『スケルトン・クルー』公式予告が公開
米時間2024年8月9日(金) より開催されているディズニーのファンイベントD23に合わせて、ドラマ『スケルトン・クルー』特報映像が公開された。また、米ディズニープラスでの配信開始日は2024年12月3日(火) 、日本のディズニープラスでは12月4日(水) 配信開始と発表されている。
『スケルトン・クルー』は、「スター・ウォーズ」ドラマ最新作で、ドラマ『マンダロリアン』(2019-) と同じ時代を舞台にするということもあって注目を集めている。今回公開された特報予告には、新共和国の時代を舞台に子ども達が宇宙での冒険に旅立つ様子が収められている。
『スケルトン・クルー』の舞台は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983) と『エピソード7/フォースの覚醒』(2015) の間に位置する新共和国の時代。帝国の崩壊により、銀河には一旦の平和が訪れたが、『スケルトン・クルー』に登場する子ども達はなんだか退屈そうだ。
冒頭の学校のシーンは無機質な管理社会じみたディストピアな光景が広がっている。『マンダロリアン』でも紹介された新共和国の負の側面だ。教師は「明日のテストであなた達の将来が決まります」と脅しをかけている。そうなれば子ども達も冒険がしたくなるというものだ。
子ども達は「本物の冒険」を求めて森の中へ入っていくと、そこには何かの入り口が。子どもの一人は「失われたジェダイ聖堂だと思う」と発言するが、それは宇宙船だった。起動した宇宙船は飛び立ってハイパースペースジャンプをしてしまう。船の中には『ローグワン』(2016) に登場したK-2SOに似たドロイドもいる。
子ども達は宇宙で迷子になり、牢屋に入れられるが、そこで本物のジェダイと出会うのだった。このジェダイを演じるのはジュード・ロウだ。帝国後が舞台の『スケルトン・クルー』の時代には、ルーク・スカイウォーカーやアソーカ・タノら少数のジェダイしか生き残っていないはず。ジュード・ロウ演じるジェダイは一体、どこからやってきたのだろうか。
なお、予告編で登場したドロイドは航海士ドロイドのSM-33で、船の名前はオニキス・シンダー号であることが公式の発表で明らかになっている。子ども達が乗り込んだ船はどこから来てどこへ向かうのだろうか。子ども達の冒険を描く『スケルトン・クルー』のジュブナイルと、「スター・ウォーズ」の歴史がどのように交差するのか、そして『マンダロリアン』からディン・ジャリンやグローグーは登場するのか、期待が膨らむ。
ジョン・ワッツ監督が語るテーマ
ドラマ『スケルトン・クルー』を手がけるのはMCU「スパイダーマン」シリーズを手がけたことで知られるジョン・ワッツ監督。『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)でタッグを組んだクリストファー・フォードが脚本を手がける。製作総指揮には、ルーカス・フィルム社長のキャスリーン・ケネディ、『マンダロリアン』などを手がけてきたジョン・ファヴローとデイヴ・フィローニが名を連ねる磐石の布陣だ。
監督を務めるジョン・ワッツは、米スター・ウォーズ公式に「ストーリーのコアは自分の世界よりも大きな世界を冒険したいという気持ち」とし、「それは何歳であっても共感できるものだと思います」とコメントしている。脚本を手がけるクリストファー・フォードは、「新しいキャラクターたちを初めての冒険に送り出すというのは魅力的なことで、彼女らが時間とともに成長していく姿を見ることができます」と魅力を語っている。
キャスト陣は、子どものウィム役をラビ・カボット=コニャーズ、ファーン役をライアン・キーラ・アームストロング、KB役をキリアナ・クラッター、ニール役をロバート・ティモシー・スミスが演じる。謎のジェダイであるジョド・ナ・ナウッドを演じるのはジュード・ロウ。ドロイドSM-33の声はニック・フロストが担当する。
「スター・ウォーズ」の宇宙で繰り広げられる新たな物語を描くドラマ『スケルトン・クルー』。米ディズニープラスでの配信開始日は2024年12月3日(火) ということだが、ドラマ『アソーカ』(2023-)、『アコライト』(2024) と同じパターンで、日本時間では12月4日水曜日朝の配信ということになる。
ドラマ『スケルトン・クルー』は2024年12月4日(水) より、ディズニープラスで独占開始。全8話で初週は第1話と第2話が同時配信される。
Source
StarWars.com
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