映画『クレイヴン・ザ・ハンター』公開
SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』が2024年12月13日(金) より全国の劇場で公開を開始した。『クレイヴン・ザ・ハンター』は、SSUとしては『マダム・ウェブ』『ヴェノム:ザ・ラストダンス』に次ぐ2024年3作目の劇場公開作品。MCU映画が『デッドプール&ウルヴァリン』のみの公開にとどまる中で、「SSUの年」になると目された一年を締めくくる作品だ。
一部ではSSUの終了も報じられているが、映画『クレイヴン・ザ・ハンター』はどんな結末を迎えたのだろうか。今回はそのラストと今後について、ネタバレありで解説&考察し、感想を記していこう。なお、以下の内容は結末に関する重大なネタバレを含むため、必ず劇場で鑑賞してから読んでいただきたい。また、本作はR15指定作品であり、残酷な暴力と流血描写を含むのでご注意を。
以下の内容は、映画『クレイヴン・ザ・ハンター』の結末に関するネタバレを含みます。
Contents
映画『クレイヴン・ザ・ハンター』ネタバレ解説
3人の名優
映画『クレイヴン・ザ・ハンター』は、裏社会を牛耳るクラヴィノフ家の物語だった。長男で跡取りに指名されたセルゲイ・クラヴィノフと、愛人の子で父から見くびられているディミトリ・クラヴィノフの兄弟と、強権的な父ニコライの軋轢が描かれていく。
クレイヴン・ザ・ハンターことセルゲイを演じるのはアーロン・テイラー=ジョンソンで、MCUではクイックシルバーことピエトロ・マキシモフを演じたことで知られる。弟のディミトリを演じたのは今をときめくフレッド・ヘッキンジャーで、11月に公開されたばかりの『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』でカラカラ役を演じ、初来日を果たしている。
『クレイヴン・ザ・ハンター』は、この二人の好演に加え、父ニコライを演じるラッセル・クロウも迫力の演技を見せている。ラッセル・クロウはDCEUでスーパーマンの父ジョー=エル役、MCUでヘラクレスの父ゼウス役を演じており、SSUのニコライ役でスーパーヒーローものでは3ユニバース目の父役となった。
二人のスーパーヴィラン
映画『クレイヴン・ザ・ハンター』では、二人のスーパーヴィランが登場する。一人目はアレクセイ・シツェビッチで、ニューヨークで受けた強化実験によって薬物の投与をやめるとサイのような見た目に変身してしまう身体を持っていた。
このキャラクターは“ライノ”と呼ばれるヴィランで、映画『アメイジング・スパイダーマン2』(2014) に少しだけ登場。サイのロボットスーツを着てスパイダーマンと衝突したが、その戦いが描かれる前に本編は終わってしまっていた。『クレイヴン・ザ・ハンター』では、原作と同じく化学的な処置によって身体がサイ化するという設定でメインヴィランに選ばれた。SSUが遺した功績の一つと言っていいだろう。
透析用の小さなバッグを背中に背負い、どこにでも愛犬を連れていくメガネのおじさんライノはなかなか良いキャラだ。演じるアレッサンドロ・二ヴォラは『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』(2021) ではマフィアのボス役で主演を務めている。
ライノはかつて狩りに出かけた際にニコライに取り入ろうとしたが、「お前は何者でもない」と言われて拒絶されていた。更に、法に捌けない悪党を殺していたクレイヴン・ザ・ハンターの“リスト”に入り、クレイヴンの映像を入手してその正体がセルゲイだと分かったことで、その弟のディミトリを誘拐する作戦を実行することになる。
もう一人のスーパーヴィランはザ・フォーリナーだ。原作のザ・フォーリナーは1986年に『The Spectacular Spider-Man #116』で登場。スパイダーマンと共に表紙を飾ったこともある。
原作コミックでは傭兵の殺し屋で、基本的には優れたフィジカルと戦闘スキルを持つというキャラクターだ。一方で、アイコンタクトによって相手を催眠状態に陥れる能力も持っている。映画『クレイヴン・ザ・ハンター』でザ・フォーリナーが「1、2、3」と数えると瞬間移動したかのように見える技は、相手が催眠状態に置かれている間に移動したということだろう。
ザ・フォーリナーは師匠であり兄のように慕っていた人物をセルゲイに殺され、クレイヴン・ザ・ハンターを追っていた。その事件を報じる紙面には「ハンターvsヒットマン」と書かれており、その人物が「ヒットマン」というキャラクターであることが示されている。
ヒットマンはあまり有名ではない原作コミックのキャラクターで、1977年に『The Spectacular Spider-Man #4』で登場している。「スパイダーマン」作品出身のヴィランということで、このキャラクターもソニーが映像化の権利を持っていたのだろう。
ちなみにザ・フォーリナーのエピソードが紹介される時に映る新聞は「スパイダーマン」作品に度々登場するデイリー・ビューグル紙で、SSUでは『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021) と『モービウス』(2022) にも登場している。『モービウス』では紙面に「ライノが逃走」という見出しも見られた。モービウスではヴェノムの名前も出てくるため、少なくともこの三作は同じユニバースに属していると見ていいだろう。
『クレイヴン・ザ・ハンター』ラストのネタバレ解説
vs ザ・フォーリナー&ライノ
映画『クレイヴン・ザ・ハンター』では、ザ・フォーリナーがクレイヴンの残した毒矢の成分からクレイヴンの拠点を突き止め、ライノの部隊と共にクレイヴンを襲撃する。セルゲイはこの件に巻き込んでしまったカリプソと共に襲撃に備えることに。
カリプソを演じるのはアリアナ・デボーズで、2024年にはディズニー映画『ウィッシュ』で主人公アーシャの声を担当している。カリプソは原作コミックではセルゲイの恋人で、映画版と同じくセルゲイに神秘の薬を飲ませて能力を与えることになる。コミックではコミックではブードゥー教の巫女という設定だったが、映画版では弁護士で、祖母から引き継いだ神秘の薬とタロットというアイテムが特徴となっている。
クレイヴンはザ・フォーリナーの毒によって絶体絶命の危機を迎える。ザ・フォーリナーは「1, 2,」と催眠のカウントを始めるが、「3 motherf*cka」とカウントを奪って矢でザ・フォーリナーの顔面を射抜いたのはカリプソだった。「1, 2, 3 motherf*cka」というラインは、トーク番組の『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』でジャック・ブラックが見せたオモチャのサックスを使ったパフォーマンスを想起させる。このパフォーマンスは広く知られており、ネットミームにもなった。
そして、クレイヴンはライノとの最終決戦に挑む。ライノは流石に強敵で、肉弾戦ではほぼ勝ち目がないように見える。特にクレイヴン・ザ・ハンターのような近接戦闘タイプは、ライノの硬い皮膚と怪力によって跳ね除けられてしまう。そう考えると、ウェブという飛び道具が使えて、近づかずに拘束して動きを止められるスパイダーマンはライノと相性が良かったのだろう。
だが、ライノにも弱点はある。変身まで時間がかかることと、変身中は全身に激痛が走ること、そして薬品を流し込むチューブを体内に入れるための穴が脇腹に空いていることだ。三つ目の弱点をついたクレイヴンは形勢逆転に成功。最後はやはり近寄らずにライノを拘束してバイソンの群れの中に放り投げるというスパイダーマン的な戦い方で勝利を収める。クレイヴンはスパイダーマンにとっても強敵になりそうだ。
伝説になるか
だが、ストーリーはこれで終わりではなかった。弟のディミトリが自らの手でライノを殺そうとするのだ。セルゲイはこれを止めるのだが、ピアノ演奏者だったディミトリからすれば、ライノは自分の大事な指を奪った憎い相手でもあるはずだ。ライノはそのまま息を引き取るが、ディミトリの主体性を奪ってでも弟を守ろうとしたこのセルゲイの行動もちょっと不味かった気がする。
そして、自分の脱獄時の映像をライノに流したのは父ニコライだと知ったセルゲイは、ニコライのもとを訪れる。老いたニコライはライノには勝てないと考え、ディミトリが誘拐されればセルゲイがライノを殺してディミトリを助けると目論んで今回の計画を実行したのだった。そのためにディミトリのピアノ奏者としての人生は絶たれてしまったのである。
セルゲイは自分の父であるニコライに自ら手は下さなかったが、猟銃の弾を抜き、熊に襲われるニコライを置き去りにする。ここでセルゲイがニコライを殺せば「伝説を殺して伝説になる」というニコライの理論を受け入れることになるという考えもあったのかもしれない。自らの力を誇示し、“伝説”になるために動物を狩ってきたニコライは動物によって生涯を終えることになった。
カメレオンとは誰か
1年後、平穏を手に入れたセルゲイとディミトリはディミトリの誕生日を祝うが、ディミトリは父の組織を引き継いでいた。末っ子が父の組織を解体すると言いながら引き継いでいたというラストは、MCU映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021) のラストを想起させる。
さらに声真似が上手く「カメレオン」と呼ばれていたディミトリは、その姿まで変えられる能力を身につけていた。ニューヨークで処置を受けたと言っているが、おそらくライノに能力を与えた人物として名前が挙がっていたマイルズ・ウォーレンのもとを訪ねたのだろう。
マイルズ・ウォーレンは原作コミックに登場する「スパイダーマン」のキャラクターで、化学の博士。ピーター・パーカーが通う大学の教員だったが、ハイ・エボリューショナリーに遺伝子学を学び、後にジャッカルという名のヴィランになる。スパイダーマンのクローンを作ったことも。SSUではライノとカメレオンを生み出したということで、相当な天才であることが窺える。
カメレオンもまた原作コミックに登場する「スパイダーマン」のヴィランで、クレイヴン・ザ・ハンターことセルゲイの弟という設定だ。原作でもディミトリは兄を喜ばせるためにモノマネを特訓し、誰にでも変装できるようになった。映画版で少しだけ見せる宇宙人のようなフォルムの顔は、原作コミックにおける非変装時のカメレオンの姿と同じである。
実は原作コミックの「スパイダーマン」第1話でスパイダーマンが初めて戦ったスーパーヴィランはカメレオンであり、その後カメレオンは兄のクレイヴンにスパイダーマンを狩るよう依頼する。ここまでの展開だと、徐々にスパイダーマン登場に近づいてきているように思えるのだが……。
「弱さ」を押し付けられた者
なぜディミトリはクレイヴンを拒絶し、カメレオンになったのか。ディミトリは、兄セルゲイと父ニコライは同じだと言い放つ。セルゲイもトロフィー(成果)のために狩りをしているだけと指摘するのだ。セルゲイは自分が強くあれるから、ディミトリに弱くあってほしいと願っているとも。
確かに父ニコライはディミトリの「弱さ」を憎んだが、兄セルゲイはその「弱さ」を愛していたのかもしれない。ニコライは死んだセルゲイの母を「弱い」と吐き捨てたが、セルゲイはずっと母のことを愛し、母の唯一の形見である山に住んでいた。セルゲイは母の姿をディミトリに重ね合わせていたのかもしれない。
「トロフィーワイフ」という言葉がある。男性が自分のステータスを誇示するために妻にした女性のことであり、それは女性をモノ扱いして主体性を奪う行為だ。いわばディミトリはセルゲイの「トロフィーブラザー」であり、セルゲイが強さを誇示して“守ってやれる”存在だった。ディミトリは父との戦いによって兄に勝ち取られることを拒否したのだ。
その「弱さ」を憎まれるのも、その「弱さ」を愛されるのも、本意ではなく「弱さ」を抱えた者にとっては迷惑な話だ。「そのままの君でいい」という言葉が、時には暴力になることもある。ディミトリは「誰にだってなれる」と、ライノも父もいなくなった世界で自由に生きることを兄に告げるのだった。
ちなみにこの一連のシーンが始まる場面でディミトリはピアニストからシンガーに転向したことが明らかになるのだが、この時歌っているのはブラック・サバスの「Changes」(1972) だ。「一番の友を失った」「大事な女性で、心から愛してた」「私は変化の中を生きている」と歌われている曲だ。こんな歌詞の曲をセルゲイの前で歌っている時点で察してやってほしい。それができないのがセルゲイの不器用さなのだろうけど。
クレイヴン・ザ・ハンターの完成
『クレイヴン・ザ・ハンター』のラストシーンは、ディミトリに言われて実家に帰ったセルゲイが父に遺された形見を取りに行くシーン。手紙には「お前は俺で、俺はお前だ」「俺たちはハンターだ」という言葉が残されており、置かれた箱の中にはモフモフ毛皮付きノースリーブジャケットが入っていた。
これは原作コミックにおけるクレイヴン・ザ・ハンターの姿を再現するためのアイテムだ。、原作コミックではクレイヴン・ザ・ハンターはライオンの頭をそのまま使ったジャケットを着ている。このシーンでは壁にかけられていたライオンの頭の剥製がなくなっており、映画版のジャケットもライオンのたてがみを利用して作られたものだと考察できる。
クレイヴンはカリプソが持っていた秘薬だけでなく、伝説の巨大ライオンの血も体内に入っている。自分を作り出した自然を背負い、憎んだ父の遺した言葉を背負い、そして愛した弟を失い、クレイヴン・ザ・ハンターというヴィランは完成する。
ラストカットは、椅子に腰掛け、鏡越しにポーズを決めておニューのジャケットと自分の肉体を眺めるセルゲイ。このナルシスト感は、独りよがりな長男坊ヴィランとしてのセルゲイのキャラをより強める作用がある。繊細な弟カメレオンと我が道をいく兄クレイヴンという兄弟ヴィランの誕生を描き、映画『クレイヴン・ザ・ハンター』は幕を閉じている。
映画『クレイヴン・ザ・ハンター』ネタバレ感想&考察
ソー・ロキ以来の兄弟コンビ
映画『カメレオン』、じゃなくて映画『クレイヴン・ザ・ハンター』は、「スパイダーマン」シリーズを代表する兄弟ヴィランの誕生を描いた作品だった。特にカメレオンことディミトリは魅力的なキャラクターで、スーパーパワーとしての変身能力を得るとともに、父の組織を継ぐ強大なヴィランへと成長した。
原作でのディミトリは愛人の子であったがために家族の誰からも愛されることなく育ち、唯一自分を無視しなかった兄のセルゲイを敬愛していた。また、スパイダーマンことピーター・パーカーを愛するようになり本人に告白するなど、まだまだ広げがいのあるキャラクターだ。
MCUでは、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019) で同名のディミトリ・スメルダコフが登場。がニック・フューリーの部下としてバスの運転手をやっていたが、おそらくMCUのメインユニバース(Earth-616)におけるディミトリの変異体だろう。
MCUにおけるイチャコラ兄弟といえばソーとロキだが、SSUのセルゲイとディミトリの場合は弟が闇堕ちして兄も倒したはずの父の言葉を背負ってしまうというラストが印象的だった。こんな闇堕ち兄弟を主人公として描けるというのは、ヴィランのユニバースであるSSUの最大の強みと言える。
SSUは終わるのか
『クレイヴン・ザ・ハンター』は豪華キャストでアクションも楽しく、ロシアを舞台にした“男たちの愛憎”というコンセプトもなかなか良かった。登場したキャラは皆魅力的で、カップリング要素も申し分ない。だが、今のSSUを取り巻くあれこれによって、なかなか作品そのものを楽しめなくなっているということも事実だ。
『クレイヴン・ザ・ハンター』の公開直前、米The Wrapがソニーの「インサイダー」の話として、ソニーはSSUを終了して「スパイダーマン」作品に注力するという旨の発言を報じた。実際のところ、この“リーク”は公式に発信されたものではないのだが、『クレイヴン・ザ・ハンター』の公開に当たっては作品が続くかどうかではなく、ユニバースが閉じるかどうかに焦点が当たってしまった。
『クレイヴン・ザ・ハンター』に需要があれば、『クレイヴン・ザ・ハンター』だけでもシリーズ化すればよいし、それはソニーの判断次第なのだが、観る方はどうしても「これで終わり」という前提で観るのを迫られることになった。『クレイヴン・ザ・ハンター』が日米で公開された今、ソニーのプロデューサーから公式な発信があることを願いたい。
ちなみに、映画『クレイヴン・ザ・ハンター』の製作費は1億1,000万ドル〜1億5,000万ドルとされている。これはSSUの中でも最高額の規模で、広告費などの回収も考えると最低でも2億ドル以上の世界興収が必要になる。
『クレイヴン・ザ・ハンター』の公開時点で『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は世界興収約5億7,000万ドルを記録したが、『マダム・ウェブ』の世界興収は製作費1億ドルをやや超える1億5万ドルにとどまっている。続編が作られるかどうかは、『クレイヴン・ザ・ハンター』が異例のヒットを飛ばせるかどうかにかかっていると言える。
ソニー「スパイダーマン」の今後
では、ソニーが映像化の権利を持つ「スパイダーマン」関連作品は今後どうなっていくのだろうか。人気シリーズだった「ヴェノム」は三部作で終了。現在制作が進められているのは、「スパイダーバース」シリーズの第3弾『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』だが、こちらは公開時期は未定となっている。
公開日が決定したのは、MCUに属するトム・ホランド版『スパイダーマン4(タイトル未定)』で、2026年7月24日(金) の全米公開を予定している。その翌年に公開される『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』では、マルチバースを跨いでスーパーヒーローが集結することが予想されており、ヴェノムをはじめとするSSUのキャラクターが登場する可能性もある。
ドラマでは「スパイダーバース」に登場したスパイダーマン・ノワールを主人公にした実写ドラマシリーズが製作されている。主演は「スパイダーバース」でノワールの声を演じたニコラス・ケイジが務め、Amazonプライムビデオでの配信を予定している。
このように、ソニーの計画としてはスパイダーマンを主人公とした企画が進められていることが分かる。だがSSUでは、『モービウス』でSSUに合流したバルチャーことエイドリアン・トゥームスや、『ヴェノム:ザ・ラストダンス』に登場した大ヴィランのヌルなど、解決されていない要素がまだ残っている。
ヴァルチャーが示唆したスパイダーマンの宿敵となるヴィランチーム、シニスター・シックスの結成は、「スパイダーマン」ヴィランの映像化の権利を持つソニーにしか実現できないことだ。一方で、MCUでは2025年3月からドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』の配信も始まり、スパイダーマンの宿敵キングピンも再び存在感を見せている。
今後のSSUと実写版スパイダーマンはどうなっていくのか。今は公式なコメントが出ることを待ちつつ、『クレイヴン・ザ・ハンター』で描かれたディミトリ&セルゲイを楽しもう。
映画『クレイヴン・ザ・ハンター』は2024年12月13日(金) より全国の劇場で公開。
『クレイヴン・ザ・ハンター』オリジナルモーション・ピクチャーは配信中。
『クレイヴン・ザ・ハンター』ディミトリについての解説&考察はこちらから。
『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ラストの解説はこちらの記事で。
『ヴェノム4』について監督が語った内容はこちらから。
トム・ホランド版『スパイダーマン4』についての情報はこちらから。
『マダム・ウェブ』ラストの解説はこちらから。
『モービウス』ラストの解説はこちらの記事で。
