『ミッキー17』ポン・ジュノ監督来日のジャパンプレミア開催! 韓国では2025年のNo.1オープニング記録 | VG+ (バゴプラ)

『ミッキー17』ポン・ジュノ監督来日のジャパンプレミア開催! 韓国では2025年のNo.1オープニング記録

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『ミッキー17』ジャパンプレミア開催決定

2025年3月28日(金)公開の映画『ミッキー17』は、ポン・ジュノ監督による最新作。本作と共にロンドン、ベルリン、パリ、ソウルとワールドツアーを続けてきたポン・ジュノ監督が満を持して、約5年ぶりに来日しジャパンプレミアが開催されることが決定。来日に向け、ポン・ジュノ監督からのスペシャルメッセージ映像が解禁された。

映像は、「こんにちは 『ミッキー17』監督のポン・ジュノです。」という挨拶で始まる。続いて、雪原で落下事故に見舞われたミッキーに、ひと癖ありげな友だちのティモが「死ぬってどんな気分だ」と声をかける本編シーンが紹介される。ポン・ジュノ監督が「ジャパンプレミアに参加することが決定しました」と続けると、2人のミッキーが現れて興奮するナーシャ(ナオミ・アッキー)の本編映像と共に、「日本の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございます」と結ばれる。

ジャパンプレミアの参加募集キャンペーンはワーナー・ブラザース公式Xにて実施される。開催日時と併せて告知されるので、詳しくはXをチェックしよう。

5年ぶりの来日を前に取材に応じたポン・ジュノ監督は、「日本でやりたいことは沢山あります。日本食……、まずはとんこつラーメンが食べたいですね。また東京には小さいけれどユニークで素敵なジャズバー、実力のあるミュージシャンの生演奏が聴けるバーがたくさんがありますよね。何か所か行きたいところがあります」と、日本のソウルフード、ラーメンのこととお気に入りのスポットに出かけたいとコメント。また「日本には阪本順治監督や李相日監督など親しい監督がたくさんいますので、日本の監督たちにもお会いしたいですね」と、映画監督と再会できることも楽しみにしている。

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そして、日本のファンに向けて「最近はネットや配信の時代だと言われていますが、やはり映画は映画館で観てこそ。公開を指折り数えながら期待に胸を膨らませて映画館に行って、大勢の人たちと一緒に大きなスクリーンで映画を観ながら興奮、面白さ、感動を味わう、そのプロセスには根源的な力があると思います。今回、日本の観客の皆さんにも『ミッキー17』に期待していただきたいですし、ぜひ映画館に足を運んでご覧いただければ嬉しいです」と、映画館の大画面で鑑賞してこそ特別な体験が味わえる『ミッキー17』に期待してほしいと言葉を結んでいる。

プレミアツアーでも高評価

映画『ミッキー17』はロンドンでのワールドプレミア、ベルリン国際映画祭で一足早くお披露目され、INDEPENDENTやEMPIREといった世界有数のメディア、アメリカの大手映画レビューサイトRotten Tomatoesでは高評価のレビューが続出し、作品の評価の高さの指標となるトマトメーターが88%を突破。「人生で最も先の読めなかった映画のひとつ」「現代に深く響く、ポン・ジュノ最高傑作のひとつ」「ポン・ジュノ監督の天才性を刺激的に証明」「まさにこの混沌とした瞬間に必要としていた映画」「この時代にぴったりで、魅力的」「最高。説得力もあり、美しい。ロバート・パティンソンが何役もこなすのも一興」と絶賛の声が寄せられている。

さらに全世界に先駆けて2月28日(金)に公開された韓国では、3月3日(月)の祝日も含め、公開4日間で観客動員数が100万人を突破し、興行収入も13億円を突破する大ヒットスタートを記録。これは、2025年2月に公開された、人気のアメコミシリーズの大注目作でもあった『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』を超える、韓国国内での2025年公開作品No.1大ヒットスタートとなっている。

2024年に公開された『DUNE 砂の惑星PART2』『マッドマックス:フュリオサ』、『エイリアン ロムルス』『猿の惑星 キングダム』などの洋画大作のオープニング成績を超える数字を記録しており、さらに動員100万人突破のペースは、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』を上回るなど、今後の動向にさらに注目が集まっている

ポン・ジュノ監督による前作『パラサイト 半地下の家族』に登場した半地下ファミリーメンバーを演じたソン・ガンホやチェ・ウシクも「奇妙なのに忘れられない感動がある」、「本当に傑作!絶対に観るべき!」とそれぞれコメント。公開前に行われた各国のプレミアも経て、アメリカの映画レビューサイトRotten Tomatoesでも、批評家達からの評価は非常に高評価となる88%という数字を記録している。

韓国での大ヒットスタートを受け、今映画業界内外問わず、全世界で最も注目されている作品となっていると言っても過言ではない。3月7日(金)以降、アメリカ他各国での公開が始まり、日本では来る3月28日(金)に公開される。

『ミッキー17』イントロダクション
人生失敗だらけのミッキー(ロバート・パティンソン)は、何度でも生まれ変われる夢の仕事を手に入れた、はずが……⁉ それは身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で次々と死んでは生き返る任務、まさに究極の“死にゲー”だった 。

ストーリー
ブラック企業のどん底で、ありとあらゆる方法で搾取され、死んでは生き返らせ続けるミッキー。何度も死に続け、遂に17号となったミッキーの前に、ある日手違いで自分のコピーである18号が現れ、事態は一変、2人のミッキーは権力者たちへの逆襲を開始する。ターゲットは自分の得しか考えていない強欲なボス、マーシャルと現場に“死にゲー”任務を強いる、イルファ(トニ・コレット)だ。使い捨てワーカーvs強欲なブラック企業のトップ、逆襲エンターテイメントが開幕!

ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』は2025年3月28日(金)日本公開。

映画『ミッキー17』公式

■タイトル:『ミッキー17』

■公開:3月28日(金)公開 4D/Dolby Cinema🄬/ScreenX/IMAX🄬 同時公開

■監督・脚本:ポン・ジュノ(『パラサイト 半地下の家族』)

■出演:ロバート・パティンソン(『TENET テネット』『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』)、ナオミ・アッキー(『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』)、スティーブン・ユァン(『NOPE/ノープ』)、トニ・コレット(『ヘレディタリー/継承』(アカデミー賞R助演女優賞ノミネート))、マーク・ラファロ(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)
■製作年:2025年 ■製作国:アメリカ ■映倫区分:G

■コピーライト表記:© 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
■配給:ワーナー・ブラザース映画

エドワード・アシュトンの原作小説『ミッキー7』は大谷真弓の翻訳で発売中。

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ワールドツアーのレポートはこちらから。

ポン・ジュノ監督作品『スノーピアサー』のネタバレ解説はこちらから。

ロバート・パティンソンが『ザ・バットマン』まで大役を避けてきた理由はこちらから。

 

3月14日公開『ロングレッグス』の情報はこちらから。

4月4日公開『HERE 時を越えて』の情報はこちらから。

4月25日公開『異端者の家』の情報はこちらから。

5月9日公開予定『パディントン 消えた黄金郷の秘密』の最新情報はこちらから。

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