いたり、イベントに割引価格で参加できたり……魅力的な特典が盛りだくさん! ぜひ会員登録してKaguya Planetに応援をよろしくお願いいたします。

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8月のKaguya Planetは鈴木林さん

鈴木林さんは怪談好きの小説家。映画美学校の言語表現コース〈ことばの学校〉の一期生。2022年に第四回ブンケイファイトクラブで本戦に出場しました。2023年には「ベントラ、ボール、ベントラ」で第三回かぐやSFコンテストで最終候補に選出され、選考委員の岸谷薄荷さんから「オカルトや奇妙な物語への愛が端々からわかる書きぶり」を高く評価されました。

同年、にいがた経済新聞の主催している第一回NIIKEI文学賞で、「エゴネリ」が純文学部門佳作を受賞。「エゴネリ」は『NIIKEI文学賞2023』に収録されています。

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また、ことばの学校の一期生有志による合同誌『tele-』に短編小説を寄稿しています。2024年には、出版レーベルffeen pubが刊行しているweb上の小説アンソロジー『FFEEN vol.4』に「曰く」を寄稿。「曰く」はffeen pubの初めての書籍『小説紊乱』に転載されました。

特集「食」に清水裕貴さんによるエッセイ

Kaguya Planetでは2024年7月〜9月にかけて特集「食」を開催中! 「幸せな食卓?」をテーマに書き下ろし小説・翻訳小説・エッセイを掲載します。8月に掲載する特集のコンテンツは、写真家・小説家の清水裕貴さんによるエッセイです。

清水さんは2007年に武蔵野美術大学映像学科を卒業。2011年に第5回写真「1_WALL」の写真部門でグランプリを受賞、2016年にはニコンイメージングジャパンが主催する、若手写真家の活動支援を目的とした写真賞、三木淳賞を受賞。2018年には短編小説「手さぐりの呼吸」で、女による女のためのR-18文学賞の大賞を受賞。同作を収録した短編集『ここは夜の水のほとり』(新潮社)で小説家としてデビュー。土地の歴史や伝承のリサーチをベースにして、写真と言葉を組み合わせて風景を表現する作家です。

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Kaguya Planetでは特集「食」を開催中!

Kaguya Planetでは、「幸せな食卓?」をテーマに特集「食」を開催中。特集「食」は、2023年11月に京都で開催されたKaguyaのイベント、「かぐやフェス」の抽選大会で「特集テーマ指定権」を引き当てた紅坂紫さんが、テーマとして「食」を選んだことによって実現したものです。特集の詳細はこちらから。

では現在、特集「食」のコンテンツとして、小説家で翻訳家の紅坂紫さんによる書き下ろし短編小説「鬼姫と絵師」を掲載しています。「鬼姫と絵師」は、民話風のテイストで、食べるという行為の生々しさ、そして生きるために食べることの美しさを描いた短編小説です。

また、「特集:食」に掲載した作品と、鈴木林さんによる短編小説は、10月にマガジン『Kaguya Planet 特集:食』として刊行します。マガジンには、掲載した短編小説の他、特集テーマに関連した書評やコラムなどを掲載します。

マガジン『Kaguya Planet 特集:食』
【概要】
紅坂紫「鬼姫と絵師」を含む、「食」にまつわるSF短編作品や論考を三編収録するほか、特集テーマに関連したブックレビューやコラムを掲載します。
刊行:2024年10月中旬
サイズ:A5
ページ数:100ページ(予定)
価格:1500円(税込1650円)

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マガジン『Kaguya Planet 特集:パレスチナ』発売中!

 

『Kaguya Planet vol.2 パレスチナ』
特集:パレスチナ

2023年10月7日以降、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃が激化しています。
この攻撃は、決して10月7日に突然始まったものではなく、70年以上にわたる迫害と虐殺の歴史とひと続きの民族浄化です。そして、この惨状を招いてしまった責任の一端は、植民地主義や深刻な人権侵害をずっと見て見ぬふりしてきた国際社会にあります。
日本でSFに携わるメディアとして果たすべき責任は何か。そう考えて、これまで日本にあまり届けられてこなかった、パレスチナのSFを紹介する特集を組みました。
特集では、パレスチナ人作家、パレスチナにルーツのある作家による、パレスチナを舞台にした小説を掲載している他、編集部による解説やテーマに関連したコラムを掲載しています。

⚫︎小説
ズィヤード・ハッダーシュ「ここの外では」(佐藤祐朔訳)
ソニア・スライマーン「ムニーラと月」(岸谷薄荷訳、佐藤まな監訳)
タスニーム・アブータビーフ「継承の息吹」(岸谷薄荷訳、佐藤まな監訳)
牧野大寧「城南中学校生徒会役員選挙『カレーVSラーメン』」
⚫︎コラム
井上彼方「SFとイスラエルとパレスチナ」
堀川夢「英語で読むパレスチナのSF」
齋藤隼飛「プレイヤーへの期待、その裏にあるキュレーターの責任」
鯨ヶ岬勇士「スーパーヒーローはどこにいるのか。それはあなたかもしれない。」
⚫︎PICK UP
『野球SF傑作選 ベストナイン2024』
『SF作家はこう考える 創作世界の最前線をたずねて』
⚫︎インタビュー
映画『カミノフデ 〜怪獣たちのいる島〜』総監督・村瀬継蔵&特撮監督・佐藤大介 インタビュー
SF作家対談:天沢時生×水町綜「不良とバイクとSFと」
⚫︎イベントレポート
IMAGINARC 想像力の音楽
⚫︎VGプラスの活動報告

サイズ:A5
ページ数:106ページ
一般価格:1650円(税込)
ISBN:978-4-911294-01-7

※『Kaguya Planet vol.2 パレスチナ』の売り上げの一部は、国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に寄付します。

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