『ラブ、デス&ロボット』シーズン2 マイケル・B・ジョーダン主演「避難シェルター」の裏側が明らかに | VG+ (バゴプラ)

『ラブ、デス&ロボット』シーズン2 マイケル・B・ジョーダン主演「避難シェルター」の裏側が明らかに

Netflix

配信を開始した『ラブ、デス&ロボット』シーズン2

Netflixの人気SFアニメアンソロジーシリーズ『ラブ、デス&ロボット』のシーズン2は、2021年5月14日(金)より全8話の配信を開始した。コロナ禍を挟んで2年以上の歳月を経て公開されたシーズン2は、シーズン1と比べてそのボリュームに物足りなさを感じた方もいるかもしれない。それでも、圧倒的なクオリティのアニメーションで視聴者を楽しませてくれた。

そんな『ラブ、デス&ロボット』シーズン2よりメイキング映像が配信されている。Netflixの公式YouTubeチャンネルは、俳優のマイケル・B・ジョーダンが主演を務めた「避難シェルター」の解説動画を公開。「世界の中心で愛を叫んだけもの」で知られるハーラン・エリスンの同名SF短編小説をリアルに映像化した同作の制作の裏側が語られている。

マイケル・B・ジョーダン主演の「避難シェルター」

大のアニメオタクとして知られるマイケル・B・ジョーダンは、シーズン1の全話をイッキ見したと話す。「避難シェルター」でマイケル・B・ジョーダンが演じたのは、荒れ果てた惑星に不時着した主人公のテレンス。動くもの全てを標的にするロボットとの緊張感あふれるサバイバルゲームを繰り広げる。マイケル・B・ジョーダンが見せる圧巻の演技が見どころの一つだ。

『ラブ、デス&ロボット』で製作総指揮を務めるティム・ミラーは、この緊迫した映像における演出のほとんどはマイケル・B・ジョーダンの“顔面”で表現されることを指摘。映像ではモーションキャプチャーとCGアニメーションを組み合わせた映像制作の過程が公開されている。

「避難シェルター」の監督を務めたアレックス・ビーティは、皆がよく知っているマイケル・B・ジョーダンのCGアニメーションを作り出すことが、本作の最も大きな試練だったと語る。マイケル・B・ジョーダンは『ブラックパンサー』(2018) など様々な大作映画に出演してきた。少しでも見慣れない動きが入れば視聴者はすぐに違和感を感じ取ってしまう。特に表情については“不気味の谷”を越えるために、非常に細かい動きまで取り入れていたことが明かされている。

『ラブ、デス&ロボット』シーズン2は、18話が収録されたシーズン1から一転してわずか8話のみの構成となったが、全編ストップモーションアニメとして制作された「聖夜の来客」など、非常に手の込んだこだわりのアニメーション作品が収録されている。多種多様な物語を見せてくれたシーズン1に続き、シーズン2はアニメーションの新境地を見せてくれた。既に配信が決定しているシーズン3ではどのような進化を見せてくれるのか、2022年の配信開始を期待して待とう。

『ラブ、デス&ロボット』シーズン2はNetflixで独占配信中。

『ラブ、デス&ロボット』(Netflix)

 

VG+編集部

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